E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

私を刺激した東京での一日

2010-05-26 19:21:51 | exciting(感動したことなど)

先週、ある市の広報で、
50歳以上の女性学級講座・40名募集したら
60歳から70歳代の方たちまで、定員以上の応募があり、
市の担当職員の方々が喜んでおられました。
一年間の有料講座です。

1回目と2回目は私の担当で1回目のテーマは

「世界30カ国の女性に出会って・・・」「決めた! これからの私」

という難しい講座でした。

しかし私の心配は吹っ飛んでしまいました。
皆さん勉強したいと集まっていらっしゃるので、
楽しくって、笑ってばかりいて、笑顔が爆発しました。
それに乗ったかのように、初対面なのに6名の方々が
ご自分の事をあけっぴろげに話してくださって、
お一人の方については親友にでもなかなか言われないような苦労話を
しゃべっていただき、みんなで感動しました。
私も含めた参加者は、自分に置きかえ、とてもいい勉強になりました。

市の担当の方からの私への最大の注文は、受講者の仲間作りです。
それと、一年間休まず受講するように意識改革をすることです。
気が引き締まります。

皆さんの行きたい国は、スペイン・イタリア・スイス・オランダ・フランス・アメリカ・ドイツ・・・など欧米諸国でした。
そこで、外国人が大好きで(日本人はあまり得意ではありませんが)
気軽に行われているパーティーの手法をとりました。

これが功を奏して話させてしまったようで
2回目を楽しみにしておられます。
昔の知り合いが偶然参加してくださっていましたので
2回目が楽しみというお電話をくださいました。
2回目は「国民読書年・本との一期一会」です。

前回よりも大笑いできる工夫をしたいと、自分自身にプレッシャーを
かけている私は、頭の痛い話ですが、・・・。

ここで乗り越えられたら、私に力がつくと思って真剣に取り組んでいます。

昨日も、教養を高めるために東京に行きました。
ある講演会と懇親会に参加してきました。

お話された先生が、政府のトップクラスにかかわっておられた方で、
今は東京大学公共政策大学院教授をされているS先生です。

お若い時に、ケンブリッジ大学に留学されたりして数か月前まで政府のトップとしてリーマンショックから日本の国をどう救おうかと政策をお立てになったお方なので、
講演内容はかなり高度なものでしたが、こういう授業を受けて知的探究心を全開している東京大学の学生が羨ましくなりました。
東大の若者よ・・・。教授に負けないように日本のために頑張ってほしい。

経済問題はかなり難解でしたが、家計簿をしっかりつけていない私にもわかるように噛み砕いてお話しくださいました。

最後にまとめられたのは、「4つのチャレンジ」を・・・でした。

①グローバル化。
 中国や韓国などアジアの成長力を取り込みながら日本の発展をしていく  ことが大事。発展途上国と伍していくことは大変苦労がいることだが、不愉快なことを前向きにとらえよう。
 (これはインドで私も感じました。E表現の今年度のアジア関連企画に重要です)
②~④は省略

そして、今後の日本に最重要な事は

「ほめる文化の構築」です。

共感しました。島国日本には昔から「ひがみの文化」があって、
出る杭を打つということわざもあります。
今年度のE表現研究所の企画のE-光プロジェクトの方向性と同じで私は安心しました。

懇親会では、もっともっと先生のお話を聞きたかったですが時間がないので新幹線に飛び乗りました。
E表現の発足当時所員だった児童英語のKさんと同じ車両でした。懐かしくって、E表現の中○屋でのアンデルセン・パーティを思い出し、二人で同窓会をした気分です。

刺激的な東京での貴重な一日でした。

TTT