直木賞にこだわるわけじゃないんだけど、前回は北村薫さんだったというのだけ
覚えていて、そう言えばもう何年も前に読んだ
『スキップ』『ターン』『リセット』の「時の三部作」と称されるあの物語が
すごくすごく良かったよなぁ。
というのを思い出し、図書館で北村薫さんの別の本を探してみました。
で、『ひとがた流し』。
表紙の、水が流れるような雰囲気だけで選んで、借りてみました。
3人の四十代女性の友情や、周りの人々との絆が、初めは淡々と日常の中で
語られるのだけど、途中から小さな波紋が少しずつ大きくなり、広がっていきます。
そして後半は胸にせまるものがどんどんと大きくなって、途中でやめられなくなりました。
最後近くには、号泣。
北村薫さんの物語に出てくる女性は、皆、芯がしっかりしていて、凛としていて、
真っ直ぐで、柔らかくて、繊細。
こうなりたいものだ、こうありたいものだと素直に共感できる。
いい本に出会いました。
しかし北村さんてホントに男?何でこんなに女性の心がわかるのかな。
あれ?全くの全くの偶然なんだけど、この間読んだ『ほかならぬ人へ』と
似たストーリーの部分がある…。
でも北村さんの表現の方が、私は好きでした。
覚えていて、そう言えばもう何年も前に読んだ
『スキップ』『ターン』『リセット』の「時の三部作」と称されるあの物語が
すごくすごく良かったよなぁ。
というのを思い出し、図書館で北村薫さんの別の本を探してみました。
で、『ひとがた流し』。
表紙の、水が流れるような雰囲気だけで選んで、借りてみました。
3人の四十代女性の友情や、周りの人々との絆が、初めは淡々と日常の中で
語られるのだけど、途中から小さな波紋が少しずつ大きくなり、広がっていきます。
そして後半は胸にせまるものがどんどんと大きくなって、途中でやめられなくなりました。
最後近くには、号泣。
北村薫さんの物語に出てくる女性は、皆、芯がしっかりしていて、凛としていて、
真っ直ぐで、柔らかくて、繊細。
こうなりたいものだ、こうありたいものだと素直に共感できる。
いい本に出会いました。
しかし北村さんてホントに男?何でこんなに女性の心がわかるのかな。
あれ?全くの全くの偶然なんだけど、この間読んだ『ほかならぬ人へ』と
似たストーリーの部分がある…。
でも北村さんの表現の方が、私は好きでした。