どーも、eとりさん”twitte-nine-r”です

ツイてないeとりさんが140文字にとらわれず、己の境遇を
つぶやきます。ニートの生き様を目に焼き付けるがいい!

アノ日から2年+1日

2013年03月12日 18時01分40秒 | Weblog
 去る3月10日(日)にeとりオカンの三回忌を執り行いました。当日、道内の天気は大荒れ。Y町も猛吹雪でしたし、実姉3号の住むK町では道路に雪が吹きだまり、車が出せないってことで参列を断念しました(おそらくはこの記事の最後の方みたいな状態になったんでしょうなぁ)。法事がある時にこういう天気にもかかわらず無理して出発すると、「天に召された」というようなニュースをよく聞きます。eとりオカンも誰かをアチラの世界に呼びたかったのでしょうか?いやいや、呼ばれるにはまだ早いのです。もう少しお待ちください。


↑これは、三回忌に来てくれた義兄1号がくれたホタテ。「貝殻ついたまま水入れないでそのまま鍋に入れて蒸せばうまいぞ」って言ってたんでやってみたら、これがまた旨い!しかも殻から身が勝手にはずれて楽だ。いつも生の状態で身を外すのが大変だったからなぁ、これからまたもらえた時には半分くらいこの方法を活用しよう、生で貝柱を食べるも良し、蒸して身全体を食べるも良しなのである。

 このホタテをくれた義兄1号はホタテの養殖を生業(なりわい)としておるのですが、アノ震災の時に起きた津波で被害を受けました。ホタテの稚貝を流されてしまったんですね。幸い人的被害や船なども被害がなかったようだったし、成長した貝も出荷できるぐらいは残ったみたいだったんですが、稚貝が流されると、成長した貝を出荷した後はもう出せるものが無くなっちゃうんです。今回もらった貝は何年物か聞きそびれちゃったんだけど、おそらく震災前から養殖してたものじゃないのかなぁ。
 義兄1号のホタテはほぼ全て地元の水産加工会社に卸しているので、写真のような殻付きで流通するわけじゃないんですけど、珍味ですとか、ホタテのうまみエキスを使った加工食品・調味料などに使われて皆様の食卓にのぼることもあるかもしれません。北海道の太平洋沿岸から三陸地方はホタテの出荷を生業としている方々が多いと思いますので、よろしければホタテ、どうぞ召し上がって下さい。

 そして震災の話題。10日から11日にかけ、いろいろと特集番組を観ましたが、被災者の方々のご苦労はとても解消されていませんね。「がれきが片付いただけで復興なんて思われちゃかなわない」っていう言葉が印象に残りました。そうです、これからなんですよね。これから、なんだけど先が見えないのがお辛いのだと思います。

 仮設をいつ出られるのか、仮設を出て「災害復興住宅」に入居できても家賃を払わねばならない。

 商売を始めるのに補助金をもらったけど全額ではない、足りない分をどうにかして集めて商売を始めてもはたしてやっていけるのか。

 町の造成計画がさっぱり進まない、自分の住んでいたところに戻りたいけど今のままでは待っていられずヨソへ行くしかないんじゃないか。

 除染って効果があるのか、あったところで戻る気になれない。     ・・・etc.

 震災前の暮らしだって一朝一夕にできたものではないですよね。だから震災による膨大な喪失感とともに、これからの先行きの長さに、それはもうあまりの長さに打ちのめされているのだと思います。心の整理が必要なのでしょう、しかしこればっかりはどんなに義援金を積んだところでどうにかなるもんでもなく・・・。

 南相馬の小高区の方だったかなぁ、「除染なんて絶対効果なんて無い、だからやらないで、その分のお金がほしい、私はそのお金でヨソへ行く」っておっしゃってました。これはまぁ一つの考え方だと思うのですが、福島に関してはこのぐらいの割り切り方でいいんじゃないのかなと思います。これからの除染作業に要する膨大な費用を帰還困難区域の住民だった方に慰謝料として渡し(いっぺんに渡さずに年金のように渡しても良いでしょう)、帰還困難区域を国有地にして、中間貯蔵施設を建設すればいいと思うんですけどね。この考え方って、被災者に寄り添えるものじゃ、ない、のかなぁ?どう思います、皆さん?

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さらば、"とっつぁん"、"首領"、"艦長"

 「インターポールの・・・」「ルパーン!」でおなじみ納谷悟朗さんのご冥福をお祈りいたします。Kリカンさんみたいに2代目システムを採用するならば、是非ぐっさんにやってもらいたいなぁ、あのクオリティーなら何も問題なし!
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