えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

オペラ座の怪人

2010-03-19 23:25:46 | 徒然なるままに
渡米前に、友達に言われていた。
「劇団四季でみたオペラ座の怪人が素晴らしくて、CDを買った」と。
彼女は、一緒にちょうどやっていた映画を観にいかないかと誘ってくれたのだけど、
まーったく当時は興味がなく、行かずじまいだった。
劇団四季のその看板も、なんとなく怖くて、ストーリーもあまり理解しないまま
拒否してたのかもしれない。

それが、NYに渡って、
ロングラン公演を続けているという「オペラ座の怪人」にちょっと興味がわいた。
が、子供に聞いてみると、「怖そうだから行きたくない」という返事。
機会があったら、行ってみるのも悪くないかもと思い、
まずは、角川文庫からでていた本を購入した。

で、すっぽりとはまってしまった。
夢中で読んだ。
これほど、夢中に読んだ本も久しぶりだった。
たぶん、「ダビンチ・コード」以来。

ある夜、日本のテレビ番組で、「オペラ座の怪人」が前編・後編として放映されていて
その録画を観ることとなった。
深夜であるということも忘れて
停められなくなり、見終えてしまった。
見てからも興奮がさめず、音楽が、いくつものシーンが頭に焼きつき、離れなくなった。

こうなると、ブロードウェイはどうしたって観にいかなくちゃと思い
機会をうかがっていた。
ある夏、子供たちが泊まりのサマーキャンプにいくのにあわせて
チケットを早々にゲット、素晴らしく良い席が取れた。
めったにないチャンス!
これだけのロングランであるのに、いつも、いい席が埋まっていた。
だいたい、一人だといい席も空いていることがあるのだけど
なぜか「オペラ座の怪人」だけは、一人でも、なかなかなかった。

ところが、思いがけない病気により、観にいけなくなり
チケットは、他の方に差し上げることとなった。

そして、その翌年、ちょうどこの時期だったかな、
ブロードウェイのほとんどの公演を半額でみられるというセールをやっており
それを狙って、一席ゲットした。
席は、オーケストラではあったが、前から17列目くらいになってしまった。

公演前の長い列には、思いがけず、うちの子たちより小さい子も家族で並んでいる姿がたくさんあった。

期待に期待を重ねたブロードウェイは、期待を少々裏切る形となった。
残念ながら、映画の方が勝っている。
でも、帰りはやはり音楽が頭からはなれず、ラストシーンと
船でふたりが去っていくシーンが頭についた。

帰国後、またもう一度みたい病が発生。
ブルーレイが主流になってきた日本、DVDをかなりあたってみたけれど
新品では入手が不可能だった。
質のよい中古をやっとアマゾン経由でゲットできた。
ここ数日、楽しんでいる。
「ゴースト」も映画で感動して、どうしてもほしくて、DVDを買ってしまったけれど
これは、さらにその上をいっている。
英語で繰り返し観るのだから、そこそこいい勉強にもなっている??

また近々、本を読み直すことになると思う。
ストーリーの深さは、やはり本でしか味わえない。
本を読みながら、音楽が頭を駆け巡るのを想像するだけで、身震いがする。

来週、会うことになっているその友達には
この一連の流れを説明しなくては、と楽しみにしている。
やっとわかってくれたわね、といわれそうだけれど。








Taylor Swift

2010-03-19 23:04:44 | 徒然なるままに
帰国前の夫にお願いして、Taylor SwiftのCDを買ってきてもらった。

日本では、今、洋楽で売り出している?というかテレビに出てきたりして宣伝をしているアメリカの女性ボーカリストとしては、
Norah Jonesかな、と思うのだけど、
ゆったりとしたリズム、ちょっとハスキーがかった声ともに
私はあまり好きになれずにいる。
口ずさむには、こちらの方が楽だとは思うのだけど。

Taylor Swiftは、ほんとに若い。
そして、かなり若い世代に人気があるけれど
けしてまねできないからこそ、その声の透明感、リズムが好きで
帰国前に買って帰ろうと思いながら、買いに行く時間がなかった。

お願いしていたCDは、プラチナ・エディション版にバージョンアップされていた。
これしかなかったのか、これをあえて選んでくれたのかは、わからないのだけど
ちょっと嬉しい。

