●行程 香港-バンコク-チェンライ-メーサイ
暑い。半袖に着替えてくるべきだった。予報では20℃~30℃だったが、おそらくバスの中では冷房を強く効かせているので飛行機同様長袖のほうがいいと思ったのが失敗だった。というのは幹線ルートを走るバスなのに、このバスったらクーラーがついていなかったからだ。
仕事を終え、香港を発ったのが昨夜の21時。23時にはバンコク空港に着いて、宿に入ったのが日付が変わった零時半。今朝は5時半には起きて、ドンムアン空港から国内線でチェンライに飛び、宿にチェックインしたのが昼前。近くのバスターミナルからこの緑色の小型バスに乗り込んだという次第。
バスはごく普通の路線バス同様、途中で客を乗降させながらゆるゆると北上を続けている。前後の乗降口扉と、すべての窓を10cmほど開けてさらに天井から小型扇風機を回しているので汗をかくことはないが、結構強い風が顔を直撃してくる。
全区間舗装道路なのだが、同じ北タイに位置するチェンマイに比べると路面状態が悪く、小刻みに揺れる。市街地を抜けると車窓は田んぼになったり、荒地になったり、再び小さな町に入ったりを繰り返している。タイ最北部に近いのだが、山道はほとんどなく、起伏が少ない。
バスが停まった。停留所ではない。乗り込んできたのは制服警官だ。乗客全員の身分チェックのためだ。IDカードを持っているタイ人や、パスポートを持っている外国人はほとんど一瞥しただけでOKだが、入国許可書のような書類を提示する客(たぶんミャンマー人か山岳民族)だけは入念にチェックされていた。今回は全員無事検問を通過することができた。
バスはさらに40分程走って終点、メーサイのバスターミナルに到着した。バスを降りるとすぐ後ろにソンテウ(ピックアップトラックを改造して荷台部分を座席に改造したもの)が待ち構えていて、国境まで運んでくれる。ソンテウに乗ってきたのは自分を含め5,6人しかいなかったからチェンライから国境を目指す人は自分が思っていたほど多くないのだろう。それで、先ほどのバスがチェンマイ、チェンライ間を結ぶバスに比べて貧弱なのもうなずける。ソンテウに揺られて10分ほどで、国境ゲート前に到達した。
香港を発って17時間、ついにミャンマー目前である。
暑い。半袖に着替えてくるべきだった。予報では20℃~30℃だったが、おそらくバスの中では冷房を強く効かせているので飛行機同様長袖のほうがいいと思ったのが失敗だった。というのは幹線ルートを走るバスなのに、このバスったらクーラーがついていなかったからだ。
仕事を終え、香港を発ったのが昨夜の21時。23時にはバンコク空港に着いて、宿に入ったのが日付が変わった零時半。今朝は5時半には起きて、ドンムアン空港から国内線でチェンライに飛び、宿にチェックインしたのが昼前。近くのバスターミナルからこの緑色の小型バスに乗り込んだという次第。
バスはごく普通の路線バス同様、途中で客を乗降させながらゆるゆると北上を続けている。前後の乗降口扉と、すべての窓を10cmほど開けてさらに天井から小型扇風機を回しているので汗をかくことはないが、結構強い風が顔を直撃してくる。
全区間舗装道路なのだが、同じ北タイに位置するチェンマイに比べると路面状態が悪く、小刻みに揺れる。市街地を抜けると車窓は田んぼになったり、荒地になったり、再び小さな町に入ったりを繰り返している。タイ最北部に近いのだが、山道はほとんどなく、起伏が少ない。
バスが停まった。停留所ではない。乗り込んできたのは制服警官だ。乗客全員の身分チェックのためだ。IDカードを持っているタイ人や、パスポートを持っている外国人はほとんど一瞥しただけでOKだが、入国許可書のような書類を提示する客(たぶんミャンマー人か山岳民族)だけは入念にチェックされていた。今回は全員無事検問を通過することができた。
バスはさらに40分程走って終点、メーサイのバスターミナルに到着した。バスを降りるとすぐ後ろにソンテウ(ピックアップトラックを改造して荷台部分を座席に改造したもの)が待ち構えていて、国境まで運んでくれる。ソンテウに乗ってきたのは自分を含め5,6人しかいなかったからチェンライから国境を目指す人は自分が思っていたほど多くないのだろう。それで、先ほどのバスがチェンマイ、チェンライ間を結ぶバスに比べて貧弱なのもうなずける。ソンテウに揺られて10分ほどで、国境ゲート前に到達した。
香港を発って17時間、ついにミャンマー目前である。