案の定、プーチンに良い様にされたアベシ。よく「私の世代で終止符をうつ」などと云えたものですね。国民から掠め取るか、将来の世代に借金を背負わすかしてかき集めた金をばら撒くしか能のないアベシ・・・世界の笑いものなっていることも気づかず、政をしているつもりのアベシ・・・今回も何とかなると考えていたとしたら、並みの世間知らずどころではない! もし一発勝負に賭けていたとするならば、勝負そのものが見えていないど素人! このレベルの人間が組織のトップならば、自民党の力は知れたもの・・・日本丸の沈没は時間の問題だろうけど、せめて未来に夢の持てる政治家に船頭を任せたいものですね。
以下、日刊ゲンダイより転載します。
北方領土献上も同然 ロシア報道が伝えた安倍首相の裏切り
2016年12月16日
これでは「進展」どころか、大きな「敗北」だ。安倍首相は15日夜の日ロ首脳会談後の会見で、北方4島での共同経済活動についても「率直かつ突っ込んだ議論を行うことができた」と胸を張ったが、気がかりなのは会談終了直後に、すぐさま配信されたロシア国営「タス通信」の報道だ。
小人数の会談に出席したロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)のコメントとして、「両首脳は北方領土での共同経済活動の協議開始に向けた共同声明の内容で合意した」と伝えた。 問題は具体的な合意の中身で、ウシャコフ補佐官が「共同経済活動はロシアの法律だけに基づいて行われる」と強調したことだ。
■「自国の法律の下で」
安倍首相はプーチンに北方領土を献上したも同然である。ロシアの法律の下での活動合意は「不法占拠された北方領土の主権回復」という原則が崩れ、ロシアの主権を認めることに他ならないからだ。
そのため、以前からロシア側に信頼醸成に有効だと共同経済活動を提案されても、日本政府は突っぱねてきた。今回の会談前も「わが国の(固有の領土という)法的立場を害さないことが前提条件だ」(菅官房長官)と警戒していたはずだ。
「返還交渉が1ミリも動かず、主権を認める形で共同経済活動に合意すれば、安倍首相は散々北方領土に肩入れして、日本に帰属権がないことを確定させることになります」(元外交官の天木直人氏)
まさか、こんな形で安倍首相は「私の世代で終止符を打つ」のか……。