どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

君たちはどう生きるか、鑑賞

2023年07月14日 17時30分00秒 | 映画
ネットとかでネタバレっぽい事は見聞きしたくなかったので、ほぼ最速上映でサッサと観てきた。

TOHOシネマズららぽーと冨士見、DOLBY ATMOS だ。

初日だし、平日朝だし、内容もわからずなので、年齢高めで往年のファンって感じの人が多い感じ。

郊外にしては客入りは良い感じだったんじゃないかな?

で...内容については...触れないでおこう。

2時間タップリ、飽きずに楽しめることはできた。

なにしろどんな作品なのか全くわからないままだったので、冒頭からエンディングまで新鮮な気持ちで観ることはできた。

こんな感覚で観るのは久しぶりなのかもしれない。

相変わらずアニメーションとしてのクオリティは凄まじいし、動きの精緻さ、描き込みの多さも、10年のギャップは感じさせない。

まぁでも...自分の好みな方向では無かったかなぁ...。

あ、そうそう...食いものとそれを食べる描写は改めて上手いなぁと思えた。

シチュウとか、バター・ジャムがタップリのパンを齧りつく...誰もが想像しやすくツボを抑えた描写力!

朝イチなにも食べないで鑑賞していたので、余計に響いたのかもしれないけどね(^_^;

現時点での鑑賞後感としてはお腹いっぱいな感じで、2回3回と繰り返し観たいという気持ちはないかな。

難解みたいな感想もチラホラ見かけたが、特にそうは思わなかった。

わかりやすい方じゃないかな。

でもちょっと不満なのは、あの時代を描いているのに核心部分は避けて、綺麗に納めちゃってること。

高畑勲さんみたいに正面から逃げることなく清濁を描ききれず、逃げているようにみえてしまう。

「風立ちぬ」も同じように感じていて、10年を経て、引退撤回までして作り上げたにしては...とどうしても思わずにはいられなかった。

因みにグッズはこの程度。

ポスター・ポストカード・クリアファイルの3種。どれもサギの度アップだ。

購入はせず。

パンフくらいは買いたいと思ったが...なんと後日になるという...(´д`)