本山お初灯明料 奉納式を終えて

2013年01月27日 | Weblog

1月24日、私は初めて本山・宥清寺の御宝前で、初灯明料の奉納式に出させていただきました。

前の日から、朝参詣に遅れないよう緊張しながら寝ました。

何とか朝6時に本山に着き、6時半からの朝参詣開始まで待ちました。

法衣に着替えて、庫裡の間で講有、山内日開上人のご出仕をお待ちしました。

6時15分頃にはご法宅から庫裡にお出ましになり、ご挨拶。

やがて、教務全員がそろって本堂に昇堂。

おかしい。

昔々、もう40年近く前になりますが、その頃は学生で毎朝、出仕して「本山朝参詣のすべて」をわかっていたはずが全然、もう外国人みたい。

本堂に出仕するだけなのに、まったく要領が分かりません。

「そりゃそうだな、浦島太郎みたいなもの」と思いました。

7時からの御法門前に奉納式です。

本堂内陣前の御法門台の向こう側に講有上人。その右に本山の事務局長。

私と財務局長の西村氏が御法門台のこちら側に立ち、用意してあった奉納書を読み上げるのです。

それが終わると、本山事務局長が「請け書」を読まれ、あっという間に終わり。

厳粛な雰囲気の中、僅かな時間であっけない感じでしたが、無事に終了しました。

ご奉公が終わりホッとしましたが、残念なことは第一回目は4億円を下回り、昨年よりやや少なかったこと。

アベノミクスとかで、株価は上がっているようですが、まだまだ不況感が一般には漂っているみたいで、その中ではまあまあかもしれませんが申し訳ない気持ちです。

幸い自坊の奉納額は前年を上回り一安心。

まず、全国の寺院教会の方々に浄財奉納の御礼を申しあげなくてはなりませんが、何とか巻き返してほしいと思っています。

中には、結構大きなお寺で、さかんに活動して力があるのに、初灯明料はずっと小規模のお寺より少ないところがあると指摘されました。

本山中心だと御法門等で聴聞されたり周りに言っているのに、実際はまったく口と裏腹では御宝前に申し訳ないのではないでしょうか。

今年からは改良をはからなくてはならないですね。

 

 

 

 

 

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