香港への移動が決まって一番厄介に思ったのは、海外生活に関する準備とかではなくて、職場の偉い人に、香港に行ったら試験を受けろといわれたことです。業界の試験です。
広東語か英語で受けるものですが広東語はまったくだめなので、大学受験のとき以来放棄していた英語に再び取り組まざるをえない状況になりました。
試験は土曜日とか日曜日に毎月実施されます。香港に着いて最初の試験実施日は3連休だったので当然バンコクに行きました。準備不足だし、連休をつぶしてまで試験に行くことはないと思ったからです。予想通り偉い人から怒られました。冬のボーナスが減ったのはたぶんこのせいでしょう。
どうせ受からないだろうと思っていたのですがそれなりに学習は続けていました。ところが3回目の受験で前任者が2科目のうちのひとつに合格してしまいました。これはまずいことになりました。最低でもやさしいほうの1科目は突破する必要に迫られたのです。いままでより少し力を入れて本を読みました。問題集とか過去問とかないのでひたすらテキストを読むしかありません。辞書を引いてもわからない言葉ばかりなので、訳はめちゃくちゃに近いです。ひと月遅れでなんとか合格しました。
しかし、まだあと1科目残っています。広東語で受験する香港人も含めての合格率が40%という試験です。辞書を引いているうちに目がかすんできました。そのうち仕事中にも他の字が見えづらくなってきました。試験も3回目以降は問題文の字が二重になって、見えないことがしばしばです。見えないのですから、読めるわけがないです。
しばらくは、英和辞典は引きたくありません。
広東語か英語で受けるものですが広東語はまったくだめなので、大学受験のとき以来放棄していた英語に再び取り組まざるをえない状況になりました。
試験は土曜日とか日曜日に毎月実施されます。香港に着いて最初の試験実施日は3連休だったので当然バンコクに行きました。準備不足だし、連休をつぶしてまで試験に行くことはないと思ったからです。予想通り偉い人から怒られました。冬のボーナスが減ったのはたぶんこのせいでしょう。
どうせ受からないだろうと思っていたのですがそれなりに学習は続けていました。ところが3回目の受験で前任者が2科目のうちのひとつに合格してしまいました。これはまずいことになりました。最低でもやさしいほうの1科目は突破する必要に迫られたのです。いままでより少し力を入れて本を読みました。問題集とか過去問とかないのでひたすらテキストを読むしかありません。辞書を引いてもわからない言葉ばかりなので、訳はめちゃくちゃに近いです。ひと月遅れでなんとか合格しました。
しかし、まだあと1科目残っています。広東語で受験する香港人も含めての合格率が40%という試験です。辞書を引いているうちに目がかすんできました。そのうち仕事中にも他の字が見えづらくなってきました。試験も3回目以降は問題文の字が二重になって、見えないことがしばしばです。見えないのですから、読めるわけがないです。
しばらくは、英和辞典は引きたくありません。