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古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

木の花

2009-09-05 12:17:21 | 庭の植物
天気がよくなった。嬉しい、早速昨日の生乾き干瓢をベランダで
干す。大分干瓢らしくなった。上手くいくかも・・・。

夏から秋にかけてひっきりなしに咲いている、ムクゲ。
一斉には咲かないので、ずいぶんと長く花を楽しめる。
白いのやもうすこし赤味を帯びたものもあるが、我が家のは
濃いピンク。花も大きい方だ。木の花は人の手を経てない
昔のままという感じがして好きだ。色もやはり自然だ。
20数年ですっかり根をはり、大木になった。近くに植えて
あったものは皆ムクゲにエネルギーを吸われてしまったのか、
元気がない。

あすのレッスンに向けてチェンバロを練習し、飽きると窓から
狭い手入れの届いてない庭を眺める。のばしのばししている
庭の草取りをせねば・・木製の花壇柵はもう寿命がきているし
寒くなる前までにしなくては・・ということが山ほどある。

午後もまた練習。リコーダーもチェンバロもレッスンはとても
楽しい。前日になるといつもこの調子で練習していたら、いいの
に、と思うが、この切羽詰まった感じも好きだ。
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のうぜんかずら

2009-07-19 11:04:29 | 庭の植物
昨年、家の壁一面の蔦を大工さんに一掃してもらい、その際
やはり一階の屋根一杯に伸びでいた「のうぜんかずら」
も取った方がいい、と言われた時は本当に身を切られる思い
だった。でも雨どいをつまらせたり、ペンキを剝したりと
いうことになると諦めざるを得ない。
バッサリ切られた時はショックだったが、春に残った枝から
新芽がつき、またいつものように葉が伸び始めほっとしていた。
今年は昨年より一週間くらい早く花が咲き始めた。つぼみが
開くときポンと音がしそうだ。

夏らしい花。これに立ち葵、向日葵、カンナ鶏頭、ダリア
さるすべり、夾竹桃・・、などそろうと日本の里山の夏の光景。

今日は土用の丑の日。昨日とはうってかわって蒸し暑くなりそう・・
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ギボウシ

2009-06-27 14:09:29 | 庭の植物
真夏の暑さが続き、庭の木々も水が欲しそうだが、
土の下はまだ先頃の雨がしみこんでいるだろうから
大丈夫だろう。でも鉢の植物はそうはいかない。
いったん干からびてしまうとなかなかもとに戻らない
こともある。
鉢植えのギボウシの葉からは「水をください!」と
合唱が聴こえてきそうだ。

大昔イギリスにいたとき、芍薬、アジサイ、など
日本的だと思っていた植物があるのに驚いたが、
日本原産のギボウシなどはヨーロッパへ輸出され
品種がたくさんできているという。
かのシーボルトが持ち帰った日本の植物のうちの
一つかもしれない。

鉢で育てたギボウシ、株分けしなければ・・と思う
のだがいつも時期を逸してしまい、今や鉢から
はみ出さんばかりになった。冬に葉は全くなくなって
しまうが、春になると芋のような根から必ず若い芽が
出てくる。やがて葉が茂るのだが、この時期はいまか
いまかと蕾ができるのを待つ。こんな待たされても
花の命は短く、あっけない。

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早春の花

2009-04-02 17:59:22 | 庭の植物
風邪がなかなか去ってくれない、今日も自宅の郵便
ポストまで「外出」。やはり年のせいか、治りが遅く
なってしまった。なんでも加齢のせいになることが
多くなったこの頃。自然と体重が1・5kg減少した
のは嬉しい。目標にはまだ程遠いけど・・・

昨年の秋に玄関脇にほんの少し植えておいた球根のことを
すっかり忘れていたが、冬の寒さをぐっと耐えて出てきた
のは青、ピンク、白の可憐な花ニラだった。真っ先に咲いた
のは青。あとはもうすぐ出番のムスカリ、アネモネと続く。
今日は庭仕事によい陽気であったのに。

春の訪れの遅い東北だが、仙台の桜は例年より1週間早く、
6日が開花とされている。これに合わせたように娘が帰省
するので、早く風邪をなおし、一緒に浮かれ歩きたい。
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山茶花

