日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

泰式按摩@香港

2010-04-16 | 香港に思う
薄暗い階段を滑らないようにゆっくりと昇っていく。呼び鈴を鳴らすとおばちゃんがドアを開けてくれる。中には黒くて大きな肘掛け椅子がいくつも並んでいて、その奥はカーテンで間仕切りされている。

手前は足裏マッサージ用の椅子で、カーテンの奥がボディマッサージのベッドだ。
一見ふつうのマッサージ屋だが、他と違うのはおばちゃんたち全員がタイ人であることだ。

香港のマッサージは、日本のサウナなどでおなじみの中国式マッサージで結構きつくもまれる。値段もクイックマッサージと同じぐらいだからいくら疲れていても、腰が痛くてもそうそうは通っていられない。それに相性が悪いと翌日のもみ返しがつらい。

どうしようかと迷っていたらいつも飲みに行く街で、看板を見つけた。恐る恐る入ってみたらベッドのスペースが狭いのと、部屋が古ぼけているだけで中身はちゃんとしたタイ古式マッサージ、それも値段が中国式の約半額。自分にうってつけだ。
マッサージの最中、おばちゃんたちはカーテン越しに雑談をしていることが多いのだがふだん聞きなれたわめき散らすような、やかましい広東語ではないのでここちよいBGMのように思える。

ここには以来、毎週のように通っている。それだけ症状がつらいわけだが、初めの2回で顔を覚えられた。タイ人でも香港人でもなく、あやしげなタイ語を話す東洋系の人はほかにいないからだろう。

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