いよいよ「鈴鹿8耐2016」が今日から始まる。。。
FIM世界耐久選手権の1戦でもある「鈴鹿8耐」、13年ぶりに参戦する彼は「大きな名誉」と表現する。
そして、「勝つために日本へ来た」と言い切る。
昨年はストーナーがライディング中にありえないマシントラブルからリタイヤとなった「#634 MuSaShi RT HARC PRO」。
2013,2014と勝って来たホンダファクトリー体制のチーム。
そのマシンにmotoGPとWSBK両方で優勝経験を持つライダーが跨る。
但し、同じホンダ機(CBR1000RR)とはいえ、WSBKで彼が跨るホンダ機とは違う。
チームはオーリンズとニッシンにパッケージに変更を加えては来ているが第一、WSBKのピレリタイヤと8耐でのBSタイヤとでは
全く違うマシンと言っていい。
増してや、SBK界では最新のドゥカティ機やカワサキ機に比べ苦戦する、今やクラッシクモデルとまで言われる「CBR1000RR」。
果たして、全日本ロードレースでも好調なヤマハYZF-R1やヨシムラスズキGSX-R1000 に対抗できるのか・・・。
正直、マシン性能的には厳しいものがある「#634」。
しかし、彼にはやり残したことがある。
13年前、僅か2周で他のマシンが吹き溢したオイルにのって転倒し、鈴鹿を終えてしまったという
その続きが・・・。
丁度、鈴鹿で35歳の誕生日を迎えるニッキー・ヘイデン。
チームカラーのDAINESE製レーシングスーツが揃ったところで無事のチェッカーを願う。。。
ここ数年観客動員も少しづつ上昇傾向にあり嬉しい限り。
昔のようにGPライダーがゴロゴロ参戦はないにしても
去年のワークス(敢えてこう呼ぶw)ヤマハの二人や
ストーナー参戦などの効果も間違いなくあったはず。
2016の注目の一つ、#69の参戦
土花吉さんも書かれているように過去の参戦では悔しい思いしかないであろうこのレースにかける意気込みは
応援するしかないでしょう^^
もちろん強いチームが勝つのじゃなく
勝ったチームが強い「8耐」
去年のKC、一昨年のシュワンツ(青木)を始め
過去に何度「優勝間違いなし」が消えていったことか。。
さてさて、、ナイスガイはどんなドラマになるのでしょうね^^
※今年も現地の予定が急変して断念(至極残念)のちゃおでした
やっぱ昨年のストーナー以上に注目してしまうヘイデン。
今日の特別走行一発目ではヤマハに次いで2番手。
やっぱマシン的には厳しいんでしょうね・・・。
でも、そこは8耐。
耐久レースは我慢との戦い。焦らず走り切ること。
その点、ヘイデンはドゥカティやCRT時代に相当、我慢強くなった?(笑)
何せ、無事の完走と、そこに少しのドラマというスパイスを加え
怪我なく終えて欲しいものです。