地方分権と国有財産法 国の財源は税法

日本の将来問題は農地山林の放置
農村の人口減少と後継者不足
農家格言は汗をだせ、知恵をだせ、両方出せなければ金を出せ

高齢者の生命保険の宣伝が日本の家族制度を破壊する。

2022-04-03 12:03:00 | A I Bigdata デジカル化
 日本は、古来から家族3代 祖父母、両親、子供という三階層が同居するという長年の風俗習慣があった。両親は祖父母を大切にし、親は子供が成人するまで保護 躾 教育をして育てた。そして子供は親を大切にすることを学んだ。成人子供達はこの家族から離れて独立を宣言するようになる。例えれば 女子大学生の一人暮らしから結婚して、子供が生まれてもここに親子の心の交流はない母親一人周囲に子育ての見習いママ友の環境はない。子育ての本かインターナットである。即ち三代にわたる家庭家族の同居の環境にはなく金銭の移動だけである。
大学生になるには入学金さえ出してくれれば生活費はアルバイトするという。アルバイトに時間を取られて本旨の学業を疎かにする。学問の知識教養は三年生の終活で半減する。都会に生活の拠点を移せば家庭環境は親子二代である。自分の出身地である地方の衰移は関心がない、都会人の盆暮れの帰省は先祖供養のお墓参りではない先祖を忘れた観光気分が優先である。
 最近のコマーシャルは親孝行を忘れさせる生命保険である。85歳まで入れると宣して死亡保険が入れば家族に迷惑がかからないから安心だと煽る。
通常大学生は4年間親の援助を当てにする卒業まで22歳である。そして勤労者になって、55~60歳まで働く、この最近のコマーシャルは、22年間養育費、学費の援助で学業を全うしたことを子供達に・家族に忘れさせ放棄させる。この様な死亡保険の宣伝が始まって10年以前には記憶にない。
例えば65歳から月3千円80歳まで掛けたとする。掛金(15x12x3000)54万円で如何なる計算で、この差額の百万円の保険金が受けとれるのだろう。これが親に感謝しない、残る子供家族に迷惑を掛けない親の代弁であると子供に親の感謝を忘れさせる生命保険の宣伝である。ある宗教の教訓に「神に感謝しても父母に感謝しないものは神の心にかなわぬ」という教えがある。日本の仏教の伝統は、先祖供養はお彼岸が二回・盆暮れも二回・年回忌計五回は先祖・両親に感謝の気持ちを日本人なら墓参り供養できる。家族構成が薄くなれば「墓終い」をしたり、マンションのお墓に一緒に見に行こうと子供「死」を催促されたり。人間の死はお墓の文字通り「草場の陰で土に帰ること」であるがお坊さんの説法には唐櫃(カロート)との説明はない。2022.04.02
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