日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

香港銀行事情

2016-04-26 | 香港に思う
日本に一時帰国した際に困るのがお金の引き出しです。メインで使っている銀行が次々に支店を減らしてしまったので、職場近くも自宅近くからもATMが消えてしまいました。それで別の都市銀行に一部を移しているのですが、それでも空港や駅付近でその銀行のATMを探すのが面倒です。

香港の場合ATMの使い勝手は日本よりも断然良いです。24時間手数料なしでほぼどこにいてもお金をおろせるからです。
まず、銀行の数が多いのでATMの数も多いのです。100m歩く間に5つの銀行があるなんてざらなのです。さらにATMの種類が2グループしかないのが特徴です。HSBCと恒生銀行が第一グル ープで、その他の銀行は全部第二グループという色分けでとてもわかりやすいのです。口座を持っている人はグループ内でのATMしかおろせませんがそのグループの銀行なら24時間いつでも引出手数料がかからないのです。但し、年間手数料が残高に応じてかかる場合があります。ですが、私の場合年間500円程度ですので日本のコンビニで引き出すことを考えると全然安いわけです。それに私の場合、恒生銀行ともうひとつ別の銀行の口座のふたつもっているので、万一の場合ATMさえ見つけることができればいつでもお金がおろせるのです。

ATMは写真のように建物の壁に埋め込まれたタイプが多いです。当初は戸惑いましたが防犯のことを考え ると自販機タイプよりは安全と思います。暗証番号は6桁で、ATMじは広東語と英語ダブル表記なのでスピードはやや遅くなりますが、その点を考慮しても香港の方が便利で使いやすいです。

日本も見習ってほしいなあ。

香港のお弁当

2016-04-24 | 香港 食べ物
スーパーマーケットのお弁当シリーズ。今回は近所のスーパーで買ってきました。

選んだおかずは、麻婆茄子と肉団子といった感じのものです。ナスはうまい具合に皮の部分を含んだのみにカットされていました。香港で売っているナスは日本のナスの3倍以上の大きさがあるので残りの部分はどこに行っちゃったのか気になるところです。それにひき肉とねぎと唐辛子というシンプルな組合せですが、辛さはマイルドで汁はご飯に滲みてちょうどよい感じになりました。

もう一品はミートボールと思って頼んだのですが、中身は肉ではありませんでした。何でしょうか?魚のすり身か湯葉のような食感でしたが味 はどこかで食べた記憶があります。いずれにしてもはずれではない味でした。

ご飯はいつもの長粒米ですが以前食べたときほどパサパサでなかったのでおかずと一緒に口に入れると違和感はありませんでした。それでもご飯自体はやっぱり多すぎていつものように半分ぐらい残してしまいました。

これはすごい組合せと思った香港のティータイム

2016-04-22 | 香港 食べ物
香港軽食堂めぐりシリーズ。今回は香港島、中環(セントラル)にある檀島珈琲(ホノルルコーヒー)に行ってみました。店名からするとコーヒーショップのようなイメージですが、喫茶メニューもある大衆食堂のような趣です。この店はエッグタルトで有名なのですが、入口にティータイムサービスのメニューが出ていたのでその中からパイナップルパンのセットを注文しました。

このパイナップルパンはかなり変わっていました。パイナップルパンの中にチャーシューと卵焼きがはさんであるのです。日本で言えば、焼肉と卵焼きをサンドしたメロンパン、というイメージ です。チャーシュー自体は柔らかくジューシー、卵焼きも薄味でそれだけなら十分いける味でした。ですが、甘いパンに挟んであると、口の中がびっくりしてしまいます。

メニューを見ると何も入っていないパイナップルパンもあり、飲みものを頼んでもティータイムセットより安いことがわかりました。次回は、ふつうのパイナップルパンを食べて味を確かめてみたいところです。

連休タイ 番外編 旅の道中ネット中毒

2016-04-19 | タイ 旅行
昨年の秋にWIFI専用のタブレットを買ってから旅先でのネットがしやすくなりました。

年末にタイに行った際の宿ではWIFIの電波が弱かったためにロビーでしか満足につながらなくて、タブレットを使う機会は限られていました。今回は部屋でも比較的繋がりが良かったので結構使いました。

着いた翌日、WIFIにつなげてみると未読メールがなんと60件もありました。といっても私的メールはほとんどなくて広告やポイントサイトからのものでした。朝食後にメールチェックをしたのですが何だかんだでそれだけで1時間もかかってしまいました。その日は遅く起きたこともあって短い日程なのに午前中がつぶれてしまっ た格好です。

SNSを眺めていると旅先から頻繁に投稿してくる人をよく見かけます。見ているこちらとしては楽しいこともあるのですが、旅というのはある意味日常生活からの脱出だと思っている私には旅先でネットを一日中つなげていることは日常生活の延長のように思えてしまいます。

なので、初日に懲りたので2日目からはタブレットを見るのは午前中は1時間までにしてそれ以降は夜時間が余ったときにだけのぞくようにしました。WIFIがつながる宿は便利ではありますが、旅先でネットに振り回されてしまうのであれば本末転倒になりかねないなあなどと感じたものでした。

香港式 ティータイム

2016-04-17 | ニッポン
週末は起床時間が遅いのでお昼が中途半端になってしまいます。ふだんは菓子パンやカップめんで済ませてしまうことが多いのですが、さすがに飽きてきたので、軽食堂に入ってみることにしました。

香港島の中環地区は主要銀行の本店が集まる金融街ですが、ひとつ路地を入ると昔ながらの猥雑な街並みが広がっているところでもあります。
トラムが走る徳輔道中と皇后道中に挟まれた利源西街もそんな路地のひとつです。狭い道の両側に服飾品や雑貨を売る露店が立ち並んでいます。人がすれ違うだけでいっぱいの道幅なのですが、逆にそれが人の目を引くようで、観光客 も何かあるのかと足を踏み入れたくなるようです。その露店の裏側にあるのが瑞士珈琲店(スイスコーヒー)です。わかりにくい場所にもかかわらずガラス越しに多くの客が入っているのが見えます。入口のメニューを見ると午後2時からが下午茶(アフタヌーンティ)タイムになっていたので、2時過ぎまで時間をつぶして店内に入りました。

古いビルの一角ですが、窓を模したところに昔の香港の写真が貼ってあったり天井に大きな扇風機があったりと渋いつくりです。頼んだのはホットドッグとミルクティのセットです。ホットドッグはソーセージにトマトの薄切り2切れ、その上にマヨネーズ系のソースがかかっていました。パ ンは普通のホットドッグ用のパンよりちょっと短くて太いかな。懐かしい味でした。ここのミルクティも上環の店同様「ブラックアンドホワイトの牛」柄のカップでした。お目当てのパイナップルパンは売り切れだったのですが、安かったしそれなりの満足のランチタイムでした。