土花吉の妻の友人から「壊れたBOSEを引き取ってくれないか」ということで「腐ってもBOSE」なので
「一応、頂こうかしら?」ってことで、土花吉が留守の時に土花吉の妻に受け取ってもらうことに。
「一応、症状を聞いといて」と伝え、帰宅後に拝見。
なんでも「CDのトレイが出て来なくなり中にCDも入ったまま二進も三進も行かなくなった」とのこと。
このBOSEは「アメリカンサウンドシステム」とかいうヤツで発売当時、例にもれず結構なお値段してたんだろうなぁ~・・・
っと思いながらも早速、初診へ。。。
CDデッキを振ってみると、なるほど中でガシャガシャCDが入ったままの状態で、取り敢えずは
CDを出して上げようとケースを外す。
無事にCDを救出後、イジェクトボタンを押すもモーターの異音と共にやはりトレイが動かない状態。
CDトレイのユニットを取り出すと直ぐに原因は判明。
よくあるベルトの劣化。。。ベルトは伸び切ったパンツのゴム状態でこりゃ~ダメだわと外してしまう。
ベルトが無い状態でモーターを診てみると、可動はするものの異音が。
荒業でガンオイルを少し吹き付けてみるとあっけなく異音は解消される。
次にベルトの代わりに輪ゴムを代用して実験してみると難なく可動することが分かる。
但し、長すぎる輪ゴムを二重に巻くため直ぐにプーリーから脱落。
何処かに短めの輪ゴムが無いかと捜すも通常の#18しかなく、100均へ#12か#14を買い求めに行く。
しかし、#16と#18しか売ってなくて撃沈・・・。
再度、家の中を捜すと何用だったか失念した黒いゴムベルトが1本出て来る。
未だ張力があるため、それを裏技で短く加工し取り外したトレイユニットに装着。
そして、ユニットを装着し裸の状態で動作確認と音出し確認。
「ええですねぃ♪」。。。試聴に使った救出したクラッシックCDのせいもあるのですが、音響にあまり興味のない
土花吉でもその違いが分かるほどの。
鍵盤が見えて来そうなピアノが奏でる3曲目のショパンの「別れの曲」を聴きながら思う
「持ち主から別れては来たけど、わたくし土花吉が大切にしますよ。BOSEくん」
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