昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

ウクライナ緊張と粒子

2022-02-15 09:25:30 | 日記
たしか昨年理研等が行った二重スリット新実験において、観測時における測定の光子等の影響を根拠に観察が結果に影響を与えるという推論を否定する見解を一掃する結果が暗示されたと思います。これは粒子に留まらず、人(思考)にも当てはまるものであると考えています。ドブロイ波とかを持ち出すと突っ込みどころが増えますので象徴主義的コレスポンダンスな個人的考えであるとします。

ロシアによるウクライナ侵攻の可能性が下がりません。NATOの脅威、歴史的な関係性、ウクライナ内の親露派の援護等大義名分を語ります。一方欧米もウクライナ併合を許した場合の弊害(他大国の侵攻を否定しづらくなるとか)を考えれば後には引けないところ。どちらにも重要要件には間違いないのですが、結局のところ個の立場から見た物語に過ぎません。そもそも領土も国家も人の間だけで決めた虚構にすぎないからですが、繰り返しますが重要です。

計画経済も目標も悲願も、あくまで個(粒子)側視点のみの話であり、建前抜きのヒトの基本、凡そすべての事象に関するアプローチはこれで、その半身である波(集合)は全くと言っていいほど考慮されません。それではいつまで経っても物理的最大強者の最大優位性という現況の本音部分の解消には至らないでしょう。

分別という他者と自己を発生させる行為(観察)が、個(粒子)を生み出すと考えます。勿論間違ってはいないのですが、同時に集合体であることも考えていれば、自ずと異なる展開を見せる気がするのですけど。

蛇足ですが、3次元の物体に異なる方向から光を当てれば、異なった2次元の影ができるようことなのかもとか思ったりします。