中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

用心して真剣に努力を積み重ねましょうね。

2007年11月18日 | Weblog
急に寒さが厳しくなり、こんな中、入試に向けて一生懸命勉強する子供を見ると、祈るような気持ちになりますね。
神様にすがりたくなりますが、受験はやはり現実に学力を高めた者の勝ちです。
冷静に一歩ずつ前に進みましょう。
名古屋の景気がいいせいか、はたまた、公立中学の評判がよろしくないせいか、とにもかくにも、愛知岐阜三重の私立中学受験は年々異常過熱しています。
中学受験者数がどんどん増えていますが、トップ校の募集生徒数は相変わらずのままです。
つまり東区車道T中学に400名、昭和区いりなかN学園女子部に200名、そのわずかな枠をめぐって、小学6年生が戦うわけです。
定員を増やした学校もいくつかありますが、焼け石に水それで受験生が楽になったわけではありません。
車道T中学も昨年度から360を400に増やしました、愛知S徳中学も2年前から200を280に増やしました。
だからといって、合格者数が倍増したかというと、期待したほどではなく、そのまま、40増え、80増え、ごく当たり前の結果となりました。
また、注意すべき点としては、それぞれの塾が発表する各私立中学の目安偏差値です。
それぞれ勝手な判断で64だの62だのと数字を発表していますが、それはあくまでその塾の決めていることで、決して、中学側が出しているものでもなければ、愛知県が統計を取って、細かく算出したものでもありません。
つまり、いろいろな塾の目安偏差値を幅広く見て、自分の頭でしっかり判断するべきなのです。
例えば、私立中学受験志願者は、男女の比率はほぼ50パーセントずつ、かつ、最終的な学力は、男女ともに差はなく、五分五分、それでいて、男子トップ校の車道T中学の枠は400、女子トップ校のN学園女子部の枠は200。
となれば、当然、N学園女子部に合格することの方がはるかに狭き門であることは明らかですね。
もっと言えば、女子に関しては、2番手である、星ヶ丘の愛知S徳中学280を足してやっと480、ここまでが男子でいうところのトップ層ってことにもなります。
それを考えれば、わずか枠が80増えたからと言って、愛知S徳中学が入りやすくなったかというと、決してそうではない。
男子がしのぎを削って車道T中学の400の枠を取り合っているのと同じ感覚で学力を高めなければ、なかなか思ったような結果にはならないのです。
名前だけでイメージするのではなく、きちんと分析して、理屈で納得して受験に向かって下さい。
ここで、トップ校に割って入ってくるのが江南市T中学ですが、場所が場所だけに、まだまだメジャーとは言えず、かといって、根強いファンもいる、という、微妙な位置にありますので、これに関しては、ご家庭のお考え次第、ということで、エリザベスとしてはこれ以上は言及いたしません。