日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

香港島を案内する ビール飲んで待つ

2013-03-30 | 香港 散策
この日も客人の案内。みやげ物を買いたいというので香港島南岸の赤柱(スタンレー)にご案内した。メインストリートは一本しかないので、一回りしたあと、自由に買物をしていただくことにして、その間海沿いのテラスで久々のベルギービール。大きいサイズをたのんだら、特大ジョッキが出てきた。いいですね。このサイズ。

その後は買物を済ませた客人とビーチ通り沿いのレストランに移動。人数が多いといつもより多く料理がたのめるから楽しいです。

天気予報は雨だったが、降られなかったのもラッキー。

香港 フラワーショーに行って来ました。

2013-03-28 | 香港 催事
香港のビクトリアパークでは、色々な催事が行われているが毎年開催されているのがフラワーショーだ。

花壇を作ったり、ブースに出品者が飾り付けをする内容で、花屋もある。15年ぐらい前に一度行ったことはあるのだが、日頃から四季の花を見慣れている日本人には新鮮味に欠ける内容だったので、ずっとごぶさたしていた。

今回は客人があったので近くの繁華街で夕食をした後出かけた。日本と違って夜9時まで催事会場が開いているという。早めの夕食にしておいてよかった。

東南アジアの人にとっては、日頃接する花が日本人と比べて格段に少ないので、興味を持ったようだ。夜間でもそれなりの人が入っているし、閉店間際の生花の割引目当てでやって来る人も多い。カメラを持っていた人たちがかなりいたので、デジカメの普及も動員に一役買っているのだろう。生け花のブースがあったので入ってみたら、香港の池の坊だった。香港人の作品ばかりで、蘭など南国系の花が生けられていた。

花見の代わりになったかな。

マカオツアーのガイドをする

2013-03-26 | アジア旅行
香港からマカオへは高速フェリーが就航していて、残席がある限りチケットは出航時間ギリギリまで窓口で販売している。

チケットを買ったとき、出航時間15分前だった。乗り場までは橋を渡って降りるだけなので5分もかからない。だが、その間に出境審査がある。私は自動ゲートですぐに通過できたのだが、連れは窓口に並ばなければならなかった。あいにく団体さんがいてかなりの長い列ができていた。なので、乗船カウンターに着いたときにはチケット記載の船は出航した後だった。その旨を係員に話すと、「次の船に乗って!」とすぐに座席指定のシールを貼ってくれた。こうゆうことはよくあるのだろう。柔軟な対応に感謝である。

今回のマカオは連れの観光ガイドなので、いずれも訪れたことがある場所だけを回った。フェリーを降りた後、タクシーで二龍喉公園まで行き、ロープーウェイに乗った。ギアの丘といって昔ポルトガルの砲台陣地が置かれたところで全体が公園になっている。起伏のある道を歩いていくと陣地のあとが点在して、やがて白亜に黄色のストライプに彩られた灯台に着く。教堂が隣接しており眺めがすばらしいし、建物的にも景色に映えるのでマカオの中ではお気に入りの場所だ。観光バスで直接乗り入れることができないので、ツアー客がいない、というのも魅力でゆっくり楽しめる。

ロープーウェイで下に降りたあとはバスに乗って、媽閣廟へ。途中から乗ってきた大陸の団体がうるさいこと。マカオという名前の由来となった寺院でちょっとした岩山の上のが本尊らしい。天候が回復したので先ほどのギアの丘とこの廟の参拝で汗だくである。岩の上には香港の文武廟でもおなじみの大きな渦巻き線香が藤棚のようなところに吊るされていた。

午後になったので、近くのレストランで昼食。2回目にマカオを訪れたときに食べて美味しかったので15年ぶりぐらいで再訪となった。いわしの焼き物、貝の炒めもの、アフリカンチキンなどを頼んでカルスバーグで乾杯。マカオ料理のレストランは料理を頼むと美味しいパンがついてくるのもうれしい。

