土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW等々・・・

中山道柏原宿

2015-01-27 | 【土花亭】

先日の「佐々木文具店」さんの伊吹町を後に北国街道から、↓ の「東海道」ではなく「中山道」へ。。。


(富士山をバックにではなく伊吹山をバックに東海道新幹線)

中山道は「醒ヶ井宿」からチョイ戻り、江戸日本橋から六十番目「柏原宿」。

当時、1.5キロにも及ぶ宿場町で今でも当時の名残を残す貴重な街並み。


伊吹堂亀屋(安藤広重「木曾街道六十九次」にも描かれてます)

少し散策し、小腹が空いたところで「うどん」でも頂くことに。

柏原宿歴史館に付属する「柏」。普通の麺類屋か食堂のような店内。

その店内の長テーブルの椅子が「ウェグナー作:Yチェア-」であることに少々ビックリ(笑)

そんなYチェアーに座り頂くは、名物「やいとうどん(¥450-)」。

ここ「柏原宿」は「もぐさ」で有名な所。現在でも「もぐさ屋」が一軒現存する。(上の伊吹堂亀屋)

ゆで卵を肌にたとえ、その上に「もぐさ」ならぬ「とろろ」。そして「紅生姜」を熱い「火」に見立てる。

アイデアだけでなくお味も美味。

お腹が満たされたところで「柏原宿歴史館」を見学。大正期の書院造りの建物。

そして、ここ「柏原宿」は諸説ある「福助」の起源の内のひとつの場所。(ウィキペディアが必ずしも正しいとは限りません)

この日は「伊吹堂亀谷」が休店だったため拝めませんでしたが、店内には広重も描いた日本で最大と

言われる福助人形が残っております。

何でも、ここ亀屋に正直一途の番頭「福助」が創業時、実際に勤めていたとか。。。

家訓を守り、日ごろから裃を身に着け手には扇子。道行く人に「もぐさ」を勧め売っていたらしい。

その後、この番頭福助の噂を耳にした伏見の人形屋が、耳たぶが異様に大きな番頭福助の特徴を

人形にうつし、商いで福を呼ぶということで瞬く間に流行したとか。。。

未だにたまに店先で見かけます「福助」。

現に土花亭にも「福助」は何体か飾ってあるし、土花吉の携帯にも「福助」がぶら下がる。

 

そんな、近場でも未だまだ知らないことが沢山あることを実感した「中山道柏原宿」。

帰路の途中、R365沿いに建つ「せんねん灸」の工場を見て。

 

「柏原」の「もぐさ」に「やいと」。。。だから?。。。なるほど。。。

 

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