2008-12-24 11:55:38 | 庭の植物
冬枯れの風景の中、山茶花の赤、ピンク、白の花は目に付く。

我が家は建売住宅でこの一帯は皆似たような家が並んでいたが、
既に25年以上建っているので建て直す家が急速に増え家並みの
「調和」を破るようになってきている。特に同じ人が住まない場合は
植木も根こそぎ取り去られ、一旦更地になってしまうので心が痛む。

垣根に関してもそうで、この辺は当初、仙台市の緑化運動の
一環として垣根モデル地区に指定され、生垣でないとダメだった
のが、この頃では金属フェンスに変える家も増え、とうとう
隣家は我が家との境にブロックを積み、その上にフェンスを
つけてしまった。年々剪定が大変、根が張りすぎた・・と言う
理由なのでもっともなのだが、やはり寒寒とした柵をみるにつけ、
昔の垣根モデル地区だった頃の新興住宅の若々しいエネルギー
はもうなくなってしまった・・と残念な気がする。

山茶花は椿と同類だが、ポトッと落ちる音が聴こえる漱石の
「それから」の不吉な冒頭部分もそうだが、濃い赤い椿には
血生臭さが付きまとう。に比べ、山茶花は笑いあっているような
陽気な雰囲気を感じるのだが、単に先入観のせいなのかしら・・?
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かりん2つ

2008-11-29 10:59:54 | 庭の植物
庭のかりんが黄色く色づき、いつとろうかな・・と思って
毎日見ていた。昨日一日中降り続いた雨も上がり、今朝は
爽やかに晴れ上がったので、イスを出してきて思い切り
手を伸ばしてどうにか二つ収穫。
他の果樹と同じく年々収穫が減ってしまったので、なんだか
いとおしい。いつもまだ実の小さい時に、台風がやって来て
一瞬のうちに落としていったものだが、今年はそういえば
台風もこなかった。やはり気候が変になっている。

果実酒にしても飲む人もいないので、ジャムにすることにした。
生のままでは渋く酸っぱくて食べられない。それに硬いこと。
皮はとても渋いがこの渋さも自然の恵みなので皮付きのまま
薄くスライス。ひたひたの水にいれ柔らかくなるまで煮、一旦
取り出し、煮汁に種(ペクチン)をいれ濃度がついてきたら種を
除き、実と実の半量の砂糖をいれ、すこし煮て完成。
前作ったときには煮ている間に黄色から赤く色が変わったのだが、
今日のは黄色のまま・・不思議だな。
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ツタの取り残し

2008-11-18 14:24:40 | 庭の植物
家の西側の壁にまだツタが残っていた。やがて葉は落ちて
しまうし、取ろうと思えばまだ手が届くのでしばらく
このままにしておこうと思う。

東側一帯の壁に見事な葉を繁らせたツタは今はもうない。
たった2本のツタを面白がって植えたのが、2階屋根まで
到達したのだからまったく驚異的。
元の2本の根は直径3cmほどの山芋状になり、とぐろを
巻いていた。この芋から地中の水分を吸い上げたのか・・
気が遠くなる。

ツタが絡んでいるとボロ家も趣がでたのだが、ツタを
剥した後、軒のペンキまで剥れてしまい、みすぼらしくなって
しまった。早急に塗装してもらわないと雨が沁みてしまう
と大変だ。何もかもメンテナンスの必要な今日この頃。
これから何時まで住むかわからない家の維持費が恐ろしい。
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見納め

2008-11-13 14:53:31 | 庭の植物
10数年来、夏ツタを家の壁につたわせている。冬はすっかり
葉が落ちるが、春先からぐんぐん伸び始め、夏は緑の葉っぱが
繁り、涼しげだし、実際温度を下げる効果もある。10月から
は紅葉し始め、今は盛りを過ぎ、毎日大量の落ち葉掃き。

