日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

香港発夜行便

2014-12-26 | アジア旅行
急遽一時帰国することになり、12月から運航を始めた全日空の夜行便に搭乗しました。

当初、ほぼ同じ時間帯のキャセイ航空便とどちらにしようか迷いました。キャセイ航空便は共同運航している日本航空のサイトで予約すると値段が安いのです。しかし、キャセイ航空便が成田着なのに対し、全日空便は羽田着です。実家が都内だし、羽田の国際線は利用したことがないので、全日空を選びました。

深夜一時発というのは、仕事が終わって一旦帰宅し夕食を済ませてからゆっくり空港に向かうことができるいう点では楽でした。空港に着いたのは23時過ぎでしたが、さすがにこの時間帯では空港内の店やレストランは閉まっているところが多かったです。

機内では、昼行便と同様のサービスでした。離陸後30~40分後に飲み物が来て、2時間後にはもう朝食です。少しぐらい眠れるかと期待していたのですが、目を閉じてうとうとしているうちに羽田に着いてしまいました。眠るつもりだったら、離陸後すぐに寝ちゃうしかないようです。

羽田の接続は楽でした。到着ロビーを出るとすぐに京浜急行の乗り場に出られるし、電車の本数も多いです。家に着いたらさすがに眠くなり、午前中はずっとコタツで寝てすごしました。

海事博物館の見学をしてきました

2014-12-22 | 香港 散策
赤柱(スタンレー)にあった香港海事博物館が中環(セントラル)のスターフェリー乗り場近くに移転きました。フェリーターミナルの建物をそのまま利用して作られていて、入口手前にミュージアムショップがあります。

中は三層に分かれていて、下から階段を上って上に見ていくことになります。歴史に沿って展示が進んでいく感じで、最初は漢時代の陶船(日本の埴輪みたいなもの)でした。代表的なものでは宋代の帆船(ジャンク)、そして明代では探検家鄭和の船など、船の模型がたくさん並んでいます。ほかには積荷の陶器や王桂、ナツメグなどをいれた甕や扇、絵画なども目を引きます。上の階は海が見渡せて眺めが良いです。日清戦争(こっちでは中日戦争というのを初めて知りました)以降の展示で、模型がほとんど。天井にヨットや小船が張り付いていました。最上階は屋根裏みたいなところで船の部品や操舵室の再現などです。

展示品は多いのですが、ほとんどが船の模型と絵画で占められています。香港にある博物館はほとんどが入場料が10ドルか20ドルなのですが、ここだけなぜか30ドルもします。船に興味のある人以外は特別行くような場所でもなく、ちょっともったいないような

香港で居酒屋

2014-12-17 | 香港 食べ物
仕事帰りに軽く一杯~日本の居酒屋は便利ですね。香港というか中華の店の場合、日本と少し違っています。観光客が入るようなホテルの中にある店や大きなレストランでは酒類をおいているのですが、ワンタンメンや定食が主体の小さな店の多くは酒類を扱っていないところが多いのです。なので、外食時にこうした庶民的な店を利用したくてもビールがないので候補から外れてしまう、という店がたくさんあります。良さそうな店を見つけてもすぐには入らず、店の外から様子をうかがってメニューや冷蔵庫、ステッカーなどから青島ビールやサンミゲルなどの文字や写真を見つけたらしめたものなのですが、見つ かる確率は高くはありません。

となると、日本食レストランが手っ取り早いのですが、どうしても値段が高めになってしまいます。日本だとチェーン店だと安上りで済むのになあと思ってしまいます。ところが香港にも居酒屋のチェーン店があるのです。実はアパート近くにもあるのですが、夕食時はいつも行列しているのでこれまで機会がありませんでした。今回、たまたま中環に寄るついでがあったので、日曜日のオフィス街なら待ち時間はないだろう、と予想して出かけたのでした。

意外にも結構お客が入っていて、驚きました。ほとんど香港人です。日本のお店は写真つきのメニューでわかりやすいですね。香港では希少価値のサワーのメニューもありました。しかし、せっかくなので日本のビールで乾杯です。鍋に天ぷらにししゃも…思いっきり和風にしました。値段もまあまあ庶民的でこの味、この値段ならまた来たいと思いました。ただ、生ビールが出てくるまでに5分以上待たされました。鍋が出てくるまでに最初に運ばれてきた天ぷらが冷たくなってしまっていました。




このあたりがねえ。



やっぱり香港です。

香港のクリスマス飾り 九龍編

2014-12-14 | 香港 行事
スターフェリーに乗って九龍サイドのクリスマス飾りを見てきました。ワンチャイのフェリー乗り場は東側に移動になっていました。距離にして数百メートルなのですが、元々地下鉄駅からビルとビルをつなぐ連絡通路を延々と歩いてくるので、心理的には不便さがかなり増大した感じです。乗り場のつくりは中環(セントラル)の埠頭と同じなのですが、以前と比べるとベンチの数が少なくなった、海風が直接入ってくるということで、冬は寒さが身にしみます。

九龍サイドに着いてまず向かったのが、ヘリテージ1881という以前の水上警察を改装して作られたショッピングモールです。ここはいつもネオンがまぶしい飾りなのです が、写真を撮ると対面の照明が邪魔をしてうまく撮れません。なので、今回は日没少し前に行ってみました。でもやっぱりうまく撮れません。基本的に中央の塔のようなオブジェが中心なので、それに向かって四方から照明が当たっているので写真向きではないのです。今年は馬車などの大掛かりなものはなくて所々に小さなオブジェがある程度のおとなしい飾りです。それでもたくさんの人が詰め掛けて写真を撮っていました。



フェリー埠頭脇のハーバーシティは毎年、ものすごい人ごみでごった返す名所です。今年は大きな機関車一台がど~んと鎮座してるだけ、一点豪華主義の展示でした。機関車が地面に直接乗っているためにこれも写真向 きではありませんでした。なにしろ通路の真ん中をほぼ独占してしてしまっているので、全体をフレームに入れることはまず不可能。ショッピングモールの中ものぞいてみました。こちらにも汽車がありました。ツリーの中を走る模型です。こちらはそれほど混んでいません。実物大の機関車の展示は以前シティプラザのクリスマスでありました。また、鉄道模型を走らせるという展示も数年前のランドマークのクリスマスで見ています。ということで、そろそろクリスマス飾りのネタも尽きてきたのかな、と感じさせる年の瀬であります

香港騒乱 金鐘の封鎖解除 12/13の状況

2014-12-13 | 香港に思う
12月11日、裁判所の執行命令に基づく形で、反政府派最大の占拠拠点であった金鐘(アドミラリティ)地区の封鎖が警察によって、強制解除されました。
この措置によって通行止めになっていた主要道路の通行が可能になり、翌12月12日からMTR金鐘駅の北側を通るバス路線も元のルートに戻っての運行となりました。
海洋公園(オーシャンパーク)行きの直通バスは占拠が始まってから一時的に、MTR天后駅前に変更されていましたが、こちらも封鎖解除に伴い従来の金鐘駅のバスターミナル発着に戻っています。
毎朝金鐘駅前を通るバスで通勤している私としては、10月以来ようやく平常のペースに戻って仕事ができるなあ、という感じです。残る反対派の拠点は、そごうデパート前の銅鑼湾地区一ヶ所となりました。こちらの封鎖解除も時間の問題とみられていて、トラムの全線復旧の日も近いと思われます