80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

本日は小満(しょうまん)

2010年05月21日 | 季節の情報
小満は二十四節気の一つです。
余り聴いた事の無い言葉ですね。

万物が成長して一定の大きさになる頃を言うそうです。

例えば秋に蒔いた麦が成長したとか、
蚕がしっかりと桑の葉を食べ出したとかで、
ホッと一息入れる頃に相当するそうです。

やはり昔の暦は皆農耕作業の節目になっていますね。
現在の暦ではもう初夏に入って、汗を流すような時期に相当します。

拙宅の庭では今年生まれた様な小さな蜥蜴(とかげ)達が、
カッと日差しが照りつけると、
3匹、4匹と跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しています。

庭の主なのです。

うっかりすると踏んでしまいそうになる位ウロウロしています。


民主党幹部の浅慮と首相の軽薄発言

2010年05月20日 | 時事問題
沖縄普天間基地問題は、紆余曲折の挙句、
又先に自民党が日米間で合意していた元の案に戻って来ました。


然し、民主党はそっくり同じでは面子(メンツ)が立たないので、
微調整して米国と沖縄に提案するとの事。

正に大山鳴動して鼠一匹の始末となりました。
(然し、未だ社民党が県外、国外へとガタガタ言っていますね。
 与党でしかも閣内にいるのですから、反対するのはおかしいです。
 代案は具体的にあるのでしょうか? きっと米国が承諾しませんよ)

米軍基地の国外、又は沖縄からの圏外移設の公約は、
先の民主党が大勝した選挙の、
票を取る為の単なる選挙運動でしかなかったと言う事になりますね。


又、首相は「抑止力」を軽く見ていたと言います。

私の想像ですが、アメリカから
「首相は何を考えているのか? 沖縄の基地を国外などに移設したら、
 日本の防衛はどうなるのか。貧弱な国防力しか持っていない癖に・・」と
一喝されたに違いありません。

充分にアメリカの意向も確かめずに、桟橋滑走路などの思い付きでは、
忽ち米側から「No!」と言われて、すごすごと引込めざるを得なかった情けなさ。


基地問題を選挙公約に取り上げたのは、正に民主党幹部の浅慮に外なりません。
これでは政府への信頼感が地に落ちて、支持率低下も致し方のない処でしょう。

残念ながら、日本には本当に有能な政治力のある政治家が居ないですね。
派閥やら族議員ばかりが目立って、
真の政治家が育たない風土になってしまったのでしょうか?

映画「ハート・ロッカー」鑑賞

2010年05月19日 | 映画の情報
この映画は3月初めに封切られたものですが、
私が何時も観に行くマイカル・シネマでは、今週になってやっと、
一週間の緊急上映となりました。

多分各国の映画賞を取り、アカデミー賞にも9部門にノミネートされた、
名画だと言うので、急いで短期間の上映に踏み切ったのでしょうナ。

2004年のバグダッド郊外。米軍の爆弾処理隊の活躍を描いた、
セミ・ドキュメンタリー映画なのです。


準戦争映画ですから、女性は殆んど出て来ません。

ストーリーはその市街の各種エピソートを折込みながら、
生死の瀬戸際と言う最も危険な任務を遂行する兵士の有様が展開します。

一人の命(兵士)が800数十個の爆弾を処理し、最後には自爆テロの、
人間爆弾にさせられたイラク人を何とか救おうとする決死の作業を、
ハラハラドキドキさせながら描写します。

(結局これは時限に間に合わず、成功しなかったのですが・・・)

生と死のギリギリを描いています。
やはり凄惨なシーンも結構あって、反戦映画かなと思ったりしますが・・。

何れにせよ、エンターテイメントとして楽しい映画ではありません。

230~40位の座席数に2割程度の観客しか居らず、
その7割迄は白髪交じりの中高年男子の一人客でした。
(自分もその内の一人ですが・・・・)

女性客はホンの僅かで、2,3のペア客が居ましたが、
若いペアでこんな映画を観るとは、どんな気持ち(考え)なんでしょうかネ。


村上春樹著「1Q84」第3巻を読んで

2010年05月18日 | 本の情報
私は生来の遅読で、それに一度に4,5冊の本を同時に並行読みする癖があるので、
ヴォリュームのある単行本を1冊読み終えるのには結構時間が掛かります。

