日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

ワンタンメンを食べた

2012-02-22 | 香港 食べ物
久々にワンタンメンを食べた。中環でワンタンメンを食べるときはだいたいお店が決まっているのだけれどその向かいにもワンタンメンの店があって気になっていた。調べてみると結構有名らしい。

昼時をはずして訪れたにもかかわらず盛況のようで、入口近くの丸テーブルで合席となった。ここは他の店と比べてオーダーしてから運ばれてくるまで待ち時間が長い。といっても5分ぐらいで来たけれど。 
で、まずびっくりしたのがどんぶりがちっちゃいこと。合席の人も実はワンタンメンを食べていたのだが、味噌汁椀ほどの大きさだったし麺の下に隠れているワンタンが見えなかったから、別のメニューだろうと思っていた。香港のワンタンメンは総じて日本のらーめんのどんぶりに比べると小ぶりだが、この店のどんぶりは今まで食べた中では最小サイズだ。
具はプリプリのワンタン(麺の下を引っ掻き回したところ全部で4個はいってました)と刻みねぎのみ。とてもシンプルであります。ワンタンの大きさは向かいの店よりちょっと小さいかな。麺は手打ち麺だが向かいの店ほどこしが強くなくてちょうどよいくらいだった。スープと麺のからみつき具合は他の香港麺同様良くないが、その中ではそこそこのレベルだったと思う。とうことで総評としては向かいの店よりも自分には合っている味。ただし値段は高い。

何しろこの量ですから、これ一杯でお昼というにはあまりにも物足りないです。おやつとか夜食向きのお店かな。

荷物預けがあってもオンラインチェックイン

2012-02-16 | タイ 旅行
旅に出る際、必ず機内預け荷物があるので、今までオンラインチェックインの必要性を感じていなかったのだが、このところは毎回するようになった。

香港から出国の場合、職場からすぐの空港鉄道駅でチェックインができるのでとても便利だ。格安航空(LLC)の場合は空港まで行かないとだめなので、あまり使わない理由にもなっている。だから1年ほど前までは駅に出発の2時間前までに着けば、だいたい希望する通路側の座席を確保することができた。ところがあるときかなり余裕をもって駅に着いたのに、通路側が確保できなかった。その時係りの人がオンラインチェックインをすれば座席が指定できると教えてくれたので、それ以来出発の24時間前あるいは48時間前にオンラインチェックインを欠かさずするようにしている。
従って旅先ではネットカフェを必ず利用することになるので、未知のところにいく場合は事前の情報収集も必要になる。

今回の旅では、オンラインチェックインのもうひとつの利点を実感した。帰りの空港で荷物を預けようとカウンターに向かったところかなり長い行列ができていた。この便は中国からのグループ客や中東系の利用が多く、総じて彼らのチェックインには重量オーバーだとか書類の不備などで日本人と比べてチェックインに時間を要する確率がかなり高い。
列に並ぼうとして、ビジネスクラスのカウンターのほうを見ると、その隣にオンラインチェックイン専用のカウンターがひとつだけあるのを見つけた。先客は一人だけですばやく荷物を預けることができた。

しかし、インターネット環境があるなしでサービスにこんなに差がついてしまうというのはネットの使えない人にとってはちょっと考えものでもあります。

ランタンカーニバル

2012-02-10 | 香港 催事
開口一番「チャイニーズバレンタインへようこそ」みたいな英語のスピーチがあったので、ちょっと違うんじゃないかと思った。

舞台はカラフルな民族衣装に身を包んだモンゴル族の踊りで始まったのだが、満席の会場にもかかわらず踊りから歌に演目が変わると人々はぞろぞろと移動を始めた。見ている時間よりも待っている時間のほうが長かったはずなのに。同じ中国と言っても、香港の人たちにとっては内モンゴルは遠い世界の話でなじみがないのだろう。

このランタンカーニバルは大舞台のほかにも数ヶ所で別々の異なるプログラムが進行している。だから観客はいくつかの舞台を回遊するように移動していく。気に入った舞台だと長居するがそうでないと、じゃあ別のところへ行ってみようということになる。建物の内外では大きな灯篭(ランタン)に光が入ってその周りを人々が囲み写真を撮っている姿も多かった。

