日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

旧正月に赤柱へ

2020-01-29 | 香港 散策
今年の旧正月はあいにくのお天気で始まりました。ちょうど週末と重なったのですが、土曜日、日曜日と午前中は重い雲が垂れ込めていました。

午後になってようやく日差しが差し込む程度まで回復したので外出することにしました。行先は旧正月でも観光客が来るのでお店が開いている確率が高そうな赤柱海岸に。
バスの中から街を見るとやっているのはスーパーマーケットやコンビニを除いては一部の飲食店ぐらいでした。その割には一定の人通りがあるのは家にいてもすることがない人たちや食事はもっぱら外食という人が多いからでしょう。

赤柱に着いたら小雨が降ってきたので散歩をあきらめて海岸沿いのレストラン街に直行しました。予想通りほとんどのお店が開いていました。外を眺めながら食事をしている旧正月に見られる赤い服を着た人はごくわずかで、それよりも新型肺炎の影響でマスク姿の人たちが目立ちました。

赤柱マーケットのほうは休みの店が多くていつもの活気はありませんでした。もしかしたら、レストランでは旧正月の特別料金(一時的な値上げ)があるかと恐れていましたが、通常と同じで助かりました。

香港 旧正月前の花市

2020-01-25 | 香港 行事
香港では歳末,新年の時期になりました。こちらでは毎年旧正月前の一週間、各地で花市が開かれます。香港島ではビクトリアパークが会場で、初日の日曜日に行って来ました。

旧正月の花で外に飾るものとしては桃や金柑が代表的です。会場に着くと台車に桃の木や金柑の鉢を積んで運んでいく人たちをあちこちで見かけました。花屋のほかにも正月用品の店や飲食店の露店もあるので巨大な縁日のような感じで、大人も子供も観光客もやってきます。

旧正月用としては桃、金柑のほかに水仙、百合や青竹やオレンジ色ででこぼこの実をつける木などが定番で、花屋のうち半分強がそれらを専門に扱っています。この数年めきめき増えているのが蘭を扱う店です。蘭はもともと旧正月の花ではなくて、私が初めて花市に行ったとき数少ない蘭の店を見つけて買った、と言ったら香港人に「蘭はお正月の花じゃない」と笑われたのですが、今ではすっかり定着していて、花屋のうち三軒に一軒ぐらいは蘭の店になりました。

花市は年末の一週間前から始まり大みそかの深夜(日付が変わって旧正月元旦)にもっとも賑わうのですがものすごい混雑になるので、旧正月直近の土日に行くのが最近のパターンです。今年は初日に行ったのですが、後半に出かけると一部の花屋では蘭などの見切り品を安く売っているので、それも楽しみの一つです。

香港 ショッピングモール 旧正月飾り

2020-01-24 | 手作り料理
今年の旧正月は1月25日になります。旧正月は2月の場合が多いので例年なら正月休みを終えて香港に戻ってきてもあちこちでサンタクロースやクリスマスツリーが残っているのですが、今年は早々と片付けられていました。

そして、スーパーマーケットでは旧正月用のコーナーができていて鮑の缶詰やらチョコレートやらクッキーなどが山積みされるようになりました。

1月中旬になると催事場の工事が終わり、旧正月飾りが披露されました。

近所のショッピングモール「シティプラザ」は、今年はコカ・コーラがスポンサーについたおかげでいつもよりにぎやかになりました。ショッピングモール入口には旧正月の花である桃の木(造花ですが)が飾られ、2階の催事場もの同じようなタイプの桃の木がたくさんです。桃木の横にコカ・コーラの瓶をかたどった枠が立っていて、訪れた人たちはその枠に入って「顔はめ写真」のような形で写真を撮りあっていました。その他にも太鼓やゲームなどができるようになっていて子供たちの行列ができています。会場の仕切りはコカ・コーラの缶を積み上げて作られていて色の違いによって「福」や「HAPPY」の字が浮き上がる工夫がされていました。コカ・コーラの缶の色である赤は旧正月飾りにもよく使われる色なのでこの缶と桃の木だけで旧正月関連だなとわかる、うまい展示方法だと感じました。

