過熱する中学受験で必ず勝つ

さてさて、東海三県では、そろそろトップ校の入試が始まっています。
次々と合否の連絡が入り、ともに喜び、ともに泣きという日々を送っています。
超トップ校をひかえ、私も緊張しておりますが、ここまで来ると、あとは精神力のみ。
子供にはあまり刺激を与えず、とにかく勝つことをイメージさせて、明るく温かく送り出してあげてほしいものです。
ここしばらく様々な親子と二人三脚で受験を乗り越えてきたつもりでありますが、
わずか１２歳とはいえ、ある意味、人生の大きな岐路に立つわけです。
よく体験記などと称して、楽しかった、いい思い出だったと親自身がすっかり思い出作りだけに精を出して終わっている話も多く、真剣に勝負するために合格ハチマキ巻いて勉強している子供たちに失礼なのでは？とも感じます。
もちろん親ですから、きっと期待していらっしゃったでしょうに、お子さんのために、明るくがんばっているだけとは思います。
でも、がんばったんだから、結果はどうでもいいじゃないか、と本当に平気で終われますか？
最初は入れればどこでもいいと思っていたのに、６年生の後半には意外にも本人に憧れの志望校が出てきてしまって、こんなことなら、もっと早くから真剣に取り組んでおけばよかった、と後悔されることも少なくないでしょう。
中学受験は予想以上に厳しい世界です。
笑って、楽しかったよね～なんて、あの過酷な受験勉強を続けてきた子供に決して言えないですよ。
それは経験された方ならどなたでもわかりますよね。
楽しいことと並行するのが理想的ですが、もし無理であれば、わずか数年のこと、しばらくは志望校合格のため、と、わりきって、充分過ぎるくらいの学力を備えましょう。
くどいようですが、私の生徒たちには、必ず大手進学塾に所属してもらっています。
情報量、情報の早さ、そしてテキスト内容の充実は個人塾ではなかなか太刀打ちできるものではありません。