それでもこの第3巻は早めに読み切った方です。

余り最初からネタばらしするのも気が引けるので、
本屋で立読みしても判る程度の説明をしながら愚見を述べます。

この第3巻は当然前巻の続きですから、そのストーリーの続きとなります。
主人公、川奈天吾と青豆、それに一匹狼の探偵、牛河の3人の物語が、

3本並行して各々の思想、立場、行動を詳述しながら、
代わるがわる丁度3本の糸を別々に辿る様な形で順次進行します。

非常に詳しく説明されるので、前半はやや退屈しました。

然し、中頃からスリルとサスペンスを含んで、次第の其の3本の糸が、
撚り合されて行きます。この辺から息も継がせず読み耽る事となりました。

1Q84年の幻想(妄想?)的な世界の出来事が恰も現実の世界の様に語られます。
最後にこの3本の撚合される糸は、牛河の糸が抜けて2本になって堅く結ばれ、

現実の1984年の12月に無事帰り着いてハッピエンドとなるのですが・・・・。

幻想(空想)小説の様でもあり、恋愛小説でもあり、スリラーサスペンス小説でもあり、
各種の小説の要素を皆織り込んだ、村上春樹の畢生の大作と言えましょう。

巧く読書評を書く事が出来ません。 まあ、兎に角読んでみて下さい。

平均余命で考える

2010年05月17日 | 健康管理
平均余命とは、現在の年齢で後どの位生きているかの平均なのです。
日本男子の場合、
50才で31.21年。  60才で22.58年。
70才で14.84年。  80才で08.49年。
85才で06.13年。


私の年齢83才では詳しい記録がありませんが、大体7年強と判断されます。
(女性の場合は大体これに+5~6年長生きします)

そこで私の前立腺癌との兼ね合いになります。
癌を抱えた儘でも7年以上生きられれば平均以上ですから「御(オン)」の字です。

癌の中でも前立腺癌は一番進行が遅く、私の周りにも5年以上の癌所有者?が
結構居られます。  

しっかり睡眠を執って、しっかりと栄養のある美味しいものを食べて、
程々に身体を動かして、気楽に気持ち良く人生をエンジョイして居れば、

私の余命もその位は長持ち出来るのではないかと思うのですが・・・。
いや~、83+7=90才・・・・これはチョット無理かもね・・・・。






前立腺肥大と癌と

2010年05月16日 | シニア日記
5月2日のブログで前立腺の入院検査の様子を書きましたが、
その結果はやはり肥大症と癌があるとの事でした。
前立腺が大きくなっており、尿道を圧迫して排尿不全を起こしていました。

癌を調べるPSA値は11.7と平常の4.0より3倍も高く、
麻酔で行った針生検(針を刺して組織を採って診る)では陽性と出たのです。

早速肥大症と癌の治療に入りました。

肥大症の治療としては尿道にカテーテルを常時挿入して、
それで排尿するのです。
尿意は起こりませんから、自分で適当な時間にトイレに行き、
管の先端の栓を外して排尿します。

約1カ月経って通院の際にカテーテルを外したのですが、
残念ながら未だ自力(自然)排尿が全然出来ず、
又1カ月もの間、カテーテルをぶら下げたままの生活となりました。

それでも慣れて来ると全く気にならず、平常の状態と同じ生活行動が出来ます。
この間、排尿が楽になる薬(フリバス錠)を毎晩寝る前に1錠飲んでいます。

癌治療の方はカソデックスと言う錠剤を毎朝食後に1錠服用し、
月に1回通院してリューブリンと言う名の皮下注射を腕に1本打ちます。


これが年齢を配慮しての、手術せずに行うホルモン治療と言うものです。
時々、PSA値を調べて、治療の参考にする様です。

これらの疾病の自覚症状は全くありませんので気楽なものです。
晩酌はそのままですし、栄養を取るべく自由に好きなものを飲食しています。

(只、少し脂肪系の多いものは控えるようにはしているのですが・・・・)

