日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

鮮茄肉片飯

2010-10-30 | 香港 食べ物
メニューからわかったのは豚肉とトマトとご飯で構成されているということだけだった。

運ばれてきて驚いたのが、ご飯とおかずが別皿だったことだ。麻婆豆腐飯のようにご飯の上におかずがのっかっているものを予想していたのだが見事に裏をかかれた。そして追い討ちをかけるように迫ってきたのが鮮烈な赤。トマトはもちろん赤いがそうではなくて、炒め物かあんかけっぽいものを予測していたのに、なんとシチューのような煮込みだったからだ。それもトマトソースと来た。

おかずを点検してみる。豚肉とトマトのほか、たまねぎと少量のきのこが確認できた。おかずはひとくちレンゲですくうと迷うことなくご飯の上に乗せ、白いご飯と赤いおかずを一緒に口の中に放り込む。結局はぶっかけ飯と一緒ですな。だが、日本人の場合この方法が有効である。ご飯は食べ慣れたジャポニカ種でないので、単独で食べるとどうしても舌が、ぱさぱさしてるじゃんと抗議してくるのだ。ところがおかずと一緒だとパサパサ感がかなりやわらぐ。そしてあれよあれよと完食してしまった。

おもえば、我々にとってはハヤシライスの亜種のように思える料理だ。和牛の味に慣れてしまった日本人にとって吉野家の牛丼以外の牛肉を海外で食べることにはかなりの勇気がいる。この店でも他の香港の店でも牛肉を使った料理は多くて、この日もあやうく別の牛肉とトマトのメニューを間違えて注文するところだった。豚肉や鶏肉は違和感ないので豚肉にしたが、牛肉で作ればハヤシライス的なものになるにちがいない。

ところで、この店は越南すなわちベトナム料理の店だが、メニューも店名も漢字表記である。で、このシチューのようなハヤシライスのようなメニューは何料理なのだろうかと疑問が湧いた。
いままで遭遇したことないし、ベトナム料理なのかな。

ありがたや、北海道食品節

2010-10-27 | 香港 食べ物
スーパーマーケットをのぞいたら入口横に「北海道食品節」の横断幕が。予定外ではあったけど、寄ってみることに。

いつもは作りたての駅弁とか、海鮮のお弁当が並んでいるのだが今回は違った。すし、だった。それも江戸前すしとはちょっと違う。

値段の関係で真っ先に目が行っちゃったのが穴子でありました。香港じゃなかなか食べる機会がないので、逡巡した挙句この日の夕食にすることにしました。

思ったほどタレが濃くないのが意外感。ちょっと少ないかなと思えた量だったが食べ終わってみれば結構食べがいがありました。

しかしながら、なぜか、北海道とか九州とかの文字を見るとついつい足が向いてしまうのであります。

バンコク空港鉄道の認知度

2010-10-24 | タイ 旅行
バンコク市内から空港までは、空港鉄道(エアポートリンク)で行くことにした。前回駅への道順を覚えたので、最短距離で済むように大通りでタクシーを拾った。

「エアポートリンクのマッカサン駅ね」
運ちゃんはわかった、というとすごいスピードで走り出した。次の交差点を過ぎてちょっと行ったら左折だなと思っていたら、通り過ぎてしまった。
駅の場所を指して、「駅はあそこでしょ?」

と、運ちゃんは
「わかってらぁ」
ところがその先の大通りで左折したものの駅からは逆に遠ざかるばかり。ようやくもう一度左折して、なにやら見覚えのある駅のマークの前に来た。

「ここだよ、なっ!」
運ちゃん、自信満々で言った。



確かにエアポートリンクの駅ではあったが、マッカサンではなくひとつ先の駅だった。

リゾート気分が盛り上がらないプール

2010-10-21 | タイ 旅行
プーケットはタイ有数のリゾート地である。浜辺のデッキチェアでつくろいだり、船に乗って小さな島を訪れたり、ホテルのプールで優雅に過ごすことが出来る。

ところが今回の日程は2泊3日と短い。ひとりなので、海辺で過ごしたり、オプショナルツアーに参加しても面白そうにない。唯一の期待はホテルのプールだったのでした。宿を選ぶ際、予算と設備とロケーションを考えて、海岸にそこそこ近いプールつきを選んだ。

だが、プールが小さすぎた。デッキチェアが置いてなければ、ただの池にしか見えないほど小さい。小さいというよりは幅が狭い。チラッとみたところ泳いでいる人もデッキチェアに寝そべっている人もいなかった。これにはがっかりだ。せめてあと2m幅があればそこそこ気分が味わえるのだが。

リゾート地であっても、プールがない宿が結構多いのにも驚いた。日本人のように朝食を食べるやどこかにでかけて、夕方まで戻ってこない客が多いのだろう。

次回こそ、リゾートしたい。

寂しいフードコート

2010-10-19 | タイ 旅行
プーケットのメインストリートを歩いていると観光客向けのレストランや、店先に新鮮な魚介類を並べた海鮮レストランが目立つ。

だが、一人旅で、食事にはあまりお金をかけたくない私にとってはどの店も予算オーバーだ。バンコクで見かけるような屋台のまわりに丸椅子並べて食べるような所も少ない。

そこで向かったのがフードコートだ。ジャンクセイロンという大きなショッピングセンターの地下にある。フードコートといえば、メニューが豊富で、庶民的な値段というイメージだが、ここはちょっと違っていた。

食事時だというのに客が少ない。その客もほとんどが観光客。その理由はメニューをみてすぐわかった。どの店も50バーツで食べられるものがないのだ。60バーツから120バーツが中心の価格帯だった。これでは地元の人たちが来ないはずだ。バンコクでさえ、30バーツから60バーツでだいたいのものが食べられるからだ。

味のほうは可もなく不可もなくというところだったので、残念だ。いくら観光地とはいえ、わかりにくい場所だし、地元の人が利用しなければシーズンオフは稼ぎは期待できない。せめて、一品あたりあと20バーツぐらい値段を下げればかなり人が入るだろうと思うのだが。

せっかくのフードコートなので、つぶれてほしくない。