えりはな の 「いま」を伝えたくて

「いま」目の前にある感動や景色をたくさん伝えたくて、ここを作りました。

日本のテレビ

2009-05-30 12:16:28 | ニューヨーク新生活
「JNet」というPC回線を通して、日本のテレビ番組をオンタイムで放映している会社があり、ずっと利用してきましたが
ある日突然、アクセスできなくなりました。
まったくつながりません。

それをめぐって、いろんな掲示板がたちあがり
かなり過激な論争(JNetの人は入ってないところが問題)になっています。
著作権にとうとう触れて、サーバーが強制停止されているとか
回線増設工事でトラブルがあり、ストップしているとか
いろいろと書いていますが、
まったく業者からも連絡がなく、すでに3週間近くがたとうとしています。

自動引き落としの代金5000円(NHKこみ)は、すぐにクレジットカードに
返金されていたので、ちゃんとした会社だとは思うのですが
ひとこと説明があってもいいのでは、と待っています。
説明よりなにより、日本にいた時より観ているのでは?と思うテレビが
急に観れなくなった不便さをうめたい、という思いの方が強いのかも。。。。

楽しみにしていた「Mr.Brain」も始まってしまいました。
もちろん、こちらの日系スーパーやレンタルやさんでも借りれるのですが
おいそれとはありません(貸し出し中)。
ずっとみていたある教育番組もみれなくなり。。。。。

お願いです。一日も早くもとどおりに戻してください。

とうとう?!

2009-05-30 12:06:21 | ニューヨーク新生活
豚インフルエンザ、どこか遠い国ことのように思っているところもありましたが
とうとう同じタウンのミドルスクールで出た、しかも、知っている方のお子さん、
というニュースを昨日、子供のチューターから聞きました。
チューター(家庭教師)が同じ、日本人の間をまわっているアメリカ人のチューターは
思わぬところでつながっているもので、
それで、わたしもその話しを知ることに。

ものすごい高熱で、びっくりした。
すぐに病院に連れて行ったようよ、気をつけなさい、と
言い残し帰っていきました。

そして、今日の夜、仲のいい隣町のお友達から電話が。
息子が学校から帰ってすぐに吐いて、その後、高熱が続いている、
解熱剤を飲んでも2時間くらいしか持たないし、38度までしか下がらない、とのこと。
これは、やはりそうかも。。。と思いつつ
ご家族に感染してないことを祈りつつ、早い回復を願っています。
明日、病院に連れて行って、結果をまた連絡するね、とのこと。
学校へ提出する宿題を預かることになりました。
宿題さわった手はすぐに洗ってね、といわれましたが
たしかに、ドアノブや机を感染者が口元を押さえた手でさわって
そこを障って顔に手を持っていった人が感染するという
日本の厚生省のガイドラインにありますが、
仮に机についたウイルスは、何時間生きているのでしょう??

あるミドルのプライベートスクールでは
2日間学校を休校して、学校内の除菌を行ったと聞きました。

十分な睡眠、バランスのいい食事、手洗いうがい、人混みをさけるなどで
なんとか乗りきれる、もしくは軽症で済むようになるといいのですが。

ギランバレーと豚インフルとの関連を今日主人が指摘し
人の心配より、自分の心配をした方がいいぞ、と釘をさされました。
たしかに、インフルエンザより、わたしは、そちらの方が怖い。
もう、二度とあんな想いはしたくないし、まわりに迷惑をかけるわけにもいかない。

送別会ラッシュ

2009-05-30 11:57:04 | ニューヨーク新生活
夏の帰国や移動の方が今年はとても身の回りで多くて
来週は、月から金まで一日をのぞき毎日誰かの送別会です。

8月末移動が危なげなうちの場合、
まだどうなるのかもわからず、そんな状態で人を見送るのも落ち着かないなぁと
思っていましたが
そんなこともいっていられなくなりました。
6月の最終週の前の週には、長女はエレメンタリーを卒業します。
二女も今学期が終わりになる。
早帰りも始まるし、夏休みが目前に迫ってきました。
5月のカレンダーをめくると、もう夏は目の前です。

