ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

『ほかならぬ人へ』白石一文

2010-01-24 | 読書
うわ~、めちゃめちゃ久しぶりの読書です。
職場のSさんが図書館で借りて、返すまでにまだ日があるからと回してくれました。

ご存じ今回の直木賞作品。
はて、この人の名前は本屋で見かけていたけど、作品を読んだことはありませんでした。
家に持ち帰って一気読み。

ふ~む、なるほどなるほど、主人公の宇津木君、いい奴だなぁ。
職場の先輩への尊敬が恋から愛になり、不治の病を持つ彼女への愛は、残り少ない日々をより強く
結びつけます。切なく哀しい物語…


ただ、私の胸をうち震わせるというところまではいかなかったかな、うーん、
人それぞれ、好みの文体とか、引きつけられる部分が違うからなぁ。
または私の感受性が鈍っているのか?


この本にはもう一つ、『かけがえのない人へ』という別の話も収められているんだけど、
こっちはもう全然、私は受け付けませんでした。
(あなたは読みが浅いのだと言われたらそうかもだけど)

なので、白石さんの別の本を探して読もうかという気持ちにはならなかったです。

でも「これはすごく良かったよ」というのがあったら誰か教えて下さいな。