原因不明のまま終息した血便

2010年05月15日 | 健康管理
5月4日に血便発見! 吃驚したなナ、もう。
連休明けに直ぐクリニックへ直行して受診。

それからがひと騒動。
6日に検尿、血液検査。肛門部の触診生検。腹部レントゲン(立位、臥位)検査。
7日に絶食して腹部エコー(超短波)検査、胃カメラ検査
11日にも絶食して大腸内視鏡、バリウム造影レントゲン検査。
立続けに各種の検査が目白押しに行われ、昨日全ての結果を聴きに行きました。

出血は4日から4日間だけで全く止まりました。
結局原因ははっきりせず、「又出血があったら直ぐに知らせなさい」と言われて、
万事収束です。

只、S字直腸の外側に憩室が沢山見つかりました。又内痔核もあるとの事。
素人判断ですが、多分それらからの出血ではないかと考えます。

何れにしても、昨日の自分の誕生日に朗報を貰いました。
夕食は焼肉で乾杯しました。

未だ未だ元気で頑張れそうです。



今日は私の誕生日

2010年05月14日 | シニア日記
本日芳齢満83才の誕生日を迎えました。正に老春真っ直中です。

私のブログのタイトルの様に「老いて益々元気ハツラツ」となれば、
結構この上無しなのですが、昨今は中々そうとも行かず。

逆に身体の上から下迄、加齢現象をまともに受けて、
まるで老化疾病のデパートになりました。

身体の老化現象を書く事は余り気が進まないのですが、
多少ともご年配の方のご参考にでもなればと、
折に触れ小出しに記事にします。

自分自身が感じる身体の状態は平常と少しも変わらず、
少し疲れ易くなったかナと思う程度で元気ですし、
まあ、毎日相変わらずアルコールで消毒?していますので・・・・。

さて、当社の生活雑貨の小売り部門では、
5月6日から9日迄4日間バーゲンセールを行いました。

狭い店舗ですが大勢のお客さんに来て頂いて、
延べ820人の購入客、税引約180万円の売上を挙げる事が出来ました。

此処にて厚くお礼を申し上げます。
どうも有難うございました。今後ともどうぞよろしく。



打のセ、投のパ?

2010年05月13日 | スポーツ情報
セパ交流戦が始まりましたね。
異質の組合せで新鮮味があって、中々興味深いです。

大雑把に言って打撃陣はセ、投手陣はパと言う事になりましょうか。

各チームの打率はセリーグの方が良い様ですし、
投手力は、ダルビッシュ、湧井、岩隈、田中将等
揃っているパリーグの方が良さそう。

然し思うように行かないのも、勝負の面白さです。
暫くは夜のテレビ観戦で、気分良く楽しみたいものです。

昼間に溜まったストレスを解消し、心の癒しを得る為に・・・・。
然し贔屓のチームが負けると、がっかり落ち込みますがネ。


大腸内視鏡検査とバリウム検査

2010年05月12日 | 健康管理
衣類をすっかり脱いでクリニック提供の
後ろに開き口のあるトランクスと検査着に着かえて待つ事暫し・・・、
まず血圧測定から始った後・・、

ベッドに横になって後ろから管を挿入し、空気を入れて
大腸を膨らますのですが、その空気圧の苦しい事・・・。

お腹がパンクしそうで思わず「痛テテテ・・」と
身体が弓なりになる始末です。

医師から「リラックスして」と言われるがとても出来ません。
全身がカチカチになって冷や汗も出て来ます。
お腹に空気が入ってパンパンになります。

そこで余りに苦しがるものですから右側の直腸の途中で、10分程で
この検査は終りになりました。それから奥は別の検査をすると言うのです。

其処までは※憩室が少しあるだけで、
腸内部のポリープ無く、出血の原因はわかりません。

別の検査とは、ヨード造影剤によるレントゲンかなと思っていたのですが、
バリウムを挿入してのレントゲン検査です。これは又かなりの辛さです。

台の上に横になった処で、後ろから又バリウムの挿入です。
助手の看護師の人が身体を右に左にうつ伏せにごろごろと、
まるで丸太でも転がす様に、矢継ぎ早に動かします。

これでバリウムを腸内に満遍なく行き渡らせて映像を取るのでしょう。
この間約15分位でしたか、あっち向け、こっち向けでやっと検査が終わりました。

ア~~、やれやれです。大腸検査はホントに辛いものですナ。
検査結果は後日判明です。

(※=憩室=腸の外側に出来たポリープ)