送別の品に毎回頭を悩ませています。
NYが長い人は、なんでも持っているような気がする、
記念になるものは、自分で買っているだろうし
かさばるものは引越しに迷惑だし
だけど、こっちでしか入手できにくいもので、いいものをある程度の予算内でと
なると、ほんとに限られてくる、食べ物というわけにもいかず。。。

今週は何もできなかったので
いろんな方のブログを拝見したり、ネットサーフィンをして情報をかき集めていました。
送別会場もしかり、買い物もしかり。
来週は、合間をみて、
買い物&学年度末の先生方へのお礼を買いに行かなくちゃと思います。

春にとても仲良くしていた家族を見送ったばかり、
今ではメールと手紙がいきかっています。
あの時ほどのへこみ方はないはず、と自分に言い聞かせながら
仲のいい人5名の帰国、つながりのある人が他に2名帰国は、正直かなり痛いです。取り残された気持ちもましてきて。。。

みんなほとんどの人が3年から5年の間で移動や帰国や移動になるという生活、
感覚が麻痺しないように、
しっかりとお別れをしたいと思います。
出来るのかな、それにしても一時にこんなに重なることは今までありませんでした。

ダン・ブラウン 「天使と悪魔」

2009-05-13 12:44:00 | ニューヨーク新生活
この週末の全世界同時公開に先駆けて、日本では特集番組がありましたね。
絵画にはとても興味があり、こちらに来たのを幸いに
たくさん美術館を回っていますが、彫刻にはさほど今まで惹かれませんでした。
が、この番組(世界ふしぎ発見ともうひとつ特集番組があったのを観ましたをみてから、
肌の滑らかな様子を、涙がおちる様子を、こんなに見事に彫刻で作りだせるのかと
映像をみて深い感動を覚えました。

しかし、「天使と悪魔」は「ダビンチ・コード」のようには、読み進まず
3巻読み終えるには少し時間がかかりました。
上巻は、なかなか興味がもてず進まずに数ヶ月が経過、、、、
中巻は惰性で読み進め、だんだんと楽しくなり
そして、下巻は、なんて映画栄えしそうなストーリーだろうと想像しながら
一気に読み終えました。
作者は最初から、映画にすることを前提につくっているのではないかと思ったほどです。

が、今、映画を観るべきかどうかには大きな迷いがあります。
「ダビンチ・コード」は迷わずに観に行きました。
刻々と場面が変化する様子、名画の謎、構造の謎を目で確認したくて、
また各地の美術館を目でみてみたくて。

そういう意味で、ストーリーを映像で表現しているところはよかったのですが
あの長編を映画に落とし込むには、無理があったように感じました。
映画だけ観にいった人は、わけがわからなかったといっていましたし、
とくにラストは、違った印象をもってしまった。。。。

でも、「天使と悪魔」はきっと原作どおりの映像になるような気がしてなりません。だから、その映像の恐怖(殺人に関して)を観ていいものかどうか
それがとても気がかりです。
目で確認することが、果たしていいことなのか、、、、まだ迷っています。

アイスショーをめざして

2009-05-06 12:51:09 | ニューヨーク新生活
この秋から始めたスケート教室がよい(子供たち)、
5回で一期という区切りで、毎回更新を重ね、とうとうラストセッションまで
続くことになりました。

きちんとした技術の認定方法があり、ビギナークラスからはじまり、
5段階の基礎クラスを合格してはじめてフリースタイルレッスンが始まります。
フリースタイルレッスンもランクがあり、いま通っているところでは
3クラスにわかれています。

ところが、基礎クラス、長女はトントンと進級してきましたが
いちばん上のクラスは2回受講することに、
二女にいたっては、下からふたつめを2回、その上にきてそこはいま3回目という状態、なかなか上に進めません。

基本の滑りから、バック、クロスオーバー、バッククロスオーバー、ターン、スピン、足をあげて滑るなど、演技が出来るようになるまでの、ひとつひとつをクリアしていくという内容になっていて、すでに、ふたりとも当然ながら私のレベルは超えてしまっています。
(わたしは、単に前に滑る、後ろに滑る、ちょっとだけクロスオーバーが出来る程度、ふつうにスケートリンクにレジャーで行くには、これでも十分、あとかっこよく止まれさえできれば・・・・)

