社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
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四つの責任

2005年10月24日 | 仕事
 上弦の 月鮮やかに 雲照らす 我が志 未来に照らす

 昨日の月を見ながらもう一つ思いを馳せたこと、忘れないうちに短歌にしておきました。


 ところで、今日は幹部会がありました。幹部会のメンバーに新しく本田さんと武田君が入ったこともあり、最初の社長の挨拶では幹部の責任と言うことで、あらためてお話をさせていただきました。

 お話をしたことは以下の四点です。
 1.会社の方向性を考える
 2.目標達成をする
 3.社風を形成する
 4.自己研鑽をする(成長する)

 1については、実務に埋没するな、と言うことをお話ししました。現業に忙しくして、頭が会社全体のことや、会社のこれからの方向性に気が向かないというのは、理由になりません。幹部が会社の方向性を考えなくて、誰が考えるのでしょうか、ということです。

 2については、個人の目標達成をすれば良い、という考え方は、幹部の考え方ではないと言うことをお話ししました。幹部は自分のグループや部門の目標達成を深く意識し、達成することに責任を持つのです。

 3については、経営理念を浸透させる責任がある、と言うことをお話ししました。社員さんとコミュニケーションを図り、会社の考え方を伝え、健全な社風を形成することに力を注ぐことが幹部の責任です。

 4については、部下の重しになるな、と言うことです。成長しないリーダーの元では、部下は成長できません。狭い判断しかできないリーダーの元では、狭い範囲でしか動けない窮屈な部下が育ちます。リーダーが自己研鑽し成長し続けることが部下の成長に繋がり、会社を発展させる原動力になります。

 幹部の責任と言うことについてはまだまだ色々なことがあるでしょうが、とにかくこの四つは先ず重要に考えてくださいと言うことでお話しして、幹部の意思統一を図りました。下期は、みんなでしっかり成果を残しましょう、と言うことも再確認して、幹部会を終えました。

 最近は会社の中も活発になり、良い社風になっていっていることを実感しています。