日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

隣人あるいは隣国人?

2013-04-28 | 香港に思う
中国本土の人々による粉ミルク買いあさり事件は日本でも新聞などで報道されたのでご存知のかも多いと思います。こんどは紙おむつの担ぎ屋、が登場して香港の人たちを困らせています。

深センに近い上水地区の薬局では品不足状態が続いているそうです。バギーズやパンパースも売れているようですが、花王のメリーズが一番人気だとか。
おかげで販売価格が上昇して、本当に紙おむつが必要な香港人たちの反発を招いています。

まったくもって困った人たちだこと。
金儲け以外に頭を働かせてくれたら、かなり世界平和に貢献するだろうに。

香港旅行は金次第

2013-04-25 | 香港に思う
香港を訪れた観光客は2012年の統計によると4861万人で、836万人の日本と比べると6倍にも達しています。ただ、その内訳を見ると70%以上が中国本土からのお客さんなのですね。

日本に来る中国人観光客は富裕層ばかりですが、香港にやって来る人たちはやや違います。確かに、欧米のブランド品の袋を両手に抱えて街を歩き回っている人たちのほとんどは内地からの観光客ですが、観光バスに詰め込まれるようにやって来る人たちも多いのです。

最近特に問題になっているのは格安ツアーでやってくる人たちです。ツアーによってはガイド指定の土産物屋で買物をしなかった人に対してグレードが極端に低い宿を割り当てたり、バスで寝泊りさせるなどの事態が発生してニュースになっています。

香港では、15年ぐらい前までは日本人は大切なお客様でした。ブランド品や化粧品をたくさん買ってくれる観光客が多かったからです。それが今は中国の富裕層に取って代わられました。

いずれにしても、お金を持っている人たちだけが歓迎されるのがこちらの社会の特徴のようです。

もし、日本だったら同胞を騙すような商売をしてなどと非難されそうですが、こちらの方がたにとっては財布の大きさだけがポイントで、国とか人種とか関係ないのです。

犬もOKなレストラン街 西湾河

2013-04-21 | 香港 散策
香港島の東側に西湾河という小さなフェリーターミナルがあります。九龍サイドへ2路線が発着していますが、乗客はそれほど多くありません。西側にある北角のターミナルに比べるとバスターミナルも小さくてひっそりとしています。

しかし、その前が高層アパート街になっており、また西隣が海沿いの公園になっているので人通りは結構あります。以前は何もなかったのですが、10年ぐらい前からアパートの一階部分を店舗に改造したオープンエアのレストランがぼちぼちと出来始めて、今では10軒ほどになっています。

この辺りは平日の夜や週末の日中は香港では珍しく犬の散歩コースになっています。日本にくらべてペットを飼える環境は良くない香港では、犬の散歩を見るのはこことビクトリアピーク周辺ぐらいです。なので、自然と飼い主さんたちのコミュニティみたいなものが成立して、犬たち同様すれ違うと飼い主さんたちも井戸端会議みたいに集まって、ペット談義に花を咲かせているようです。

そんなこともあって、一部テーブルを歩道にはみ出すような形で営業しているレストランの中にはペット連れOKのところがあって、何匹もの犬たちが椅子の下や横でおとなしく座っているいるのが見えます。中華料理の店もありますが大半が西洋料理の店です。

今回、初めて利用してみました。スペイン料理の店でした。カウンターバーにあるような脚が高く背もたれ小さいタイプの椅子でしたが、座ってみると意外に心地良かったです。値段は観光客が集まる赤柱(スタンレー)並みで、肉料理は量が少なめでした。ジャガイモのオムレツ味は良かったのですが、これのぐらいだと食事と言うよりはビールのつまみ程度を楽しむカフェバーのような使い方でないとがっかりします。日曜日でしたので、どの店もそこそこお客が入っていましたが、大繁盛しているようなところはありませんでした。

香港の庶民感覚からすると集客力に見合った店構え、値段設定がややずれているなあ。すでに一軒、シャッターが降ろされテナント募集の貼紙がありました。

家賃が高いのでファーストフードのようなものは出せないのでしょうけど、ちょっと惜しい一画です。

【香港不動産事情】 三本の矢でもボキッと折れる

2013-04-18 | 香港に思う
以前の日記で、中環の洋菓子店閉鎖のことを書きました。

久々にそのあたりを歩いてみました。びっくり仰天です。あと、残る2軒もそう長くは続かないと予想していたのですが、中国菓子店もチョコレートショップもものの見事に消えていました。
壁には小さな貼紙があって、「賃貸契約終了に伴い閉店します」というような文面が書かれていました。枕を並べて討ち死に、という言葉がぴったりではありませんか。先の洋菓子店とともにスイートストリートの一角を目指すはずが、3店ともつぶれてしまいました。

そしてさらにその先、ヒルサイドエスカレーターを上っていくとすぐ横に見えていたタイ料理店がおかしい。看板だけを残して空っぽでした。この店はずっと前から営業していたので、ショックはより大きいものでした。ぼんやりエスカレーターを上っていると新しい「テナント募集」の広告が見えました。あそこは以前何の店だったかは思い出せません。

いわゆる庶民向けの特に食べ物関係の店が、中環地区からどんどん消えていっています。

いっそこうなったら、つぶれた店のあとのテナントが家賃高すぎで入らず、シャッター街化→ようやく家賃値下げ→でもテナントが入らず→香港不動産バブル崩壊という方向に一気に進んでほしいです。そのほうが、香港人のため、です。

そういえば、先週立ち寄った中華レストランの隣にあった、大手中華菓子チェーンの支店もあとかたなく消えてしまっていたっけ。

短命な携帯ばかりというめぐり合わせ

2013-04-15 | 雑感
香港で初めて買った携帯がノキア6120だった。1年ぐらいすると時折、電源がいつの間にか切れていたり、相手の声が聞こえてもこちらの声が伝わらないとかの故障があったので、1年半で買い換えることにした。

2台目もノキアにした。携帯の使い方が良くわからないので同じ会社のもののほうが共通点が多いので使い勝手が他社よりもよさそうな気がしたからだ。この携帯(C5)はカメラ機能が使いやすくてそこそこ気に入っていたのだが昨年、台湾に行ったときに紛失してしまった。その後運よく見つかったのだが、4ヶ月経って電源が入らなくなってしまった。

紛失したときに代替として購入したのもやはりノキアでA300という機種。いっそスマホにしようかとも思ったが、通話はほとんどしないし、携帯でネットも見ないので、経費のことも考えて安い機種にした。それでも一部ながらタッチパネルだったので、私の携帯としては画期的な製品だ。少しずつ慣れてきたところだ。今度こそ、長持ちしてほしい。