メニューからわかったのは豚肉とトマトとご飯で構成されているということだけだった。
運ばれてきて驚いたのが、ご飯とおかずが別皿だったことだ。麻婆豆腐飯のようにご飯の上におかずがのっかっているものを予想していたのだが見事に裏をかかれた。そして追い討ちをかけるように迫ってきたのが鮮烈な赤。トマトはもちろん赤いがそうではなくて、炒め物かあんかけっぽいものを予測していたのに、なんとシチューのような煮込みだったからだ。それもトマトソースと来た。
おかずを点検してみる。豚肉とトマトのほか、たまねぎと少量のきのこが確認できた。おかずはひとくちレンゲですくうと迷うことなくご飯の上に乗せ、白いご飯と赤いおかずを一緒に口の中に放り込む。結局はぶっかけ飯と一緒ですな。だが、日本人の場合この方法が有効である。ご飯は食べ慣れたジャポニカ種でないので、単独で食べるとどうしても舌が、ぱさぱさしてるじゃんと抗議してくるのだ。ところがおかずと一緒だとパサパサ感がかなりやわらぐ。そしてあれよあれよと完食してしまった。
おもえば、我々にとってはハヤシライスの亜種のように思える料理だ。和牛の味に慣れてしまった日本人にとって吉野家の牛丼以外の牛肉を海外で食べることにはかなりの勇気がいる。この店でも他の香港の店でも牛肉を使った料理は多くて、この日もあやうく別の牛肉とトマトのメニューを間違えて注文するところだった。豚肉や鶏肉は違和感ないので豚肉にしたが、牛肉で作ればハヤシライス的なものになるにちがいない。
ところで、この店は越南すなわちベトナム料理の店だが、メニューも店名も漢字表記である。で、このシチューのようなハヤシライスのようなメニューは何料理なのだろうかと疑問が湧いた。
いままで遭遇したことないし、ベトナム料理なのかな。
運ばれてきて驚いたのが、ご飯とおかずが別皿だったことだ。麻婆豆腐飯のようにご飯の上におかずがのっかっているものを予想していたのだが見事に裏をかかれた。そして追い討ちをかけるように迫ってきたのが鮮烈な赤。トマトはもちろん赤いがそうではなくて、炒め物かあんかけっぽいものを予測していたのに、なんとシチューのような煮込みだったからだ。それもトマトソースと来た。
おかずを点検してみる。豚肉とトマトのほか、たまねぎと少量のきのこが確認できた。おかずはひとくちレンゲですくうと迷うことなくご飯の上に乗せ、白いご飯と赤いおかずを一緒に口の中に放り込む。結局はぶっかけ飯と一緒ですな。だが、日本人の場合この方法が有効である。ご飯は食べ慣れたジャポニカ種でないので、単独で食べるとどうしても舌が、ぱさぱさしてるじゃんと抗議してくるのだ。ところがおかずと一緒だとパサパサ感がかなりやわらぐ。そしてあれよあれよと完食してしまった。
おもえば、我々にとってはハヤシライスの亜種のように思える料理だ。和牛の味に慣れてしまった日本人にとって吉野家の牛丼以外の牛肉を海外で食べることにはかなりの勇気がいる。この店でも他の香港の店でも牛肉を使った料理は多くて、この日もあやうく別の牛肉とトマトのメニューを間違えて注文するところだった。豚肉や鶏肉は違和感ないので豚肉にしたが、牛肉で作ればハヤシライス的なものになるにちがいない。
ところで、この店は越南すなわちベトナム料理の店だが、メニューも店名も漢字表記である。で、このシチューのようなハヤシライスのようなメニューは何料理なのだろうかと疑問が湧いた。
いままで遭遇したことないし、ベトナム料理なのかな。