再びバスに乗って新馬路で下車。マカオの観光案内に必ずでてくるセナド広場である。いつものようにほとんどの人が噴水のところで記念撮影をしている。カラフルな石畳を進むとクリーム色の聖ドミンゴ教会に達する。ここはマカオでもっとも好きな教会でセナド広場に来たときは必ず立ち寄る場所だ。名所だが中まで入ってくる人はそれほど多くないので、静かにゆっくりと見学できる。さらに石畳を進むと干し肉やアーモンド菓子などお土産屋さんが立ち並ぶ通りとなる。前回立ち寄った安くて美味しいエッグタルトの店が健在だったので、一つ買って立ち食い。パイ生地がサクサクしてマカオの味がする。その奥がマカオのシンボルともいえる聖ポール天主堂だ。階段の下から火事で壁だけになってしまった世界遺産をバックに写真を撮る人たちでごった返していた。ぶらぶら歩いてセナド広場に戻り、またバスに乗ってフェリーターミナルへ戻った。

1人で行くときは感じないのだが、案内しながら歩いたのでかなり疲れた。帰りのフェリーでは青島ビールを飲んだら香港に着くまで眠ってしまった。

ラマ島(南Y島)で海鮮料理

2013-03-24 | 香港 散策
陽が長くなった。気温もこの時期にしては高めの24度もある。バスに乗って埠頭に向かったら運よく出航時間ぴったりに着いた。この日乗船したのは南Y島(ラマ島)のSok Kwu Wan行きで、同じ島の北側にあるYung Shoe Wanを結ぶ路線に比べると運航本数がかなり少ない。平日だと一時間に一本あるかないかなのだが、休日のみ運行する便に間に合ったわけだ。

双胴船ではあるが小さな船で乗客もまばらだった。それでもエアコンつきの快速船仕様で10年前のおんぼろ船から比べると乗り心地はかなり改善されている。ビクトリア湾内を航行している間は小さなゆれが多かったが、外海に出ると安定してきた。香港島南岸や南Y島の海岸線を眺めていると30分ほどで小さな入江に入った。入江の中は養殖筏のような施設があって、のどかな漁村の趣きである。

桟橋を降りると折り返し香港島に戻る人がたくさん船を待っていた。日本だったら当然帰り支度を始める夕方近くなのだ。

小さな集落で、メインストリートは一本しかない。天后宮までの200~300mの間に海鮮レストラン(ヒルトンとかマンダリンとか名前がついている)が並んでいるだけだ。一般の商店はほとんどなくてレストランが売店もかねているようだった。そこでビールを買って周囲を散策。夕食にはやや早い時間帯だったため、どの店もさほど混んではいない。ひと通り見て、店に入る。海沿いのテーブルは埋まっていたので、その手前のテーブルだった。巻貝ときのことブロッコリーの炒めたもの、チャーハンに、そしてメインは奮発してロブスターバター焼。値段は高めだが、どの料理もはずれがなかった。それにこの店は帰りの交通費がかからないというのが魅力だ。というのも専用のフェリーを運航していて香港島へ送ってくれるのだ。

上層デッキは吹きさらしだが酔い覚ましにはちょうど良い。ただ、客船よりもさらに小型の船なので近くを大型船が通ったりするともろに波を受けて大揺れする。船酔いしやすい人にはちょっと厳しいかもしれない。

名所なのによく故障する

2013-03-21 | 香港に思う
香港島、セントラル(中環)地区からミッドレベル(半山区)につながるヒルサイドエスカレーターは地元住民の足でありながら、訪れる観光客も多く、いつ行ってもカメラやビデオを撮っている人を見かける。

エスカレーターと言っても駅や百貨店にある階段状のものとはちがい、空港にあるような動く歩道が傾斜しているタイプである。これが、交差する道をまたぐ歩道部分を挟んで数本連なっている。ただ、一本しかないので、朝は丘の上の住民のために下り専用となり、その後午後から夜にかけては上り専用になる。

このエスカレーターだが、特に下から2本目が良く故障で停まっている。ひどいときはひと月に2回も3回も停まる。私が乗っているときも、途中でガクンと音がして、そのまま停まってしまったことがあった。

下から2本目がよく停まるのには絶対特定な要因があるはずだ。なのにいつも応急措置で済ませているような感じ。いっそ新しいものと取り替えてしまったほうが良いと思うぐらいだ。


そしてこの日の夕方もまた、停まっていた。やっぱり2本目だ。多くの観光客を失望させていた。赤ちゃんづれの人はふたりで階段を担いで登っていった。故障だと知っていたらバスやタクシーなど他の交通機関を利用していたに違いない。

直接お金を生み出さないものには、あまりお金をかけたがらない民族性が出ているような例だろう。