日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

上海蟹を食べてきた

2010-11-29 | 香港 食べ物
職場の食事会に行った。例によって駅から近そうなお店をインターネットで数軒ピックアップして、その中からよさそうなところを香港人スタッフに選んでもらった。

店の入口に向かう通路から店の入口、そして店内まで同じポスターがぺたぺたと貼ってある。まるで海の家なんかによくある「氷」のような漢字一文字のシンプルなもので、「蟹」とある。
そうなのです。このレストランは上海レストランだったのです。だから今が旬の上海蟹を食べましょう、食べて行きなさいよ、否食べなきゃだめでしょう、みたいにくどいくらい蟹ポスター攻めのデコレーションなのだった。

メニューを見ると、その上海蟹は時価とある。お寿司屋によくあるあの、時価の表示です。これじゃあ頼みにくいなあと思っていたら、店の人がセットメニューを薦めてきた。これは明朗会計のようだ。そんなわけで、いつもは個別注文なのだが、今回に限りセットメニューで行くことにした。

まず、前菜に豚肉とクラゲが来ました。くらげが懐かしい味、日本と同じ。続いてスープ。おお、濃厚な蟹肉それにふかひれも入ってる模様。これはこの日のベストメニューでした。そのあとに、上海蟹が登場。思ったとおり小さい。店の人が適当な大きさに切り分けてくれるので、それから先は鋏だの、箸のような棒を使って、ひたすら格闘の時間です。日本のズワイガニの半分ぐらいの大きさなので、食べるところが少ないただただほじくり返すことに気をとられ、味のほうはあんまり覚えてない。そのあと炒め物がふたつ来て、坦々麺です。ちょっとスープが辛め。麺とスープのからみ具合があまりよくないと感じるのは日本のラーメンにした慣れきってしまっているからだろう。このあと、デザートだと言うのだが、お腹がいっぱいなのかどうか中途半端。協議した結果、炒飯を追加注文してお腹に納得させる。デザートは、久々に揚げ饅頭にオレンジでした。粉砂糖に揚げ饅頭なんてやっぱりこれも懐かしかった。

日本人は上海蟹に異様な執着心があるようでとなりのテーブルも観光客らしい日本人だった。
それなりに美味しくはあったのですが、このコースでひとり8,000円強(ビール込み)となると、日本で焼き蟹のコースがたべられるなあ、と思ってしまったのでした。

ソーホーストリートフェア&ワインウォーク

2010-11-27 | 香港 催事


ソーホー地区でイベントがあるらしい。ソーホー地区は世界一長いエスカレーター(ヒルサイドエスカレーター)近くだと認識していたが場所がよくわからない。で、調べてみたらエスカレーターの途中で降りればよいらしい。ただ、この催しワインウォークに参加するにはあらかじめ140ドル(約1500円)のチケットを購入して、イベントに参加している店でワインが飲めたり、つまみを食べたりすることができるというのがメイン。

140ドルといえば、一般の香港食3回分だしチケットを買ってまで行くつもりはなかったが、会場案内図をみると数箇所にステージが設けられるようなので行ってみることにした。

エスカレーターを上っていくとポスターは貼ってあるもののしばらくはそれらしいムードは漂ってこない。おなじみの「足ツバマッサージ」の店を過ぎるあたりでようやく案内図がみえ、エルギンストリートの入口でようやく入口を発見。パンフレットも配っていてこれは本格的。すこし期待が高まった。

ところが、いくつかあるワインのブースはガラガラ。わざわざチケット買ってきた人が少ないのだろう。一般売りしていないので余計寂しい。それでも賑う通りにはいくつかフリマのような店が出ていたり、のっぽの仮装人が何人か出動していてそこそこ人を集めていたのだった。でもせっかくのワインのイベントだし、店のみじゃないテイクアウトの一杯売りはないかと探していたら一軒だけあった。でも、1グラス50ドルって、スーパーに行けばフルボトル買えちゃう値段じゃないの。仕方ないコンビニでビールでも買おうかと思っていた矢先、店先でハイネケンの生ビールを売っている女性を発見。これにした。

