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祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

国家公務員の退職金

2011-10-20 00:14:18 | 社会・経済・政治

国家公務員の退職金

(2011年10月20日)

晩秋

J-CASTニュースに「公務員は退職金も高すぎるぞ」というのが報道されていました。
内容を見ていると凄いですね!!  やっぱり役人天国だー・・・・・・
人事院は、民間との差がないように調査し修正案を出しているはずだが、誤魔化しの数字だらけ??
その内容は、民間企業(20年以上勤務)の「退職金+企業年金」の合計金額が2980万円です。
そして、国家公務員の「退職手当+職務加算」の合計金額が2960万円  なので
民間人と国家公務員の退職給付は同水準」と主張しているそうです。

しかし、問題点が2つあり、その1つは内容の問題です。
上記のうち、退職金のみを比較すると、民間の退職一時金は 1445万円で、国家公務員の退職手当は 2740万円です。
小学生でも分かる算数ですね。 そうです、差し引き1395万円も多いのです????
もう、無茶苦茶の世界ですね・・・

問題点のその2は、調査対象がきわめて歪です。人事院の調査対象の民間会社は、50人以上いる事業所に限定しているそうです。
総務省統計局の平成18年度の資料によると、50人以上の企業は、153,920社あります。しかし、日本の全企業数は、5,911,038社ですので、企業数でいえば2.6%にすぎません。また、従業員数でみれば、50人以上の民間企業は、約19,772千人で、民間企業の総従業員数は約54,184千人ですので、その比率は36.5%です。

ということは、対象外の63.5%の労働者(34,412千人)は、一般国民とは見られていないことになりますね????
あははは・・・虫けらみたいなもんですか???ひどい扱いですね・・・・
また対象の中には、今まで国の税金で運営され、その後民営化した企業も当然入っているわけですから、集計の意図は見え見えですね・・・ところで、その63.5%の人たちは、退職金なんかもらっているんでしょうか?・・・・ほとんどは、もらえていないんでしょうね。・・・だから、平均退職金が減るので、外してしまったのかな?????????????ほんとデタラメ・・・

また、朝日新聞の世論調査で、復興増税案賛成40%、反対49%の中には、増税するなら「国家公務員の人件費を、大幅に減らすべきだ」に賛成の人が75%、反対の人が17%と出ていました。さらに、「増税の前提として、国会議員の人数や報酬を減らすべき」との意見に賛成の人は、91%にも上るそうです。

こうしてみると、10月16日付で書いた「平均年収」の集計のように、一般国民の80%の人たちの数字を使うのが、一番無難みたいですね。さらに、国から分離した元国家公務員たちの分も、集計から外さないと、本当の国民の実態に近づきませんね・・・
この他に、公務員宿舎ですか?  あー、役人天国だー


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