「ピカソが素晴らしいのはそのデッサン力であって、キュビズム以降の作品には魅力を感じないね」というお客様。ふといち早くラファエル前派を見出したもののホイッスラーの作品を酷評したラスキンを思い出させました。ご感想でありますので成程と承りました。
青、バラの時代を経てキュビズムの出発点とも思われる「アヴィニョンの娘たち」(タイトル図抜粋)。素体を一旦分解し、意味付け、抽象化など行った後、「自己基準」によって再構築させる。基本的に自我というフィルターを通してのみ、世界を認識する僕らの生き方と同じであると思っています。
故にこの世は物語であるとも。
ドラえもんの秘密道具にでもありそうですが、そんなもんに頼らなくても、人類すべてが既に絶え間なく使っている現象です。
青、バラの時代を経てキュビズムの出発点とも思われる「アヴィニョンの娘たち」(タイトル図抜粋)。素体を一旦分解し、意味付け、抽象化など行った後、「自己基準」によって再構築させる。基本的に自我というフィルターを通してのみ、世界を認識する僕らの生き方と同じであると思っています。
故にこの世は物語であるとも。
ドラえもんの秘密道具にでもありそうですが、そんなもんに頼らなくても、人類すべてが既に絶え間なく使っている現象です。