日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

もうすぐ旧正月

2019-01-31 | 香港 行事
今年の旧正月は二月五日からです。一月上旬あたりから準備が始まり、中旬ぐらいからスーパーマーケットなどではくだもの、乾物、チョコレート、ワインなどの食品に加えて縁起物の四字熟語が描かれた赤い紙、布みたいな飾り物がたくさん並びます。

そして大きなショッピングモールでは毎年異なる飾りつけをして商戦を盛り上げてくれます。アパート近くのシティプラザはこの数年クリスマスも旧正月も飾りつけがどんどん簡素になって寂しかったのですが、今年の旧正月はちょっと違いました。LOGOがスポンサーについたようなのです。

全体のイメージは年末に香港各地で行われる花市(フラワーマーケット)にして旧正月モードですが、中に入ってみると子供向けの縁日のようになっていました。あちこちで子供向けのゲームがあって行列ができていました。大人だけで来た人にはやや物足りない感じですが、家族連れには好評のようで会場には子供たちの歓声がこだましていました。

「年末年始タイ」6 スーツケースの上に乗せるハンドキャリーを見つけました

2019-01-26 | タイ 旅行
前回の一時帰国の際に購入した四輪カートは軽くて便利なのですが、折りたたみができないのでスーツケースと一緒に運ぶ場合は両手で身体の両脇に挟むようにしていく必要があります。実際街中でも両手にスーツケース二つ持って歩いている人を良く見かけます。でも、階段とかがある場合は不便そうです。

私が旅に行くときに欲しいと思っていたのはスーツケースの上に乗るタイプで縦型のバッグでした。これが探しても意外に見つからない。A4サイズの書類が入るぐらいが理想ですが、これだとどうしても上が高すぎてしまうということなのでしょう。ところが一時帰国出発数日前にたまたまネットを徘徊していたらよさそうなものが見つかったのです。

見た目はリュックあるいは二輪のキャリーカートですが、背面のファスナー二つを開けると底なしのポケットのような形になってここにスーツケースの引手を挟むことができるのです。縦に長い形なので実際にスーツケースに乗せてみると高さはスーツケースの引手よりも高くなってしまいます。しかし布製なので引手を手に持ってスーツケースを引っ張って(あるいは押して)も意外に抵抗感がなくスムーズに移動ができるのです。

今回帰りは、この方法で香港に戻ってきたのですが何よりも楽だったのが空港でスーツケースを預けた後の搭乗までの空港内の移動です。二輪なので脇に押していくことは無理で引っ張っていくことになりますが、軽くて車輪がしっかりしているので指二本で楽々動かせるのです。それに収納力もありました。前後にポケットがあるほか脇にもペットボトルや折りたたみ傘程度が収納できるポケットあります。また内側にもポケットがあって、この中にはちょっと高価なもの、デジカメや携帯電話を入れて置くのに最適です。旅先でスーツケースを宿に預けて出かけるときにも役立ちそう。ということでなかなかのすぐれもの、おすすめです。

「年末年始タイ」5 バンコクに戻ってきました。

2019-01-22 | タイ 旅行
かみさんの田舎(ナコンパノム)とバンコクを結ぶ航空路にはいわゆるLCCしか飛んでいないのでもしもの場合の大幅遅延や欠航に備えて、帰国時は必ずバンコク周辺で一泊してからという日程を組んでいます。

今回は久々にバンコクのスクンビット地区に泊まりました。利用したホテルは以前にも滞在したことがあるところでしたが周辺のようすが変っていてびっくりしました。マッサージ屋がたくさんあったビルの一角は空っぽになっていて、その向かいにあった大きなスーパーマーケットはなくなってしまいその一部がコンビニになっていました。安いマッサージ屋がなくなってしまったので他を探したのですが、どこも同じような値段で近年行き慣れていたパタヤより高いなあと実感したのでした。

そんな中、タイを訪問中だった日本人の友人と連絡がとれて久々に一杯やることになりました。待ち合わせの場所は以前に何度か飲食をしたことがあるレストランでしたが、ここも改装して店の名前まで変わってしまってびっくりでした。とにかく短い時間でしたが、ささやかな新年会ができて良かったです。

バンコクも香港同様に二年間も遠ざかってしまうと同じ通り沿いでも店の入れ替わりが激しく変わっていることに改めて気づかされたのでした。

「年末年始タイ」4 タイでwifiルーターを借りる

2019-01-19 | タイ 旅行
かみさんの実家付近には何もないし、親戚や近所の人が訪ねてきてもまだ慣れ親しんだ人は多くないので他の人たちが外でワイワイがやがややっているときでも、家の中でネットをやっている時間帯があります。義父がやってくれば、一緒に犬も連れてくるので相手をして過ごせるのですが、なぜか義母だけやって来て義父がこないというパターンが多くて今回は私の居る間は一回も来ませんでした。

