E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

テラビシアにかける橋

2008-02-25 00:38:41 | 映画宝話

テラビシアとは空想の王国のこと。ここで過ごした男の子と女の子のせつない物語です。アメリカ児童文学者のキャサリン・パターソンが1976年、息子が幼くして、親友(8歳の女の子)の死に直面し、悲しみと向き合うために執筆した作品と言われています。
この映画を観てきました。こういう空想の世界を描く作品は大好きで、『ナルニア国物語』なども観ました。
この『テラビシアにけける橋』を観て思ったのは、こどもたちには本当にファンタジーの世界が必要なんだということでした。現実に起きている様々なできごとは、この世界に入り込むことによって癒され、また日常の生活の中では、それが勇気となり、成長していけるのだと思います。それがごく自然に描かれていて、悲しくて切ないけれど、すてきな内容に仕上がっています。
もしチャンスがあれば、観て欲しいなと思います。   (M.H)


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