そんなまだまだひよっこのうちの子たちも加えて
全クラス、レベルごとに曲がわかれて、アイスショーをすることになりました。
なんて、すてきな響き☆
が、フリースタイルクラスは、アイスショーのイメージどおりですが、
基礎クラスの子たちは、それなりです。
そう成果発表というか、曲にあわせて、いろいろとやるにはやるのですが
団体演技といえばいいでしょうか。
それでも、
シーズンも終わりにちかいので、多少予定を無理につめてでも参加してもらいたい、という親のエゴから、参加するはめになった子供たち。
週に3回のレッスンに通い、他の習い事は隙間に移動させ、忙しい放課後が始まりました。宿題はたまりがち。。。

しかし、ここはやはりアメリカでした。
自分の子も人の子もとにかく褒めて褒めて育てる。
なので、全然できなくても、子供は自分にと~~っても自信をもっていて
わたしがいちばん!なのです。

一回目のリハーサルが終わった帰りの車の中で、
二人の子が同時に口を開けていいました。
「隣の子、出来ないくせに、出来る出来るといって、やたら手を広げてまわったり、はみだしてきたりするのが嫌だ!!!邪魔だ!」

はいはい、みていても感じました。
迷惑そ~~にしているその顔も、でも、あっちへいってともいわず
遠慮がちにやっている姿も、、、、。

なんて声をかけていいのかわからず、
「あなたがクラスでいちばんなんだから、負けずに堂々とやりなさい」といいました。
これって、立派なアメリカママ式??
もう、なにがなんだかわかりませんが、とにかくひるむことなくやってくれたら、と思います。ここは、アメリカ、そう、ステージはすべてあなた(あなたがた)のためにある??

豚インフルエンザ

2009-05-05 07:51:30 | ニューヨーク新生活
豚インフルエンザを知ったのは、一通の日本からのメールででした。
「日本では今、すごい話題になってるけど、そっちは大丈夫?」という
友達からのメール。

その日、日本領事館からメールが届きました。
NYではある一高校で集団発生している模様、とのこと。

それから数日、現地校から手紙とメールがきました。
予防策として、学校での食事の前に消毒、手洗いなどを徹底させる、
風邪の兆候があったら、休ませることなどが書かれていました。
咳でも鼻水のひどいのでも、熱がなくても帰されるし
熱がでた翌日は登校禁止、
感染病(ようれん菌や水疱瘡など)は医師の手紙がないと登校できないので
日本の学校よりは、感染に関しては徹底していると思うのですが
それでも、感染者がでたその家族、その家族が通っていた別の学校での感染拡大など
その後の領事館からのメールでは、拡大の一途をたどっているようにみえます。

日本のニュースをみるほどではありませんが
ネットで書かれていること、成田での異様な検査などをみると
国民性の違いを大きく感じざるをえません。

まだ、日本で発見されたわけでもなく、
疑わしい人はそく検査をして隔離し、陰性であるとの報告が続くなか、
それほどにパニックに近い騒ぎは、遠くからみるととても異様に感じます。
先々まで想像させるような報道の騒ぎ方もかかわっているのでは、と思います。

アメリカ人は、もちろん用心はしていると思います。
が、NYでは、防犯上からマスクは奨励されていません。
バスや地下鉄は少し人が減っていると聞いています。
人が多く集まるところ密集するところへは、
あえて出かけないのかもしれません。
神経はつかっていると思いますが、パニックめいた感じはうけませんし、
そのような報道のされかたもされてないように感じます。
事実を事実として受け止め、感染が拡大していることは感じています。

同じNYでも、限られた地域だけの感染だと最初は少し安心していましたが
わたしが住んでいる地域(タウンは不明)でも
感染者が2名でたと領事館からのメールにありました。
お隣コネチカット州でも、NJ州でも感染者が報告されています。
この郡とコネチカット、NJには、大勢の日本人駐在員が住んでいます。

だからといって、手洗いうがい、睡眠栄養、人混みを避ける以外に
対処することはできず
どうか家族や友達の誰もがかかりませんように、
無事であるようにと祈るばかりです。

この夏、一時帰国で体験入学をする予定のお子さんをもつお母さんたちは
別の意味の心配をしていました。
入国での時間がかかること、以外に
アメリカ、NYから来たという子どもたちを、
豚インフルの偏見でみられないかという心配です。
帰国後、1週間以上たってからでないと、登校してはいけない、などの
制限もつくのでは?と話にのぼったり。

