先日の「佐々木文具店」さんの伊吹町を後に北国街道から、↓ の「東海道」ではなく「中山道」へ。。。
(富士山をバックにではなく伊吹山をバックに東海道新幹線)
中山道は「醒ヶ井宿」からチョイ戻り、江戸日本橋から六十番目「柏原宿」。
当時、1.5キロにも及ぶ宿場町で今でも当時の名残を残す貴重な街並み。
伊吹堂亀屋(安藤広重「木曾街道六十九次」にも描かれてます)
少し散策し、小腹が空いたところで「うどん」でも頂くことに。
柏原宿歴史館に付属する「柏」。普通の麺類屋か食堂のような店内。
その店内の長テーブルの椅子が「ウェグナー作:Yチェア-」であることに少々ビックリ(笑)
そんなYチェアーに座り頂くは、名物「やいとうどん(¥450-)」。
ここ「柏原宿」は「もぐさ」で有名な所。現在でも「もぐさ屋」が一軒現存する。(上の伊吹堂亀屋)
ゆで卵を肌にたとえ、その上に「もぐさ」ならぬ「とろろ」。そして「紅生姜」を熱い「火」に見立てる。
アイデアだけでなくお味も美味。
お腹が満たされたところで「柏原宿歴史館」を見学。大正期の書院造りの建物。
そして、ここ「柏原宿」は諸説ある「福助」の起源の内のひとつの場所。(ウィキペディアが必ずしも正しいとは限りません)
この日は「伊吹堂亀谷」が休店だったため拝めませんでしたが、店内には広重も描いた日本で最大と
言われる福助人形が残っております。
何でも、ここ亀屋に正直一途の番頭「福助」が創業時、実際に勤めていたとか。。。
家訓を守り、日ごろから裃を身に着け手には扇子。道行く人に「もぐさ」を勧め売っていたらしい。
その後、この番頭福助の噂を耳にした伏見の人形屋が、耳たぶが異様に大きな番頭福助の特徴を
人形にうつし、商いで福を呼ぶということで瞬く間に流行したとか。。。
未だにたまに店先で見かけます「福助」。
現に土花亭にも「福助」は何体か飾ってあるし、土花吉の携帯にも「福助」がぶら下がる。
そんな、近場でも未だまだ知らないことが沢山あることを実感した「中山道柏原宿」。
帰路の途中、R365沿いに建つ「せんねん灸」の工場を見て。
「柏原」の「もぐさ」に「やいと」。。。だから?。。。なるほど。。。
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