社長つれづれ日記

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CS=ES=ES

2005年10月28日 | 仕事
 本日の午前中は、昨日に引き続き中小企業家同友会全国広報・情報化交流会の分科会と、そのまとめの全体会がありました。そして午後からは情報化推進プロジェクトの全国委員の会合があり、二日間、内容のある会合に出席をして、よる8時に松山に帰ってきました。

 留守中の我が社の全体会議については、社員の皆さん、遅くまでご苦労さまでした。お疲れ様でした。

 ところで、今回の二日間の交流会ですが、全体会議に三重県の宮崎本店の宮崎社長(中小企業家同友会全国協議会副会長)が講演をされました。

 講演のテーマは「中同協労使見解を経営に活かして」というテーマでしたが、大変ためになる講演で、その講演を聴きながら、いくつかのことを我が社でも取り組もうと考えることができました。

 現在、この宮崎本店は経営品質賞の受賞に挑戦をされています。また、経産省が行う全国の情報化推進企業の最優秀賞も受賞されており、我が社にとっても大変参考になる企業です。

 宮崎社長はそういう背景の中で、次のような話をされました。

 「究極の顧客満足(CS)は真の社員満足(ES)、そして、それらの結果は社長満足(ES)につながる」

 宮崎社長は社員さんにこの一年間で本当に嬉しかったこと、本当につらかったことのアンケートを採ったそうです。七十数名の社員さんがいるそうですが、本当に嬉しかったことの7割以上はお客様から褒められたことであり、本当につらかったことの7割以上はお客様から叱られたこと(クレーム)だったそうです。

 それらを分析したとき、やはり顧客満足こそが社員さんの満足に繋がり、結局それらが実現したときに社長の満足もあるのだという結論に達したそうです。

 なるほど、と思いました。

 我が社でも顧客満足は経営おける重要課題です。そして、もちろん社員満足に関しても重要な課題です。これらのことについてもう一度みんなで考えてみる必要がありますね。そんなことを感じました。

 出張から帰ってきた夜の事務所で、残業で残っていた最後の一人の松田君と「今年は中期3カ年計画の3年目だけれども、描いた通りの会社に近づいてきたね」「そうですね、ここ最近特にそのことが実感できますよね」と会話を交わしながら、心の中でさらなる中期3カ年、そして、さらにその向こうの3カ年に思いを馳せて、二人で会社の成長を確認しながら、私は会社を後にしました。