さてさて、30分前
11時予約の車に10時の試験が終わってない車もあわせてなのか
前には7台ありました。
噂では、試験はあっという間に終わると聞いていましたが
一台に説明を含めて18分近くかかっていました。
どうやら丁寧な試験官のようです。
噂どおり女性の試験官でした。
1時間半もまってようやく私の番がまわってきました。
友達は30分待ったといっていたので
このあたりはその日の試験官次第なのでしょう。
「さてさて・・・」といいながら
助手席に乗り込んできた彼女、
「準備が出来たら行ってください」といわれ
それまでまったく緊張もしていなかったのですが
少し緊張してきました。
車2台の通過をまって発車。
次の大きな連続したカーブをスムーズに走ることが
いい印象をつけるポイントと聞いていたので
それに神経を集中しようとしたところ
「あれ、ハンドブレーキがおりてない!」と気づきます。
見つからないように、
そ~~とそ~~~と静かにおろし
難なく通過。
ところが、次の交差、信号は赤でした。
アメリカは「NO Turn On Red」などの標識がない限り
赤信号でも右折は可能です。
で、迷いました。
一旦停止してから行くべきだったのか、そのまま安全を確認できたらいいのか。
よく「赤信号では一旦停止してから右折しなさい」という標識のある交差点を
たまにみかけるので
ここはない!ということで
軽く止まって安全を確認し、右折したところ
いきなり助手席から
「You must・・・・」と怒られました。。。
NYは、減点方式で
減点が30ポイントを超えると不合格になります。
これはかなり大きいのでは?と心配しながら
進みましたが、
帰りなさいとは言われなかったので
試験は続行されました。
そして、
ほどなく住宅街に入り
「前の青い車にダブルパーキング、パラレルパーキング」と言われました。
直前の講習の時も注意されたのですが
ダブルパーキングのときに
隣の車に寄せすぎのようで
この時も注意を受けました。
が、まだ大丈夫だったようです。
そして、パラレル、そのままバックに進む、3ポイントターンも
順調に進み
もと来た道を戻り始めました。
はてさて
もとの場所に着いた瞬間、
もしかしたら落ちたかな、と頭をよぎりました。
また一ヶ月くらい予約を待たねばならないのか~と思っていたら
「ここにサインをしてください。合格ですよ。」との言葉
やった~~~!
ほんとうに声を上げて叫びそうになりました。
やっと住民になれたような気がします。
これで堂々と乗れるわぁ。
ありがとう~~~