今後はクリスマスや旧正月といった大掛かりな飾りつけには今回のようにスポンサーをつける方法が多くなっていくような気がします。

年末タイ その6 ひょんなことから初詣

2020-01-22 | タイ 旅行
年が明けて、親戚の車に乗せてもらって郡庁にあるスーパーマーケットと地元のマーケットに行きました。野菜や肉などは地元のマーケットでそのほかのものはスーパーでという感じで使い分けをしているようです。地元のマーケットでは長い台の上がいくつかの区画に分かれていてその上に野菜や肉、メコン川で取れた魚などを並べていました。肉屋の前を通ったら何やら見かけない物体が無造作に置かれていたので近づいてみると、なんと豚さんの頭が…

そのあと親戚が授業が終わった子供を学校まで迎えに行くというのでお付き合い。地元の小学校なのですが、集落が分散しているので車で送迎している人も少なくないようでした。



帰るのかなと思ったら子供を乗せた後学校の裏手の道を車が進んでいって、ワット(タイのお寺)の境内に入っていきました。本堂の横まで来るとその先は車の横幅ぎりぎりぐらいに舗装された道が林の中に続いていて、慣れているのか親戚はスイスイと進んでいくとメコン川沿いまで来ました。降りてみると真横にメコン川を望むかたちで大きな大仏様が鎮座しておりました。タイの川で船に乗っているとこのように川に向かって立っている仏様を見る機会があるのですが、あまり人が住んでいない田舎の集落にこんな立派な大仏さんが、と思わせるような大きなものでした。本堂のところまで戻って下車するとなんと脇に孔雀が。このワットで飼っているのだそうです。階段を上がって本堂の仏様を拝んでいたら後ろでガザガザと音が聞こえてきて、何かと思って行ってみるとなんとそこにも孔雀が。
実家付近では鶏や水牛がその辺を歩き回っているのはよく見かけるのですが、孔雀も階段上がって歩き回るのですね。初めてなので驚きました。残念だったのは羽を広げる瞬間が見られなかったことです。親戚は何度も来ているらしくて羽を広げたところを携帯でビデオで撮っていたのを見せてくれました。

思いがけず孔雀と一緒に初詣という年明けとなりました。

年末タイ帰省 その5 ブルーゴールドコーヒー

2020-01-20 | タイ 旅行
メコン川沿いのマーケットに寄った後はブルーゴールドコーヒーを訪れました。かみさんから「きょうは花のきれいなところに行く」と言われていたので、庭園の中にあるカフェに行くのだろうと思っていました。ところが車に乗っていると交通標識にブルーゴールドコーヒーへはこちら、みたいなのがあってちょっと違うみたいだと感じていました。

着いてみるとテーマパークでした。入場料も駐車場料金を取られません。園内に入ると馬車と遊園地内を走っているような連接型のカートが走っていてこれは有料でした。



花に囲まれた通路を行くと小高い丘の上にカフェがあってそこに入りました。当初のイメージはあながち間違っていなかったのです。そこでコーヒーで一休み。見慣れないビールがあったので試しに買ってみたらベトナム産でした。これは意外?経営主体と関係があるのでしょうか。カフェの裏には広い馬場があり、その横にまだ完成していない花畑、花畑を貫く感じで木製の高架歩道があって右手にはプールがありました。動物園にもなっていて、ウサギなどの小動物のほかにライオンもいました。いずれも小さいゲージに入れられていて動物園というよりは動物が入ったコンテナを並べているようなイメージです。少し離れたところに食堂があってそこでランチにしました。かみさんと親戚がいろいろ運んできたのですが、辛いのが苦手な私は汁麺だけで済ませました。

ナコンパノムなんてガイドブックを見てもお寺ぐらいしか載っていませんが、ほかにも色々地元の人たち向けの施設があるようです。