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国葬費がたったの20億円足らず

2022-09-07 11:29:53 | 最近のニュースから

安倍元首相の国葬について賛成する人より反対する人の方が多くなり、その影響か岸田内閣の支持率も下がっています。

人にはそれぞれの考えがあり、賛成するのも反対するのも問題はない。

ただ「最初に葬儀費用は2億5千万円と言ったのに、16億6千万円も必要って・・」と言う批判は間違っています。

これについては最初から会場費などの費用で、要人の警護などの費用は含まれていないと何度も公表されています。

 

そもそも今回発表された費用にしても概算で、外国から来る人の人数によって違ってきます。

残念なのは国民の反対を恐れて、見積もりを少なくしている感じがする点です。

結果的に16億6千万円に近い数字になれば良いのですが、これを大きくオーバーすれば、より大きな批判が岸田内閣に向けられる事になります。

 

国葬を反対する意見の理由は色々とありますが、費用であれこれ言うのはどうなんでしょう。

国葬その物の問題点とか、安倍元首相が国葬にふさわしいかで意見を言い合うのは賛成しますが、葬儀の費用であれこれ言うのはチョッと問題点がズレていると感じます。

日本国民の個人的な葬儀の平均は200万円程度と言う数字が有ります。

私の知る範囲ではもう少し必要だと感じるのですが・・・

国葬が予定以上の20億円かかったとしても、国のやる費用が個人のたった1000倍です。

言うまでもないが、日本の国の所得は個人の1000倍程度じゃありませんよね(笑)

やるからには世界に対して恥ずかしくない国葬にしてもらいたい。

 

国葬ではなく自民党葬にすれば反対する人も少なくなると思います。

しかし税金を使うのは同じなんです。 

何処かの政党が、学校の先生の組織が、宗教団体が、、、政府の方針に反対してデモをする度に警備の費用はかかっています。これは恒例事業のように毎年必要な税金です。

・・・と言う様にお金のことで反対していては、国葬の問題の本質から外れてしまいます。

 

では、安倍元首相は国葬に値するのか?

これねぇ~、、、、正直言って、考える時に下から積み上げていくと疑問が出てきます。

しかし、国葬と言うものが存在していて、そこから考えると安倍元首相を国葬にしなければ、現実的に国葬は無い物と同じになる。日本に国葬は無いと廃止に向けて動くべきです。

それは国民としてチョッと寂しい気もするし国家としての体をなしていない気もします。

まぁ、大災害が発生して物理的に出来ない状態にでもならない限り、今更中止は出来ないし、中止すれば世界の笑いものになってしまいます。

・・で、最終的には「反対しない」のが自分の感覚ですね。

 

そこで安倍元首相の功績で評価できることを考えてみました。

あくまでも個人的感覚ですが・・・・

最大の功績は長期間にわたって重責である日本のリーダーを務めた事です。

1年や2年でコロコロ変わるリーダーにうんざりしていた期間が長く、腰を落ち着けて日本の事を考えるリーダーの出現に、これからの日本のリーダーの在り方を示したのは評価できると思います。

もちろん長期の政権で、それによる問題も多く出てきましたが、それらはリーダーだけの問題ではなく、権力者に抱き付く周りの人達の問題でもあり、その点については今後に処罰を含めてルールを作る事が必要です。

 

何故にある程度は長期である必要があるか・・・

長期の権力者は外国から見ると「強い」と感じます。

あのトランプ元大統領の無理難題で世界中の国々が右往左往させられた。

突然に大きな関税をかけるとか、アリカ国内に工場を造らないとその企業を締め出すとか言われ、仲間であるはずの国々のリーダー達が困り果てた。。。安倍元首相が率いる日本を除いて。

あの時に安倍元首相でなければ、日本の企業はもちろん、国の防衛にしても米軍を縮小すると言われ、米軍に対する費用を大きく請求されたでしょう。そのタイミングに乗じて中国の領海侵犯も増えて過激になっていたでしょう。

またロシアのプーチンとの付き合いも大きな功績です。

北方領土問題は一歩も進まなかったが、中国とロシアが手を組む事を安倍元首相がプーチンに近づく事で進ませなかった。日本にとり、中国とロシアが強固に繋がる事は防衛上大きな問題があるし、資源豊かなロシアと低賃金の労働力のある中国とが組めば経済的にも日本は大打撃を受けます。

 

安倍元首相がリーダーの座から降りて2年、、、、

中国とロシアの戦艦が手を繋いで青森と北海道の間を通り抜けて、日本の周りをウロウロする。

プーチンが戦争を始め、日本は欧米と歩調を合わせて批判。

中国はロシアから安く石油を手に入れている、その一方の日本は高い石油が全てに影響して値上げラッシュ。

少なくとも経済と防衛に関して大きく影響するアメリカ・ロシア・中国と、これだけうまく渡り合った日本のリーダーは存在しない。

もし、あの時に安倍首相でなかったら、、、と想像するとゾッとします。

 

安部・自民党政権は選挙で私たち国民が選んだ政権でした。

過半数の人が投票したわけではないが一番多く賛成したのは事実です。

政治的だけじゃなく、色々な問題で反対する人も多いとは思いますが。

国葬は行われます。 やるからには世間体(世界の評価)も少し考えて欲しい物です。

反対運動は葬儀の行なわれる前には終了してもらいたい。

目立つために直前や当日に反対行動をするのは品位にかけます。

日本に来る外国の要人たちに、安全で美しい国・日本を見てもらいましょう。

それが支払った税金の何倍にもなって帰って来ることにもなるのですから。