日本の文化

2007年11月02日 | Weblog
日本にはすばらしい文化があります。それも、東京から離れたところに今も息づいていて、訪れる人に忘れていたものを思い起こさせます。
庭の造り方一つでも、日本固有の文化を感じさせます。
先日、大正6年につくられた「岩崎別荘」、戦後は起雲閣という旅館となり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、武田泰淳、三島由紀夫など、文人になじみが深い「起雲閣」に寄ってきました。
このような庭園を眺めながら執筆するのであれば、筆もはかどるだろうし、いいアイディアも浮かぶだろうに。残念ながら、私がふだん使っている書斎兼応接間では殺風景で、何もいいものは出てこないのも無理がない・・などと感心しながら庭園を眺めていました。まぁ、単なる言い訳ですが。
ともかく、お寺でも今、私の自坊はコンクリート造りだし、すべてがそうです。この流れは何とかならないものか、文化の日を迎えるにつけ、ちょっと考えさせられます。
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