室内のステージではいかにも中国らしい民族舞踊をやっていて客の定着率は大舞台よりも高いようだった。舞台をより間近で観ることができるということも原因しているかもしれない。外の小舞台では広東オペラをやっていて、ここにも人だかりができていて歌舞伎張りの大向うの一声がかかって、香港らしさが感じられた。

旧暦正月は別名元月というらしい。その最初の満月の日を元宵といい、古来元宵節というお祝いの日とされてきたというのが、このランタンカーニバルの由来のようだ。なるほど、旧暦と満月という関係を押さえておけば伝統行事として認識しやすい。新暦にすっかり慣れきってしまった日本人には、小正月とか薮入りはおろか、成人の日がかつて 1月15日に固定されていたこともすでに忘れてしまっている人がほとんどではないだろうか。

中国やタイなどでは現在でも旧暦で伝統行事を行っている。タイで買ったカレンダーには満月の日が絵文字で表示されていたほどだ。

日本ではせいぜいが月遅れのなんとか、という形でつじつまを合せている行事もあるがいかにも中途半端に見える。第一、お月様に失礼じゃないか。

雲間から垣間見えた満月を眺めながら、月と日本人の関わりがだんだん薄れてきてることにちょっと寂しさを覚えた夜だった。

空港でのお楽しみ

2012-02-06 | アジア旅行
香港空港から発つ際は、荷物を預けたあと到着ロビーに降りてコンビニエンスストアに行く。
ここでビールとサンドイッチを買って腹ごしらえをしてから、出国審査に行くのがこれまでのパターンだった。でも毎回同じなのでちょっと飽きていた。コンビニに入ってふと棚を見たらホットドッグがあったので試してみることに。

パンはぱさぱさでもなく、しっとりでもなくまあ、ふつうかな。(香港でふつうというのはおいしい方の部類です)ウインナーは街中で売っているものより長い。V字型に搾り出すケチャップ&マスタードがついている。何よりも店内の電子レンジで温めることができる点がポイントですね。味はまずまずで年に数回、空港で食べる分には申し分ない。

一緒に写っているのは青島ビールのロング缶だが、実際は普通缶で十分だ。ただここのコンビニでは、350mlのサンミゲルとこの青島のロング缶の値段がほとんど同じなのです。とうことで、比較的飲みやすい青島にしたということです。

時計に嫌われた私

2012-02-01 | 雑感
香港に来て以来、時計がよく壊れる。長持ちするようにすべて日本製を購入してるのだが、なぜか持ちが悪い。

目覚まし時計だけでも、5,6個動かなくなり、1個は旅先で忘れてきてしまった。いずれも新しいものを買う羽目になった。

そうしているうちに、腕時計も動かなくなってしまった。腕時計も当然買い換えた。金属バンドだと皮膚が荒れてしまうので、布製か皮製でないとだめだし、仕事上カレンダーがついていないと不便なので、ただでさえ選択肢が少ないうえに、安くて日本製というのはほとんどないのですね。
やっと見つけて使っていたが、1年ぐらいたって電池交換期限が来る前に、時計バンドが破損してしまった。ほとほとついていない。また買い替えだ。

ところが代替品がなかなかみつからない。値段相応のものはカレンダーがついていないし、カレンダーつきのものは日本製がない。いろいろ歩き回ってふだんはほとんど行かない場所でセイコー5を見つけた。値段的には完全に予算オーバーだったけれど、壊れるまで10年近く愛用していたブランドでもある。安物を買って2,3年で買い換えるよりはまし、と考えて思い切って購入することに。

ところがである。まさかのセイコーがたった2ヶ月で動かなくなってしまった。何ということだ。しかたなく、保証書がついていたので地元の時計屋に持ち込んだ。時計屋は自店で買ったものではないのであまりいい顔をしない。
「サービスセンターに送ることになるけど時間かかりますよ」と言われた。
よく聞いてみると、自店で買ったものだと保証期間内でもサービスセンターに持ち込まず第二サービスと呼ばれる修理代行業者に頼むのがこちらでは一般的なのだそうだ。そのほうが対応が早いので結果的にはよいという。でも、買った店まで行くのは面倒なので、修理に出すことにした。

で、ようやく修理が終わったという電話がきた。持ち込んでからゆうに2ヶ月は経過していた。

もちろんその間にもうひとつ腕時計を買ってしまったのは言うまでもない。