社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
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外輪山から有明海に注ぐ

2005年10月14日 | ノンカテゴリー
 外輪の 時折見せる 爆発の跡

 阿蘇の外輪山を抜けて熊本市内に向かう道に、かつて大爆発のあった折、溶岩の通り道となった渓谷があります。その渓谷にかかる橋から下を見ると、谷底まで百メートル以上はあるでしょうか。あまりに高いので、ここから飛び降りる自殺者が多く、橋の両側は金網で囲っていました。渓谷の底には残った黒い溶岩の岩肌も見え、人がおよばない自然を感じさせます。なるほど、なんとなく吸い込まれそうな自然がそこにはあります。



 テレビでは、楽天のTBS株買収ニュース、そして、村上ファンドの阪神鉄道株買収ニュースと、現実的なビジネスの話題が上っています。阿蘇の大自然の中で気持ちをおおらかにしていましたが、テレビに目を移すと、現実的なビジネスの世界の厳しさを目の当たりにします。私の考えているIT業界の今後も、いろいろな現実が目の前にあるんだろうな・・・。そんなことを考えながら、大自然の中を移動していました。