しかし、この催しはよくわからないなあ。参加している店はクーポンを買った客と一休みする客しか入らないし、出店もワインとかに関係ないアクセサリーや服だし、これじゃソーホーのお祭りって感じが出ていない。せめて、参加している店が店先で専用のテイクアウトワインやつまみを特別値段で提供でもしてくれれば、それなりの形になるのだと思うのだが。

催事が少ない香港だけにもうちょっと考えてほしい一件でありました。

カシューナッツ炒めの罠

2010-11-24 | 香港 食べ物
料理が運ばれてきたとき、「しまった」と思った。大嫌いなセロリがたくさん入っていたからだ。
メニューからはカシューナッツと肉だけが読み取れたので注文したのだが、カシューナッツよりも肉よりもセロリのほうが断然多く入っているなんて、ずるい。

セロリのほかにはピーマン、たまねぎ、赤ぴーまん、唐辛子、生姜、小エビも1個だけあった。見た目だけで食欲は落ちてしまったのだが、せっかく注文したので食べないわけには行かない。炒めたセロリは少しは食べやすい。苦味も減少している。他の具材はうまみが効いて辛くもなく濃くもなく、ちょうどよい味付けなので食べやすい。
もうひとつの難関が仏壇盛りのごはんである。ぱさぱさなのである。食べるスピードが鈍る。スープをちょっとかけてみたが効果がない。結局おかずをご飯の上にかけた。こうするとパサパサ感がかなり改善される。

それでも、大量のセロリとちょっとのごはんが残って会計になった。

蘭桂坊カーニバル

2010-11-21 | 香港 催事
ランカイフォンカーニバル(蘭桂坊嘉年華)という催しがあるというのでのぞいてみた。
ランカイフォンは、香港島の中心中環(セントラル)にある西洋人向けのバー、レストランが集中しているところで、香港人もよく遊びに行っている。

先日、ハローウィンで馬鹿騒ぎがあった場所なので、またまた何をやるのかと内心感じていた。現場に着くと大きな横断幕で仕切られた向うがわが歩行者天国になっていて、さして広くない道の両側に飲物や食べものの露店が並んでいたのでありました。
まあ、縁日みたいなものですね。蘭桂坊らしいところは飲物のメインがビール、それも香港では珍しい生ビールであることです。ちょっとのぞいてみると、呼び込みのお姉さんがフランスのビールを勧めてくれた。フランスねえ、まあ珍しいから飲んでみましょうか。

ここのビールにはもうひとつ特徴がある。細長いラッパのような独自の容器にビールを注いでくれるのだ。以前から気になっていたのでこれも初挑戦。ガラスかと思ったらプラスチック製で、飲み口のところがちょっとざらついているが、紐がついていて首からぶら下げるようになっている。ご丁寧にも蘭桂坊のロゴまでついている特注容器だった。

このお祭りのもうひとつの特徴はステージ。サンバのお姉さんが音楽に合わせて踊っていたのだが、あまりの人だかりのためにほとんど見ることができなかった。

まあ、特製容器でビール飲みながら白昼堂々ぶらぶらするというのはよい気分であります。

日本食品節にはまる

2010-11-18 | 香港 食べ物
またまたやってきたユニーの日本食品節。第一弾の天ぷらもよかったけど、第二弾もあった。
それも北海道弁当まつり!となれば、行かずにはいられない。

初日に下見を行った後、ちょっと時間をずらして帰宅し、そろそろ値下げシールの時間ではないかと見計らって20時過ぎに売り場に突撃。予想通り各弁当には赤いシールが。

大きなタラバ蟹に目を奪われ、似たような2種類の弁当のうちどちらにするかしばし迷ってしまう。結局、タラバの他の食材に数の子にするか、イクラ入りにするかが決定打になり、イクラいりのたらば寿司(釧路駅弁)が夕食に。

こうゆう催しが2ヶ月に一度ぐらいあるので、もう完全に病みつき状態になってしまいました。