3446 日本人は、ほとんど使うことがない乗り物が沢山あるし、インドネシアには道の乗り物は色々あります。日本では許可されないだろう乗りものもある。そして、どの乗り物も人も荷物も載せられるだけ乗せるのが原則です。人数とか重量は、お構いなしだ。
1 スペダ(Sepeda)自転車です。あまり、見かけない。売っていることは売っているので、買う人はいるのでしょうが、どこで誰が乗っているのでしょうか。売り場には、子供用も溢れているが、実際に乗っている姿はごくまれだ。通勤や通学にはほとんど使われていない。少数だが、趣味で乗る人は偶に見る。」
2 モートル、バイクのことです。本当はモーター付きの自転車というスペダモートルですが、(Sepeda motor,motor)モートルという。インドネシアは今やモートル社会、どこもかしこも、溢れかえっている。子供の通学に使うし、普段でも使っている。危なくて仕方が無い、ルールもモラルも在ったものではない。当然事故は日常茶飯事。幾らなんでも、増え過ぎだ。小学生に二人、三人乗りも普通だ。ただし、広い通りでは、ラジアhttps://www.youtube.com/watch?v=jnUFzuFvCV8 があり、バイクのほとんどが止められ、無免許と無灯とノーヘルメットは、罰金かバイクを取り上げられる。四輪は、ノーシートベルトだけ目に入れば止められる。
3 オジェッ(Ojek)バイクタクシーである。インドネシア中どこにでもある。一番早い。一番危険。一番割高。コアシ、アンコット、バスなどの路線が決まっている乗り物からの乗り継ぎに使われることが多い。客の奪い合いをしている。早朝や夜中にコアシ、ミニバスがなくなってしまう地方都市では、仕方がないのでオジェクを使わざるをえない。主要道路と脇道の交差点に、オジェックは客待ちをしている。待ち方のルールがあると思うが、場所に依っては、アンコットが付くなり、バイクが群がって客の取り合いをしている風景は良く見かける。わたしの家の向かい側に、オジェックの乗り場がある。私の出入りを彼らに見張られているようだが、皆さんとか馴染みになっている。
最近は、ゴオジェックという、登録された一般人をラインで呼ぶ、システムができて、客の奪い合いになっている、緑のヘルメットとジャケットやジャンパーで目立つ、グラブという会社が、ジャカルタを皮切りに台頭してきている。タクシーもある。
4 ベチャ(becak) これもインドネシア中にあるっと思う。前に客を乗せる人力三輪車。地方によっては自転車で引っ張ったり、横に座席があるところもある。インドネシアの町の風物詩でもある。観光地では、観光客が乗って、観光をする風景も珍しくない。ベチャの体験観光ということでしょう。南ジャカルタブロックMや北ジャカルタ(コタ地区)、ブカシバラットのインター付近、ジャクジャのマリオボロ通りは有名です。当然、一般の人の便利な足です。オジェックがない、脇道の入り口に、列をなしている場所は、地方に沢山ある。
5 ベモ(Bemo))、ベチャとモートルを合体、ベチャは自転車を漕ぐようなものだが、これは、バイクが横に付いている。ジャボタベック地区にはほとんどないが、私が知る限りでは、北スマトラのメダンでは、ベチャは無く、全てベモだし、パダンやパレンバンなどもベモが多い。パンガンダランへ行く途中のチアミスやバンジャールは、ベチャが消えて、べモに変わってしまっている。
6 バジャイ(Bajai) ばたばた排気ガスを巻き上げながら走る三輪自動車。ジャカルタのみである。それも南ジャカルタ、ブロックM辺りは有名です。行政は廃止にしたいがなかなか出来ない。邪魔で、危ない。しかし、無くてはならない風物詩である、便利に使っているようです。カンチルに変えようと奨励したが、無駄な努力だったようです。
交通手段 コタ モートル