ツタを見ながらいい気分になっていたのだが、出入りの植木屋
大工さんの両方から取らないと家を傷めてしまい、とり返しの
つかないことになりますよ・・といわれてしまった。
でもツタの絡まる壁はとても気に入っていたので、なかなか
取ってしまう決心がつかないでいた。レンガやコンクリート
ブロックにくっついているのなら問題ないのだが、我が家は
モルタル吹き付けの壁。一度も吹き付けし直してないから
モルタル自体も強度がなくなって強力なツタに負けそうに
なってきた。ツタの吸着力おそるべし。そろそろ諦め時か。

おまけに屋根まではびこった「のうぜんかつら」も切った方が
いいですよ、と言われてしまった。こちらも屋根にたまる葉の
始末に困る。

こちらが老人になってきたせいもあって植物の成長の速さを
今まで以上に感じさせられる。
らい年は「のうぜんかつら」の花をたくさんみられないかと
思うが、でも切れば切るほどまた伸びていくかもしれない。
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秋の花 2

2008-10-03 09:33:46 | 庭の植物
昨夜あたりからふーっと初秋の匂いが漂ってきた。
いよいよ金木犀のシーズン。仙台では10月1日前後に
匂いだすので今年は少し遅れたようだ。
わが団地は特に沢山金木犀が植えられているので
最盛期は頭が痛くなるような匂い(臭い?)になる。

初秋の花、秋明菊も咲きそろって「秋だなぁ・・」と思う。
ほったらかしの裏庭には小菊がひっそり咲いていた。

数日晴天続きで乾燥しているので虫干しにはもってこい。
寒くなるまでにしておきたい片付けもあるし、普段より
働かざるを得ない。今日は午後から4人でリコーダー練習。
こんないい天気なのに室内にいるのは勿体無いような日だ。
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猩猩緋

2008-09-26 17:00:42 | 庭の植物
庭の腐葉土の上に真っ赤なキノコを発見。
キノコには全く詳しくないので、図鑑で調べたら
どうやら 「べにかさ」というらしい。
傘の色は少し黄色の入った赤。赤にもいろいろな
赤があり、こういう時、めくりたくなるのが
「日本の伝統色」といういわば色見本帖の本。

これによると「猩猩緋」に近いことがわかった。
猩猩はサルに似た想像上の動物でその血はもっとも
赤いとか。中国ではあざやかな紅色を「猩紅」と
呼んでいるそうだ。そういえば「猩紅熱」の赤。
この頃きかないが、子供の頃近所の子供がこれに
罹って大騒動になり怖かった・・・

色についての名前がたくさんあるのは日本ならでは
と思ったが、英名も負けてはいない。でも花の名前等
具体的なものに何かつけたのが多く、甚だ味気ない。
猩猩緋の英名は[Poppy Red]。なんだ、という感じ。

「利休鼠」青みの灰緑色[Celadon Gray]
これなんかは想像すらできない。
「利休茶」黄みの鈍いオリーブ色[Dusty Olive]
と同様利休に関係ないそうだ。

結局英名のほうがわかりやすかったりして。
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秋の花

2008-09-25 16:02:43 | 庭の植物
我が庭の秋の花といったら 秋海ドウ、ホトトギス、秋明菊。
秋海どうは昔、日本家屋の玄関脇などすこし湿った暗い所に
植えられていたものだ。
ハート型の綺麗な緑の葉に淡紅色の花。
蕾が可愛らしく開く時にはパチンと音が出そうだ。
ベゴニアも同じ仲間だけれど、やはり秋海どうの楚々とした
美しさにはかなわない。

この花は昔から好きだったけれど、昔は嫌いだったホトトギスも
年をとって来たら好きになってきた。食物もそうだが年齢と共に
嗜好が変わっていくようだ。

ホトトギスは子供の時実家にあったのだが、この斑点が気持ち
悪くて、ろくに見もしなかった。数年前友人宅で見て懐かし
がったら、分けてくれた。以来毎年株を増やし続けている。
百合と同じく種が飛んでも増えるらしい。思いがけないところ
から出てきてもう花までつけている。

