カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2014-09-07 | 多摩川台公園とその近隣公園
 先週は涼しい日が数日続いたが、また少し暑さが戻ってきた日に多摩川台公園にでかけた。
 池ではたくさんのアメンボがすいすいと水の上を滑っている。水面に空が映ってまるで空を飛んでいるようにも見えた。
 
 しばらくするとこの池では見慣れないトンボが産卵し始めた。図鑑を見るとギンヤンマで雄とはずいぶん体色が違う。85㎜のマクロで撮ったが、遠かったので300までのズームに換えて撮ろうと思ったが、まもなく飛び去ってしまった。
 
 池のミントの花にはイチモンジセセリが多い。
 
 時々目にするがなかなか撮れなかったコミスジをやっと撮ることができた。もう少し寄りたかったが1,5m位まで近づくと逃げてしまうという繰り返しだった。
 
 公園をでて帰る途中、路上にきれいな蛾を見つけた。図鑑によるとベニスズメという蛾でヨーロッパなどにも分布するという生息域の広い種類だった。
 
 昨日も多摩川台公園にでかけたのだが、1枚も撮ることなく終わった。もっとねばれば何か見つかったかもしれないが、あまりにも蒸し暑く一度涼しい日々を知ってしまったので根気が続かなかった。
 先日は地元の図書館でCDを借りてきたので早速聴いてみた。まだ若手のピアニストで最近名前をよく耳にするようになった小菅優という人の演奏でモーツァルトのピアノ協奏曲20番。力強さというより繊細、優美という言葉を想い起こすような演奏でピリスともどこか通じるものを感じた。
 川崎市の図書館は区によってCDを置いていない図書館があり、地元の図書館はずっとCDはなかったのだが、昨年の新館開館に伴ってようやくCDが借りられるようになった。当初は数えるほどしかなかったが、少しずつ数も増えている。それにしてもこの図書館の混雑ぶりはかなりのもので特に夏休み中は生徒の利用も増えるので、どの席も満席という日が多かった。図書館に行って立読みとは・・・。中原区の人口は約24万人だがこれに対して図書館は本館と分館の2館で、12万人に1館という計算になる。全国平均がどの程度なのかわからないが、よく利用している大田区の大田図書館の混み具合とは明らかに大きな差がある。もうだいぶ前にラジオで聞いた話だが、イギリスの人口当たりの図書館の数の日本との差があまりにも大きいのにびっくりした(もちろんイギリスの方が多いのだが)ことがあるが、イギリス人が図書館で立読みする姿を見たらどう思うだろうか。
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