日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

中秋節のランタン祭り

2015-09-30 | 香港 行事
陰暦の八月十五日は中秋の名月です。この日は香港では特別の日で重要な年中行事のひとつにあたります。家族そろって食事をしたり、近所のランタンカーニバルに出かけたりして夜遅くまで楽しむのです。

香港島のランタンカーニバルの会場は繁華街近くにあるビクトリアパークです。この公園は催し物によく利用されていてるところで、地下鉄だと繁華街の銅鑼湾(コーズウェイベイ)と天后(ティンハウ)の二駅が便利ですが私はいつも混んでいない天后駅から行きます。

会場 に着いたのは午後7時前です。メインステージが始まるのは午後8時ですがすでに多くの人が詰め掛けていました。ステージが始まると混雑するのでその前に一回りしてしまおうという算段です。お目当てのランタンは公園の西側に集中していました。今年は小ぶりなものが多かったように感じます。ランタンはお月さんにつきもののうさぎをはじめ、縁起物の龍や鯉が定番で、象や虎などの動物や人物をモチーフにしたものが多く見られました。みなさん写真を撮っているのですが、ランタンだけを写すのは難しくないのですが、人物を入れると後方の光が不足するのでうまく撮るのが難しいです。

園内をひと通り回ったあと近くのレストランで食事をして 帰りました。付近のお店はどこもお客がひしめいていました。かきいれどきなんですね。

香港 秋の風物詩 月餅

2015-09-27 | 香港 食べ物
秋が近づいてくると、香港はあわただしくなってきます。月餅商戦が活発化するからです。

日本では中秋には月見団子を食べる風習がありますが、中華圏では月餅を贈りあう習慣があります。日本のお歳暮、お中元に似ています。以前はこの時期の月餅を買うための出費に備えて「月餅講」という仕組みがあったぐらいですから相当大きな規模です。

なので、お菓子メーカーやスーパーなども販売にかなり力を入れています。夏休みに入るころから宣伝が始まり、早期割引セールになります。そして、直前になるとスーパーマーケットや駅の構内などに月餅販売の特設売店コーナーが並びます。日本で言うとバレンタイン デーのチョコレートのような感じですね。

月餅は日本でも売っていますが、こちらのものはかなり大きなサイズで直径7,8cmぐらい、厚さも中にアヒルの卵が入るぐらいなのでかなりあります。なので、ひとつ食べるとおなかがもたれるぐらいの分量です。

そこで最近では、一回り小さい一口サイズも出回るようになりました。また、冷やして食べる「アイス月餅」も一般的になって多種多様化してきています。

これだけ周りが騒いでいると日本人でもつい、ひとつぐらい食べておかないと、という気持ちになり、毎年売り場に吸い込まれてしまうというのが最近のパターンです。

髪切り難民から脱出

2015-09-24 | 香港に思う
以前、通っていた美容室が突然閉店してしまい、髪を切るのに苦労したことを書きました。

以前の美容室ははバス通りの、それもバス停に面していました。閉店してしまったときには外側のガラスに元のスタッフのうち一名が近隣の店に移ったという張り紙がありましたが、他の人たちの消息はわかりませんでした。

ところが4,5日して改装工事が始まると工事中の目隠しのベニヤ板に新しい美容室の張り紙があるのがバスの中から見えました。その後3週間の間にこの張り紙は一旦消えて、復活したのち破られてしまいました。そして先日新しい布製の立て看板が登場しているのが見え、その中に私の担当だった人 の名前を確認することが出来ました。

カットの時期になりひと月ぶりにそのバス停で下車しました。看板にある地図を頼りに一本奥の袋小路になっているところで、店を見つけることが出来ました。

店の大きさは以前の半分以下で、その狭いところに以前のスタッフ4人が移動してきたようです。それぞれのスタッフの固定客もついてきたようで混雑していました。休憩スペースがないのでお客が来ると仕事がないスタッフの居場所がなくなって外に出たり、また戻ってきたりを繰り返すので落ち着かないばたばたした店内でした。ふと見ると向い側も美容室で最低料金が同額のようでした。しかし、向かいはガラガラでのんびりと仕事を する人が見えます。髪切り難民から脱出できたのは良かったのですが、料金が上がったうえにせわしない店になったことで、よかったのかどうか。

香港 スイーツ エッグタルト

2015-09-14 | 香港 食べ物
香港でポピュラーなお菓子のひとつにエッグタルトがあります。一般的なものは黄色いプリンのような形のタルトで、ローカルのパン屋さんやチェーン店などで手軽に手に入るのですが、ガイドブックに載っている店もあって、チェーン店なのにその店だけ観光客でごった返していることもあります。

一方マカオで一般的なのは同じぐらいの大きさながらパイ生地で焼き上げたタイプで香港でも10年ぐらい前に一時ブームになりました。私はこのマカオタイプのほうが好きなのですが、最近では手に入るのがケンタッキーフライドチキンなど一部の店しかなく、値段も高めなので食べる機会がほとんどありません。

近所の スーパーマーケットの中に出店しているパン屋のものは香港式のタルトを焼き上げたようなものです。夕方の時間帯に行くとだいたい売り切れているのですが、先日久しぶりに立ち寄ったところまだ在庫がありました。すぐ近くには香港式エッグタルトの有名店があるのですが、私にはスーパーで売っている焼き上げタイプのほうが好みです。

ある日の夕食

2015-09-11 | 香港 食べ物
海外に住んでいると外食でなくてもちょっと変わった献立になることが多いです。

この日はラープムーと生春巻きと鯖という各国料理ごちゃ混ぜのおかずとなりました。ラープムーは肉を葉っぱに挟んで食べるのですが、タイの食堂で出されるようなものは辛すぎて食べることが出来ないので、私用には辛くないバージョンが与えられたのですが、私にとってはそれでも充分辛いもでした。生春巻きはベトナムが有名ですが手作りなのでウインナーとか蟹カマとか麺とか色々な具が入っていました。それを和風ドレッシングで食べるのですが、結構いける味でした。しかしながら黄色い麺は私が食 べようと買置きしていた三食焼きそばの麺であることが後でわかりました。キッチンに粉末ソースがさびしく残されていたからです。鯖は日系スーパーで買ってきたものをオーブントースターで焼いたものです。これは日本人にはおなじみですね。
やっぱりこれが一番舌になじんでいます。