社長つれづれ日記

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子曰く

2005年10月12日 | ノンカテゴリー
子曰く、吾十有(ゆう)五にして学に志す。
 三十にして立つ。
 四十にして惑わず。
 五十にして天命を知る。
 六十にして耳順(したが)ふ。
 七十にして心の欲する所に従へども矩(のり)を踰(こ)えず。

(解説)
 孔子は、15才のときに学問を志した。
 30才のときに何事にも動じないようになった。
 40才のときに疑い惑うことがないようになった。
 50才のときに天命を知った。
 60才のときに人の話を聞けば直ちにその理を理解するようになった。
 70才のときには心のままに行動しても礼儀や規則に外れることはなくなった。

【参考文献】
 『論語新釈』 宇野哲人 講談社学術文庫
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 ついに50才になりました。家族や知人から「お誕生日おめでとう」などと言われましたが、果たして喜んで良いものやら。

 ところで子曰く「五十にして天命を知る」と有りますが、私は天命を自覚しているのかと自分に問えば、心に浮かぶのは「我が社の使命」であります。最近はこの使命をより具体的な思いとして「日本のIT導入プロジェクトの成功率を10割にする」などと大それた事を考えております。自社の仕事に対する問題意識やIT業界の未成熟さを鑑み、自分たちの誇れる業界にすべく、これから10年間を自分の思う使命に全力投球しようと思っております。私が言うのもおこがましいかもしれませんが、それくらいの思いで、今後に臨んでいきたいと思っています。

 今日は日中、色々と下期に取り組む新事業に関する打ち合わせを行っていました。夜はある大手民間企業の前途有望な幹部社員さん3人と食事をしていました。

 この三人の幹部さんはそれぞれに個性豊かな方で、大手企業にありがちな天動説的発想はなく、自らが主体的に動く、熱い思いを持った方たちです。焼肉を囲みながらそれぞれの思いを聞くにつけ、こちらも頑張ろうと大いに刺激を受けた次第です。こういう方たちが大組織に埋没せず頑張っている姿は、本当に可能性を感じますね。私たち中小企業もうかうかできません。

 良い仲間と有意義な時間を過ごして、家に帰りました。あとは、楽しみのサッカー日本代表の応援です。


 それから、うちの5才の子供が誕生日のメッセージをくれました。(^。^)