we are what we eat

この期に及んで志望校を変更したいとかぬかしだした三女。
昨晩は、コロナや受験対策でお忙しい中、加えて時間外にも関わらず中学の先生方にご指導を仰ぐ羽目になりまして誠に申し訳ありませんでした。

「食べたものが自分になる」。おかれた環境で個人が作られるのは間違いないでしょう。
その為には良いものを選択した方がいいという理屈はわかりますが、個人的には清濁併せ吞む方が好みではあります。

「平凡」の言い訳

どうも表現力に難がありまして「能力を認めず足を引っ張るのがいいと思ってるわけ？」と昨日のブログについて詰問されましたので見苦しいですがちょっと言い訳。簡潔にいえば「事象に意味づけをしない」のが好みですということです。勿論、意味づけして分別することも日常的にやってます。

派生は限りないのですが、例えば平均より10％UPのダメージを相手に与える優れた能力は、視点を変えれば、与えてしまう劣った能力とも言えてしまうという事。個々の能力に差があるのは当然ですから、優劣といった分別を働かせず、そのまま「10％upのダメージを与える」という情報で自己内保存しておきたいと思ってます。

結果として全てが「平凡」とみなせるようになるんじゃないかなと、あくまでも個人的認識方法に過ぎません。

そして、例えば自らを優れていると思いこむ事は、自己肯定感を伴い良い効果を生み出す可能性のある反面、コンプレックスと表裏一体の同じカテゴリーに属すると思いますので過ぎると病むこともあるかと考えますから、やはり程々がいいのかなあと。自我が他者によって形成されるのであれば、他者からの崇拝を要求するようになり、それは自他とも大変ですから。

文章力無くてすみませんでした。

過ぎたるは

やっぱし平々凡々が一番じゃないですかと言ったら、何スカしてんだ、優秀な方がいいに決まってるじゃねえかと怒られちゃいました。

どこにでも優秀な方はいるもので先日チラ見したネットによると、優秀なSEがご自身の業務のプログラムを書き換えてご自身の業務の大幅な効率化を達成したそうで。が、他者との連携に問題があり全体的な効率は低下したとか。当に過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

「それだけ優秀な方なら、全体のシステムの見直し担当にしたらいいじゃないの」との声。そう単純でもないのが組織や世の中でして、まず担当上司等に了解がもらえなければ意味ないのです。その為に公明正大なスキのない理で説明しても、必ず了解してもらえるとは限りません。その他様々な要因が絡まっているのが組織ですし、相手の内容理解度や前向き度、果ては進言した者への好感度ややっかみ、プライドなんかにも左右されちゃうもんですから。

「出る杭は打つ、だから日本はダメなんだ！」とお客様。反面互換性が利くシステムとしては有能だと思いますが。

能力を認めてもらえる組織へ移動するのも一つの手ですが、プログラムの天才がいるように有能なリーダー、交渉の天才やコミュニケーションの天才、癒しの天才なんかもいますので、あまり近視眼的にならずチームを組んでみるのもいいかも。メンドクサイですけど。

ボクはやっぱり平平凡凡がいいかなあと。

噓松

最近は余り見なくなったのですが、一時期ネットでホラー体験談なんかを読んでいるとコメントでよくあったのが「噓松」。

「え～うそぉ～」という昔ながらの定型的脊髄反射的返しのことを、最近はこういうのかとオジサンは思っていたのですが、どうも本気で否定してかかっているようで、当時のエピデンスブームと相まって奇妙な感覚に陥ってました。

ひょっとして、現実とは実体のあるものだけでできていると思ってる？（違ってたらごめんなさい）

物質や物理法則、化学変化といった「この際」実体のあるものと、お金や国家、法律、道徳、愛や夢などの「実体のない」虚構とが渾然一体としているのが現実であるのはごく普通のことであります。作り話かどうかは詰る所本人にしかわからないわけで、本人がそう思っていれば本人にとってはそれが真実。本気で否定しにかかるのは傍から観て中々の野暮っぷりだなあと。

四角四面が悪いわけではないですが世の中にそれが蔓延するようだと、それは秩序を欲するみんなの不安が大きくなってるバロメーターではないのかとも思います。

桃の花は見てませんけど

奥さんと3女が玄関とリビングに1セットづつ雛人形飾ってました。


あきれるほど寒いんですが、もうそんな季節なんですね。
そうそう、新しく入った「ブラジルさくらブルボン」。柔らかでほのかな甘酸っぱさのある桜をイメージさせるコーヒーです。
春遠からじ。250g1650円他。