秋篠宮眞子様の、ご結婚が延期となった。
筆者は、マスコミの矜持・品格について書いてきた。
一部マスコミ報道は筆者も見出しだけしか見ていないが、これで再び話題になるだろう。
そのような記事は、報道して誰が得したのだろうか?報道機関には、平等・公正な報道を求められている。
一方、知る権利も厳然と存在する。しかし、日本人の矜持・品格に照らし合わせてこれで良いのだろうか?
是非、報道関係者には皇室と一般芸人と同レベルで考えないでもらいたい。報道されれば国民は知ってしまう。
万世一系の天皇を繋いできた日本国民の特殊性は、軍国主義の思想的手段とされた歴史はあったにしても、
平和と平等を旨として来た。
右翼も左翼もなく、世界平和を常に願う皇室の存在が、
如何に我々日本人の精神世界への影響を考えたかを思うと、今回のご結婚延期は誠に日本の恥だ。
マスコミ各社には、猛省を要請し暖かく見守る姿勢をお願いしたい。
今後、妹宮や愛子内親王のご結婚などの事を考えるに当たり、マスコミ対応を懸念する。
宮内庁発表の全文を引用する
私たちは、今まで結婚に関わる様々な行事や結婚後の生活にむけて、二人で話し合い、それぞれの親や関係する方々と相談しながら準備を進めてまいりました。しかし、その過程で、現在予定している秋の結婚までに行う諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました。
これまでのことを振り返ってみたいと思います。昨年5月、予期せぬ時期に婚約報道がなされました。このことに私たちは困惑いたしましたが、結婚の意思を固めていたことから、曖昧な状態を長引かせない方がよいとの判断をし、当初の予定を大きく前倒しして婚約が内定した旨を発表することにいたしました。婚約の内定発表に際しては、多くの方々がお祝いのお気持ちを寄せてくださったことを大変有り難く思っております。その後、昨年11月には、それ以降の諸行事の予定を立て、発表いたしました。
しかし、色々なことを急ぎ過ぎていたのだと思います。ここで一度、この速度が自分たちに本当に合っているのかを慎重に考えるべきでしたが、婚約の内定発表に関しても、それ以降の事柄に関しても、私たちはそのまま前に進むという選択をしてまいりました。
今、私たちは、結婚という人生の節目をより良い形で迎えたいと考えております。そして、そのために二人で結婚についてより深く具体的に考えるとともに、結婚までの、そして結婚後の準備に充分な時間をかけて、できるところまで深めて行きたいと思っております。本来であれば婚約内定の発表をするまでにその次元に到達していることが望ましかったとは思いますが、それが叶(かな)わなかったのは私たちの未熟さゆえであると反省するばかりです。
これらのことを踏まえ、それぞれの親や関係の皆様と相談を重ねた結果、この度、今後の私たちの結婚とそれに関わる諸行事を、これから執り行われる皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の再来年に延期し、充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました。
一度決めた予定を大幅に変更することは、私たちの結婚に快く協力してくださっている方々に多大なご迷惑とさらなるご負担をおかけすることとなり、大変申し訳なく思っております。
私は、結婚に関わる諸行事を延期したい旨、天皇皇后両陛下にご報告申し上げました。両陛下は、私たち二人の気持ちを尊重してくださいました。
私たちは、この度の延期を、新たな生活を始めるための時間を作る良い機会と考え、その時間を大切に、結婚までの期間を過ごしてまいりたいと思います。
26歳のお若いお嬢さんの文章と思うと、一人涙を禁じ得ない。下線は筆者。
さて、森進一の娘はねた 続き
すぐに警官が来た。
あなたが加害者ですか? 「そうです。そうです。この人が横断歩道で女の子はねたんや!」
??まだ、身分不明のおばはんいたのか。
警官もおかしいと思いつつ関係者かな?と、「一緒に病院に連れてきました。女の子は、かわいそうに震えていたからね。それと、この人逃げないようにね。」「・・・・。それはご苦労様。で、お宅は?」「私?私は目撃者。」
ええっ?目撃者?あの時、女の子が怖がって震えていたからこのおばはんに仕方なくお願いしたが、目撃者とは、参った。
「どこの交差点ですか?」「今出川の烏丸交差点や。」
警官も、違和感を感じながらなるべく関わらないようにするが、私より先におばはんが答えるので、話がややこしい。それでも私は氏名・年齢・会社名などと簡単な事故の事情聴取を受けて、待機するように言われた。警官は私に逃走の危険性がないと見るや病院との対応に、この場を離れた。
しかし、おばはんは居る。携帯の無い時代、近くの公衆電話で会社に報告した。簡単に「交通事故で遅れます。」とだけ言っておいた。
するとおばはん、「あんた、犯人やからすぐには帰れないよ。」
「犯人?私は不注意で女の子はねたけど犯人ではありません。」
「あんた、あほやな『業務上過失致死罪』や。」
「ええっ。致死?死んでないよ。」
「わからんでえ。あれだけのケガやからなあ。」
どうもおばはん。女の子のケガは相当重症と考えているようだ。確かに、人をはねた経験のある人は分かるかも知れないが、その瞬間のハンドルに受ける衝撃は、想像以上だ。私自身もひき殺したかも入れないとまで思った。でも、流血はなかったようだし震えながらも自力で車に乗って来た様子だったのだ。
「あんた、あの子、おなか押さえてたやろ。内出血があるかも知れへんよ。」
そう言われると不安はつのる。
警官が戻って来る。「もうすぐにご両親が来ます。」「そうですか。」
おばはん。「ご両親心配やろうね。なんという方?」
「森進一さんです。」
ええっ! 森 進 一 ?
それにしても、おばはんいつまでいるの? 続く。