社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

下期に突入

2005年10月03日 | 仕事
 本日より下期に突入しました。9月の日銀短観では、「大企業製造業の景況感が2期連続で改善」というような発表がありました。また中小企業でも若干の改善(1ポイント+)が見られるとのことですが、地方の、私たち中小企業にはまだまだそういう兆候は感じられません。まあ、その様な外部環境をあてにせず、顧客に喜ばれる商品やサービスの提供にしっかり努め、自助努力で自社の成長に繋げていかなければなりませんね。

 ところで、ここ最近新入社員さんが入社をしていますが、やはり新しい人が入ると会社の雰囲気が変わってきます。会社全体が活き活きとして、成長のエネルギーを感じることが出来ます。また、それに併せて組織変更をしたため、ベテラン社員さんのやる気にもつながり、良い循環になっています。こういう良い雰囲気を絶やすことの無いよう、幹部の皆さんはマネジメントに注意して、仕事に取り組んでほしいと思います。

 しかし、私は心配性なのでしょうか。何となく気持ちが落ち着きません。やはり新しい社員さんが入ったことで、責任の重さが増したことを体が感じ取っているのでしょう。鈍感より敏感の方がよいと思ってはいますが、経営者は精神的強さを持つ必要がありますね。

 「私の前に道はない、私の後ろに道が出来る」
有名な高村光太郎の「道程」の一文ですが、受け身にならず、主体的に下期を創って行きたいと思っております。

 追伸
 今日は、摂津くんと河内さんの机の配線(コンピュータの線や電源、通信線など絡み合っている)を整線しました。私が、摂津くんが配線したものを横から割りこんでやったのですが、摂津くんは「社長は細かいですね」というのです。そこで「いやいや、これが我々の仕事よ」と説明しておきました。「あーーそうか」と彼が言っていましたが、こんがらがった配線をきちんと整線しておくことは、使う人の身になれば当然です。配線は表に見えないところにあるので、とかく手を抜きそうになります。日頃からそういうことに気が配れる、手抜きのない、見えないところに気を配れる、そんな仕事が出来る我が社でありたいですね。