E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

最近みたもの2

2010-07-29 15:23:36 | 映画宝話
TTTさんが映画鑑賞の女王ですね・・・と書いてくださいましたが、
実は、最近の鑑賞回数は、実はもっとあるんです。

ブログに載せられないだけで、今月に入ってから、一昨日までで、

告白
踊る大走査線
必死剣鳥刺し
借りぐらしのアリエッティ
シュアリー・サムディ
ケンタとジュンちゃんとカヨちゃんの国
オーケストラ

を観ました~~^^この数にびっくりでしょう・・・(笑)

ざっと感想を・・・・・・・・・

告白
実は、原作は読んでいないんです。
映像が先です。いつか読みたいと思っています。
本もすごく話題になっていましたね。
長男は、本を読んだから映画はいいかな・・・と言ってました。

私が気になったのは、中島哲也監督です。
映画「下妻物語」「嫌われ松子の一生」で、
魅力ある映像を作り出す人であることは、知っていました。
私は、映画「パコと魔法の絵本」で映像は初めて観ましたが、
素晴らしかったです。
映像の作りこみ度合いが半端じゃないなって。

今回は、全体的にグレーやブルーグレーを基調とした映像で、
今までのカラフルな色彩とは、ガラっと印象を変えてきました。
言われなければ、中島哲也監督とちょっとわからなかったかも・・・

話の内容は、ネタばれになるので、やめておきます。
KY教師の岡田将生くんが、実はそうでもなかったというところが
少し救いになっていたとは思いました。
後味がいい映画ではありませんが、考えさせられる映画です。

☆☆☆★★

踊る大走査線
これは、言わずと知れたあのシリーズです。
スピンオフではなく、織田裕二が出てくるだけで、戻ってきた~~て感じがします。

私のお目当ては、小栗旬君ですが・・・
抑えた演技が凄く良かったです。
私は、彼の声が好きです!!!

文句なしのエンターテイメントだなあと・・・
笑いのツボも至るところにちりばめられていて、
シリーズの好きな人には、たまらない映画だと思います。
ただ、何かを考えさせられる映画ではありません。
スカッと、爽快感だけの映画だと言ってしまえば、そうなのかも。

☆☆☆☆★

必死剣鳥刺し

豊川悦司の最後の15分くらいの殺陣シーンは圧巻です。
そして、この映画のタイトルの意味がすごくよくわかります!

藤沢周平作品シリーズですね。
一番最初が「たそがれ清部衛」で
「隠し剣 鬼の爪」
「蝉しぐれ」
「武士の一分」
「山桜」
「花のあと」
そして今回の「必死剣鳥刺し」です。
「花のあと」以外は、全部観てます。
この中では、「隠し剣鬼の爪」が好きかな・・・

どれも下級武士を主人公に理不尽な圧力と戦う剣豪を描いた作品ですね。
特に、藤沢周平が好き・・・というわけではありませんが、
時代劇ってなんとなく好きなんです。

今回の映画が一番、地味な映画かな?

借りぐらしのアリエッティ

これは皆さんご覧になるでしょうから・・・
ただ、私としては、ちょっと期待はずれだったかも。
これだったら、原作を読むほうがいいかなというのが、
率直な感想です。
私は、断然「ポニョ」のほうが面白かったと思いますが?

☆☆☆★★

ケンタとジュンちゃんとカヨちゃんの国

底辺に生きる日本の若者を描いた作品です。
この3人の演技と演出は凄いと思いましたが、
告白より、後味が悪いです。
最近、若者の貧困層を描いた
アメリカの「プレシャス」韓国の「息もできない」を観ましたが、
この2つの作品には何かしらの光が射しますが、
「ケンタと・・・」には、全く希望が持てないところに、息苦しさを感じました。
安東サクラの演技が、最高です!!
あんなに「ブス!」と言われ続けて、なんか気の毒になってしまいましたが・・・

☆☆☆★★

N.N

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1 コメント

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アリエッティ (M.H)
2010-07-30 00:43:10
娘と観にいきました。
小学生の頃「床下の小人たち」が大好きで、何度も読みました。
人形遊びを空想の世界でしているような感覚が好きでした。
映画もよかったと思います。
物語としては、短く感じました。
最近のジブリ作品は観ていなかったので、久しぶりに好きなタイプの作品を観られて安心しました。
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