今年も1メートル以上に成長し、秋の訪れと共に咲き始めた。
白花の斑点なしもあるが、この紫のほうが断然繁殖力がある。
鳥のホトトギスの姿はまだみたことが無い。

あと秋明菊が咲けば秋本番となる。
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残暑

2008-08-29 17:02:38 | 庭の植物
こちらでは七夕後涼しい日が続き、25度以上になっただけで
暑いと思えるこの頃。折からの豪雨で湿度は高いが、晴れた
ので少し庭を片付けようと動いたら、たちまち汗が出てきた。
庭はあっというまに雑草で覆われてしまっている。

ローズマリーが元気よく、青色の花をつけた。春から何回も
咲いてとってもとっても生えてきて、生命力旺盛。
部屋の空気がじめじめしてよどんでいるので、少し切って
部屋におくことにする。

昔まだハーブがあまり知られていない時、小説でマンネンロウ
というのが出てきてなんだろうと思ったが、これがローズマリー
のことだった。タイム=じゃこう草、バージル=メボウキ・・
なんていうのは今や外来語のままでないと返ってわからない。

ピーター・ラビットのお母さんがピーターに飲ませた「かみつれ」
の煎じ薬はカモミール茶のことだった。
ハーブブームはガーデニングブームの少し前からあったよう
だが、ポプリという言葉もよくきくようになり、サシエという
匂い袋やポマンダーという穴のあいた陶器の入れ物もみる
ようになった。イギリスの小さなお土産によかったのに・・
今ではよくみかけるようになってしまった。

今日は香辛料のきいた、カレーを作った。
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鉄砲百合

2008-08-25 19:46:07 | 庭の植物
昨日のような激しい降り方ではないが、一日中雨だった。
庭の木々草花も水分をたっぷり含んで重さを増しているように
見える。昨年と同様庭のあちこちから百合が伸びてきて
花をつけだした。球根を植えたわけでないところから生えて
くるのだ。一方、もともと球根を植えて毎年咲いていた百合が
全く咲かなくなってしまった。山にだって咲いているから
球根を植えなくても咲くということか・・
でも庭になんと7箇所も。昨年より増えた。
wiki によれば「種を多くつけ、風で運ばれて分布をひろげる。
水はけがよく明るい草原や荒地に到達すると根ついて葉を
伸ばすが、初年度には数枚の葉を出すだけで、球根が充分に
太ると翌年以降花を咲かせる」
まさにそのとおりなのだ。
【草原や荒地】化しているわが庭では条件が揃ったのだ。
来年はまた思いがけないところからの出現を期待。
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ギボウシ

2008-08-19 10:23:29 | 庭の植物
今朝からの大雨で庭のギボウシが心配になってきた。
丁度やっと花が咲き始めたところなのだ。
「たまのかんざし」という種類で、白い花は百合に似た
匂いがする。中国産で「玉簪」というそうだから同じだ。

半日陰か日陰がいいというのに、10数年前知り合いから
頂いて、日向に植えてしまった。そのせいかあまり株も
増えず、緑の色もイマイチ。でももう今年は咲かないのかな
と思っていると葉っぱの中から突然茎が伸びてくる。

こうしてあとは花が咲くのを待つという楽しみを貰う。
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のうぜんの花

2008-07-25 09:00:39 | 庭の植物
夏空に映えるオレンジ色の漏斗型の花。
この季節に至るところで目にする。蔓性なので他の木に
しなだれかかり巻きついたり、我が家のように屋根まで
這っていく。

昔、信州で真夏この花をみてから、家を建てたら植えたいと
思っていた。うだるような夏の日差しに負けず、あちこち
千手観音の手のように咲く。

夾竹桃、百日紅とともに日本の夏を彩る樹木。
「のうぜん」は漢字で凌肖(肖に雨冠でリョウショウ)と
書くようなのだが、「空をしのぐ」という意味とのこと
なので、なるほどと思った。

ところが雨にたたられ、ここ数日は青空にくっきりという
わけにはいかない。毎日花がポトリ、ポトリと落ちていく
ので、集めてはなんだかもったいないような気がしながら
捨てる。

夾竹桃とともに樹液が有毒なそうだ。そういう目でみると
急に妖しげな花に見えてくるから不思議だ。
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