同じトーンで口ずさむことは出来ない高さだけど
だから聞いていて心地いいのかな。
繰り返し毎日聞いている。

話はまったく違うけれど
二女が、今年度いっぱいで東京に転校するクラスメートのお別れ会と
クラス解散のお別れ会をするのに
音楽担当となった。
もうひとりいるらしい。
好きなCDを何枚か持ってくるようにという先生の指示があり
二女が選んだのは、大塚愛やBoAをいれたバラエティCDだった。
しかし、そこには、4年くらいのギャップがある。
渡米する前に作ったものだ。
で、これも持っていったら、と手渡したのは
「ハイスクール・ミュージカル」。
残念ながら、四国エリアは、J-COMが入らない。
NTT系列でテレビをつなげば、ディズニーチャンネルはつながるし
地域によっては、ディズニーチャンネルが入るケーブルテレビも四国にもあるのだけど
さらに残念なことに、なぜかテレビトクシマ(ケーブル)は、入らない。
なので、知名度も低いかな、という危惧を持ちながらではあったけど、いちおう持たせてみた。

翌日、ボーカルのないものも持ってきてくださいといわれたようで
モーツァルトCDや、ベストクラシックのようなものも持参。

そして、リハーサルの昨日、
いちばんうけたのは、「ハイスクール・ミュージカル」だったようだ。
ちょっとほっとした。






春休み一日目 ~イースターエッグ~

2010-03-19 22:46:42 | 徒然なるままに
二女はまだ学校、昨日卒業した長女のみが春休み突入となった。

昨日は、卒業式のあと、友達の家にいき
プリクラをとり、カラオケに連れて行ってもらったとのこと。
これが日本のスタイルかぁ、とちょっとびっくり。
撮れたプリクラは、別人。
髪型と体型だけ本人、って感じの
肌色修正、眉毛修正、アイメイク入り、まったく別人の姿になっておりました。

カラオケでは、卒業式や6年生を送る会でみんなで歌った
「遥か」や「世界にひとつだけの花」などをみんなで歌ってきたとのこと。
なるほど、ちょっと青春めいているのかもしれないな、と思った。

夕方、雨が降ったのでと、その友達の家においてこさせてもらった自転車を取りにいき
昼からは、以前の学校の友達が母子で遊びに来てくれるのを楽しみにしていた。

3年半ぶりの親子での再会、
はたして、予想どおり、大きくなったお互いに目を見張り
言葉はでない。
喋るのは母のみ。
初めて会う子同士のような感じ。

きっとこうなるだろうと予想をしていた本人は、
パパが買ってきてくれたイースターエッグのカラーペイントキッドをつかって
イースターエッグを一緒に作るのだといって、
卵の中身を吸い出すことは、難しく、ゆで卵をたくさん作ってた。

さっそく、作業開始。
コスコの薄手手袋をはめて、エッグパレットに色を出してつけていく。
なにやら、ボーリングの球のようなマーブルっぽい紫色のエッグが仕上がっていた。
乾かして、さらに色をのせていくのかと思いきや、
完成といって、おやつを食べ
子供部屋にいって、ゲームを始めた模様。
やっと声が聞こえてくるようになった、控えめではあるが。

母同士は、もともと彼女もNYに滞在したことのある主人同士も同じ会社の方の奥さん、ということで
NYでの話題で盛り上がった。
話し上手、聞き上手の彼女との時間は、あっという間に過ぎていき
もっともっと聞きたいことも、話したいこともあったのだけど
お別れの時間となってしまった。

と、そのまえに、
持ち帰るかと思ったエッグを、ふたりは皮をむきはじめ、
中の白身もほんのり染まっている部分があるけれど
気にせず食べ始めた。

「大丈夫なの?」と聞くと、
アメリカの先生も食べてた、と平然とした顔でいう。
ふ~~ん、いわゆる中身を抜いて芸術的に仕上げたイースターエッグだけが
文化ではなかったのね、とちょっと安心。

それにしても、滞米中は一度も家ではカラーリングなどやらずに来たけれど
意外と簡単で楽しめたようで、よかったみたいです。

お友達を見送ったあと、まもなく帰宅した二女を
第二弾を作り、その卵は、帰宅した夫のディナー皿に追加でのせられておりました。