かみさんの電話は田舎からかけてくると結構途切れるのでネットがうまくつながるか心配でしたが、存外にサクサクとつながって安心しました。ところが滞在二日目借りてきたwifiルーターのスイッチを入れてみると???。夜中に充電しておいたはずなのですが残量が35%のままだったのです。調べてみると充電器の接触が悪くて充電不能なのでした。

幸いデジカメの充電器で代用できることがわかりましたが、このポケットwifi、日本の会社のものだったんですね。残念でした。

wifiルーターはタイ滞在期間中でもかみさんの田舎にいる間だけの利用でしたので、国内線発着の空港で借りて、田舎から戻ってきたあと同じ空港で返却して終わり、だったので荷物の負担にならずにすみました。

「年末年始タイ」3 ラオス、ターケークへ日帰り旅行

2019-01-17 | タイ 旅行
かみさんの田舎近くにはメコン川が流れていて対岸はラオスです。ということでラオスに行ってみようということになりました。

親戚の車に乗ってまずナコンパノムのバスターミナルへ。車はここに置いてバスで対岸のターケークに行くのです。バスは昔の観光バスを思わせるようなちょっと小さめの車体で通路を挟んで両側に二席の座席が並んでいて、窓にはちょっとした飾りのカーテンがついていました。発車してしばらくはタイの田舎道を走ります。途中左に曲がったので停留所でもあるのかと思ったら、ガソリンスタンドに停まりました。まさかの営業運転中の給油です。このあたりがいかにもタイのバスらしいですね。出発して50分ほどかけてタイラオス友好橋にあるタイ側の国境ゲートに着きました。全員バスを降りてイミグレに並びます。
パスポートを出してスタンプを押してもらうだけでおしまい。再びバスに乗るとここからどっとお客が乗ってきて後のほうから乗車した我々の座る席がなく、満員電車のように立ったままの国境越えとなりました。橋を渡って今度はラオス側の入国手続きです。すごく簡単でパスポートを出して、その場で写真を撮られて隣の窓口でパスポートを受け取って入国完了です。一切書類の記入が不要でした。日本人なのでビザが不要だからタイ人と同様の扱いみたいです。

再びバスに乗り込むとここでかなりの人が降りたみたいで着席できました。バスはラオスの道を走っています。タイの田舎以上に殺風景です。田畑が少なく荒れ地の中を走る感じで時折すれ違う大型トレーラーとかトラックに中国語がペイントされているのがいかにも中國に経済を握られている国だなと感じさせます。出発して75分後、市街地らしくないところにあるバスターミナルに着きました。タイ同様バスターミナルは市街地からちょっと離れたところにあるみたいです。バスターミナルには数軒のお店があるだけで閑散としていました。

親戚がターミナルの端っこに停まっていたトゥクトゥク(バイクタクシー)のところに行って交渉してきて市内まで連れていってもらうことに。タイと比べても路面が悪くてかなり揺れます。周囲にはちょっとした店や家が点在するだけでかみさんが言っていたようなラオスの中では大きな町だという印象からは程遠い感じでした。20分ほど走って降ろされたのはメコン川のほとりに近い食堂の前でした。運ちゃんおすすめの店だそうで、店先に飲茶の蒸篭がいくつも並んでいます。漢字表記が見られるので中華系の経営でしょうか。とにかくこの店でランチにしました。蒸篭をいくつか頼みほかに汁麺も追加してみんなで食べました。点心類は香港のものと比べると味付けが濃い感じで、麺のほうはタイで食べるクエティオという麺に似ていましたが、それほど癖もなく、ラオスビール(ビアラオ)ととともに美味しくいただきました。隣国と言っても言葉はかみさんや親戚が話す言葉(タイ方言)と同じですし、食堂やトゥクトゥクの料金の支払いもタイバーツが使えますので、違う国に来たという感じがあまりしません。



食事後再びトゥクトゥクに乗って、今度は違うルートでバスターミナルに戻りました。このルート沿いにはいかにも植民地風の立派な建物がいくつかみられようやく都市の様相をみることができましたが、結局4階建て以上の高層ビルはなかったようです。交通量も少なくこのあたりもタイとの経済力の違いが出ているようです。

バスターミナルに着くと、ちょうどタイに戻るバスが出るところでした。帰りも同じ経路でラオス出国ゲートで下車、出国手続き(スタンプを押すだけ)、再びバスに乗ってメコン川を渡りタイ入国ゲートで下車です。このとき日本人の私だけ入国カードの記入が必要でした。
陸路入国なので空港と違って14日間の入国許可スタンプを押されました。帰りはお客が行きほど多くなかったので、全行程着席できました。バスターミナルに着くと所要時間は行きと同じ75分でした。

要は橋を渡って食事をして戻ってきただけなのですが、5時間かかったことになります。ラオスは二度目の訪問でしたが、初めての陸路での国境越えということもありなかなか楽しい半日でありました。