最近は通院でよく通る橋。
小津安二郎作品の中でも最も暗く重いと評される「風の中の牝雞」でも映されている...あぁそうか!確かに!
困窮に陥った妻が子供の治療費を賄うため、やむなく身を売ったあいまい宿を復員した夫が訪れ、そこで出会った若い女としばし語り合う印象的なシーンです。
勝鬨橋だと判ってみると、開閉する真ん中に人物を配する構図は見事で、その意味合いが改めて伝わってきた気持ちになりましたね。
復員兵の夫役・佐野周二さんの背景には常に橋を映し込んでいる...おそらく生死の境をくぐり抜け、やっと辿り着いたものの、酷い現実に直面して別の意味で生死の境目に立たされている感じがヒシヒシと伝わる見事な構図です。
...と、このブログを書いていたら、いきなり「東京物語」のテーマ曲が聞こえてきた...えっ?なんで??
今、カミサンがTVでオリンピック閉会式の中継を見ているのですが、国旗入場で使われていた...!
そうか...東京つながりでか...。
あ〜なんて安易なセレクションだ!
東京が付いてるし、世界的にも有名だからコレで良いんじゃね?と上辺だけ体裁を整え、やっつけで決められた感がハンパない!
自国の文化をどこまで汚すつもりなんだよ!
最初から最後までセンスの欠けらもない、文化的にも本当に酷い大会になっちゃいましたねヽ(`Д´)ノ
小津安二郎作品の中でも最も暗く重いと評される「風の中の牝雞」でも映されている...あぁそうか!確かに!
困窮に陥った妻が子供の治療費を賄うため、やむなく身を売ったあいまい宿を復員した夫が訪れ、そこで出会った若い女としばし語り合う印象的なシーンです。
勝鬨橋だと判ってみると、開閉する真ん中に人物を配する構図は見事で、その意味合いが改めて伝わってきた気持ちになりましたね。
復員兵の夫役・佐野周二さんの背景には常に橋を映し込んでいる...おそらく生死の境をくぐり抜け、やっと辿り着いたものの、酷い現実に直面して別の意味で生死の境目に立たされている感じがヒシヒシと伝わる見事な構図です。
...と、このブログを書いていたら、いきなり「東京物語」のテーマ曲が聞こえてきた...えっ?なんで??
今、カミサンがTVでオリンピック閉会式の中継を見ているのですが、国旗入場で使われていた...!
そうか...東京つながりでか...。
あ〜なんて安易なセレクションだ!
東京が付いてるし、世界的にも有名だからコレで良いんじゃね?と上辺だけ体裁を整え、やっつけで決められた感がハンパない!
自国の文化をどこまで汚すつもりなんだよ!
最初から最後までセンスの欠けらもない、文化的にも本当に酷い大会になっちゃいましたねヽ(`Д´)ノ