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畑と台風の備え

2022-09-05 10:07:41 | 家庭菜園

台風に備えて畑にある小屋などの点検です。

籾を脱穀して出る籾殻も畑に積み上げているので、風で飛び散り近所に迷惑をかけてはいけないし、立てかけたままのベニヤ板などや使ったビニールシートや栽培の時に使うワラなども有り、強い風で飛びそうなものは多々あります。

 

また、乾燥機小屋など建物は完全に締め切らないと、以前の台風でシャッターが中からの風で外れてしまって大変な事になった経験もあります。他のポンプ小屋などもドアを針金で補強しました。

少し大げさな感じですが、住宅地と違って風が直撃するので想像以上の強い力が加わります。

 

台風の進路は予想より少し朝鮮半島よりになりそうで、徳島は強風圏スレスレって感じになってきました。

出来る事なら色々とやった準備が無駄になって欲しい物です。

 

畑の作物はそれほど栽培していないので、ダメになっても我慢できそう。

幾つか収穫したカボチャに花が咲いて、まだ実が付きそうですが、それらは立派なカボチャにはなりません。

 

台風被害が一番心配なのは、、、柿です。

柿の実は半分以上が落ちて地上で腐っています。台風でこれ以上落ちるのは辛いですねぇ~

残っている柿で、日当たりのいい場所になっている柿はもう少しの所まで来ています。

これは何とか育ってほしい

 

収穫の時期と言えば・・・スダチ

これは風に強そうで、木の枝が折れなければ大丈夫と期待を込めて思っています。

路地物のスダチは8月1日から10月の半ばくらいまでが収穫期で、myスダチは9月中から末くらいの感じです。

皮も利用できるので、台風の強い風でこすれて傷が付かないでと願っています。

 

周りの田んぼを見ると、難しい判断を迫られている様子です。

刈り取る事が出来る稲は良いけど、、、もう1週間か10日ほど後が最適なタイミングの米は迷いますねぇ~

幸い自作の米は収穫が終わったので問題有りませんが、、、

稲は台風で倒れても直ぐにダメにはならないのですが、機械での刈り取りが大変な作業になります。

倒れたまま田んぼが乾くまで待つと、その間に稲穂が水や湿った土でダメになってしまいます。

ですから田んぼが柔らかい状態で稲刈りを始める事になるし、倒れたのを起こす為に地表スレスレの刈り取りになります。これはどうしてもドロも混ざってしまいます。

また、倒れた方向によってはコンバインにもたれかかるようになり故障の原因にもなります。

5回の稲刈りで1度一部の稲が倒れて苦労させられた経験があり、作業時間も二倍くらいかかりました。

コンバインの周りに稼働する鉄パイプが装備されているのですが、そんなにうまく仕事はしてくれません。

地元のベテランの人は誰かに頼み、コンバインの前を竹の様な棒を持ち手作業で稲を起こしていました。

人の少ない時にこれが出来る人は限られていますね。

農作物は台風で全てが無駄になる作物も有り、その進路が遠くに行く事を皆さん祈っています。

私はもう楽になってるけどね