早くおさまる方向にむかうことを願うばかりです。



Ohagi

2009-05-04 09:31:44 | ニューヨーク新生活
これ、マンチキンではありません。
(マンチキン=ダンキンドーナツで売られている一口サイズのドーナツ)
おはぎなのです。

先月、お世話になっている子供のクラスで、ある文化紹介をした際に
一口サイズのおはぎを配りました。

日本のお菓子、たとえば、甘めのせんべいとかポッキー、ベビースターラーメンなどは知られていて、人気があります。
おもちも、ライスケーキをよばれ、好き嫌いはあるかと思いますが
好きな子は好き、が、あんことなると、これは見た目もきついらしくあまり食べる子はいないと聞いていました。

おはぎの歴史的背景を説明すると、もともとは春分秋分の日に祖先を敬ってささげたもの、それ以前は、、、とたどると知らないこともたくさんでてきました。
また、あずき(Red Bean)の赤は、魔よけの意味があるということもわかり、材料としてはずせないこともわかりました。

あんこをいれて、見た目は抵抗なく、捨てられてもショックを受けないサイズで、と試作をし、最終的にこういう形になりました。

周囲はきなこシュガー、中はもちごめ、中心がこしあんです。

長女のクラスには、クラスパーティに持っていっただけで、文化紹介をしませんでした。先生に簡単なおはぎの紹介文を読んでもらいました。
大いに気に入った子と、食べられない子にはっきりとわかれたようです。

そして、二女のクラス、はたして全員が食べました。
もちろん抵抗があった子もいたとは思うのですが。
このあたり、担任がそれが好きか嫌いかでも、だいぶ違ってくるように思います。

担任の感想は、材料などの説明を聞いていると、豆のパウダーとか豆、豆ばかりで、とてもおいしそうには感じられなかったけど、
あんこ、これいけるね~、おはぎ美味しい!という感想がかえってきました。
作り方の簡単な手順もくわえたので、簡単そうに見えるけどどうか?
材料はどこで買えるのか、それはどんなパッケージで売られているのか?
ぜひ詳細のレシピを教えて欲しい、など積極的な意見がでました。
生徒の中にもレシピがほしい、という子がいました。

おはぎの説明文を作るにも、アメリカ人の感想を参考に加えました。
アメリカ人は黒い食べ物に抵抗がある、チョコレートだと思って食べると
非常に違うので、それは説明した方がいい、
もち米の感触も知らない子がいる、くっつく感じを説明した方がいい、
そんなアドバイスがきました。
たしかに、長女のクラスでは、「ガムみたい」といった子がいたようです。
くっつく感触も初めてだったのでしょう。

さてさて、文化紹介のメインは、今回は、桜。
そして、花見、東海岸でのビューポイントやさくらまつりの紹介などをやりました。
こどもの日、ひなまつり、おにぎりと紹介してきて、お正月は学校が休み、七夕も休み、となるとあとは・・・・ということで思いついたテーマでした。
桜が人一倍好きだから、どうしても伝えたかった。
シーズナブルということもありましたが。
このタウンにも桜はあちこちで見ることができます。
名所は、限られていますが、それでも桜をみたときに、話を聞いたことを思い出してくれたら嬉しいなと思いました。

日本の小学校では、たぶんまだ導入されてないかと思いますが
いま通っている現地校には、スマートボードが各教室にはいっています。
先生もPCで資料をつくって、授業に積極的に使っておられますし、
高学年の子は、レポートもPCで作って、スマートボードで発表することも
可能です。全教室にはいったのは、この1~2年の間かなと思います。

もう、スライドをコピーしたり、紙に大きく印刷してはりあわせたりなど
紹介したいものの資料作りに、時間を大きくとられることもなくなりました。
写真をプリントするコストもなくなりました。
伝えたい写真や映像は、いくらでも時間の許す限り、入れ込むことができるように
なりました。
ほんとうに便利になりました。

わたしにとっては、はじめてのスマートボードデビュー、
今回は文字と写真、簡単なアニメーションや動きだけになりましたが
次回があれば、映像、音の編集もできたら、もっと楽しくなるな、と思いました。
自分のPCスキルアップさせる目標ができました。