日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

香港 歳末中です

2011-01-30 | 香港に思う
いよいよ旧正月が間近になって街全体があわただしくなってきた。
旧正月の準備は、花を買ったり、利是というお年玉用の袋や縁起のよい四字熟語の紙飾りを買ったりする。

花は年末の1週間にかけて開かれる年宵花市で買うことが多いようだ。催事がよく行われているビクトリア公園のものが最大で、大晦日の夜が最も賑わう。正月用の花は桃、水仙、金柑などが多いが近頃では蘭も多く見かけるようになった。花市では花のほかに、正月用品や食べ物も売っているので花を買わずにイベントとして楽しむ人も多いのかもしれない。

利是は、日本と違い大人でももらえる。子供はもちろん、上司から部下へとかマンションの住人から管理人へとか、地位が上の人から下の人にあげるのだという。だから子供がいる人でももらえる可能性もあるようです。
玄関やお店の表に張られる赤い紙には、吉祥如意、大吉大利、出入平安、一帆風順などの四字熟語や福の字が金色で書かれている。利是の袋や四字熟語の紙はスーパーや文具店、新聞スタンドなどで売られているので、この時期に香港に来る人にはお土産としても楽しそうだ。

自分は日本のカレンダーで仕事をしているので旧正月の休みはないが、それでもこうした周りの盛り上がりにつられて、ついついいつもよりも余計に買物をしてしまうシーズンでもある。

茄汁牛腩飯

2011-01-27 | 香港 食べ物
中国語のメニューを見てもどんな料理か想像がつかなかったが、横に英語でビーフシチューとあったので注文してみた。

料理が運ばれてきたとき、てっきり合席の人の分と勘違いしたほどだった。どうしてもカレーにしかみえない色なのだ。
味はやっぱりというか、当然のようにカレー味でした。具のほとんどが大切りにした牛肉でジャガイモと人参が少しというシンプルな構成。牛肉は思っていたよりも柔らかく食べやすい。食べていると小学校の給食にあったカレーシチューを思い出した。そうカレーシチューと書いてあればわかりやすかったのに。
カレーは結構辛さが効いていたけれど寒い日だったので、身体がぽっぽしてきてちょうどよかった。

予想外の料理ではあったがほとんど完食できたので、このメニューには合格印をあげたい。

旧正月が近づく香港 夜景編

2011-01-24 | 香港 催事
今年の冬は亜熱帯、香港でもかなり寒い。最低気温が10度を下回る日がしばしばあり、たとえ15度近くまで上昇しても北風が吹くと体感温度はぐっと下がるので、このところ毎日コート&マフラーが手放せない。

そんな寒空の夜、わざわざスターフェリーに乗ってビクトリア湾を往復してきた。夜景を確認したかったからだ。埠頭近くから見える香港島側のネオンはクリスマス時より減っていたが、デザインは一新されていて、干支の兎がくっきりと浮かび上がっていた。

しかし、海上にでると九龍側が寂しい。日航ホテルがある付近一帯のみが黄色や赤に彩られているにすぎない。九龍サイドの埠頭に隣接したショッピングモールの電飾はクリスマス時は煌々ときらめいて多くの人が集まってすごい混雑だったが、この日は平日ということもあり人影はまばら。春をイメージした花のトンネルというごく簡素なイルミネーションだけが鈍く闇を照らしているような状況。

クリスマスにお金をかけすぎたのか、旧正月向けのお飾りは全体的に節約気味でちょっと残念。これでは寒さを吹き飛ばすのは難しそうだ。

紅焼豆腐

2011-01-22 | 香港 食べ物
たぶん間違いなく食べられるだろうと思って注文した一品である。

いつものご飯とスープがセットになったメニューで36ドル。この日はスープは苦い野菜がメインで肉がほとんど入っていなかったのではずれ。

さて、紅焼豆腐だが、揚げ豆腐、青梗菜、人参、椎茸が入っていて具だくさん。全体に薄味で食べやすい。だが、しばらくすると肉が入っていないため物足りなさを感じてくる。
とりあえずはおかずは完食したが、満足感はいまひとつ。

それに食べた後なんとなく、お腹の辺りに違和感を覚えてしまったので期待はずれの食事となってしまった。二人で分け合って食べるにはよいメニューだと思う。

香港デザート

2011-01-18 | 香港 食べ物
ここはウエスタンマーケットに入っているデザートの店で、有名らしい。通り側からだとバスやトラムから窓際席が丸見えなのだが、この日は丸見え席しか空いていなかった。

ここは写真入のメニューなので選びやすい。豆腐花や果物盆など数十種類もある。そのなかから楊枝甘露という、マンゴとタピオカの一品を注文した。
独特の四角い容器のなかにココナッツミルクで作ったタピオカデザートがひたひたに入っていて、その中に小さいマンゴがいくつか入っている。タピオカデザートの色が黄色いのでこの中にもマンゴ果汁がはいっているのだろう。レンゲでひとくち食べてみると、タピオカやマンゴのほかにしゃきしゃきした舌触りを感じる。メニューの説明にあったザボンのようだ。味は甘すぎず、ココナッツミルクもきつくないので日本人向けだと思う。

この日はちょっと寒々としていたが、日ごろの陽気であれば付近を散策したり、マカオからの帰路にちょっと寄ってみるにはちょうどよい店だと思う。